最近、日本でも再びベーシックインカムが注目されている。諸外国では、イタリアは、2019年4 月、スペインでは2020年6月より導入され、フランス、ドイツでも導入が検討されている。
日本国内でもコロナ禍の経済的対策として、2020年に特定給付金として、現金10万円が全国民に給付された。その後、継続して低所得者層や子育て世代を対象とした数回の現金給費が続けられている。また、近年の竹中氏の発言に始まった問題を契機として、ベーシックインカムが再び議論されている。さらに、資本主義下の地球環境の問題から、脱成長コミュニズムのコモンズとしてのベーシックインカム、ベーシックサービス、ベーシックアセットも議論され始めている。
本講座では、ベーシックインカムの基本や我が国での導入案、ベーシックインカム運動史、生活保障(=社会保障+雇用問題)や脱成長との関連を総合的に検討しながら日本での導入を検討していくことにしたい。
| 日程 | 2023年10月6日(金)開講 全5回 月1回金曜19:00 ~ 21:00 |
| 会場 | オンライン開催(zoom 使用) |
| 受講料 | 通し 一般4,000円 会員3,500円 25 歳以下2,000円 単発 一般・会員1,000円/回 25歳以下400 円/回 |
●コーディネーター:樋口 浩義(ひぐち ひろよし)
東京都生まれ。岩手県立盛岡短期大学(現岩手県立大学)専任講師、助教授をへて、水戸短期大学准教授、教授(その後退職)。公会計学に関心を持ち、政府予算管理の立場からベーシックインカム論を研究中。現在、日本ベーシックインカム学会理事長。山中鹿次との共著『ベーシックインカムを再考する―生活保障と脱成長との関連から―』(Kindle ダイレクト出版)。

プログラム(全5回)
2023年10月6日(金)第1回
ベーシックインカムとは何か
●樋口 浩義(ひぐち ひろよし)日本ベーシックインカム学会理事長
ベーシックインカムの基本的な考え方を説明し、わが国でのいくつかの導入パターンについて、財源から実現可能性を考察する。併せて、財源は税収によるべきかMMT によるべきかについても検討する。
2023年11月3日(金)第2回
ベーシックインカム井戸端会議 ―生きづらさを考える
●細谷 洋子(ほそや ようこ)さっぽろ自由学校「遊」共同代表
●俵屋 年彦(たわらや としひこ)さっぽろ自由学校「遊」理事
現在の日本社会の「生きづらさ」を考えながら、ベーシックインカムについて井戸端会議風に語り合います。
2023年12月1日(金)第3回
ベーシックインカム運動史
●山中 鹿次(やまなか しかつぐ)日本ベーシックインカム学会関西地区担当理事
我が国を中心にベーシックインカム運動の歴史について振り返る。
2024年2月2日(金)第4回
ベーシックインカムの導入と生活保障と労働問題
●山中 鹿次(やまなか しかつぐ)日本ベーシックインカム学会関西地区担当理事
ベーシックインカム導入がもたらす生活保障と労働問題への影響について検討する
2024年3月1日(金)第5回
コミュニズムのコモンズとしてのベーシックインカム
●樋口 浩義(ひぐち ひろよし)日本ベーシックインカム学会理事長
資本主義の未来としてのコミュニズムのコモンズとしてのベーシックインカムを考える。
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