発行物[有料ブックレット]

さっぽろ自由学校「遊」で配布しています。
郵送もできますので、お問い合わせ下さい。

自由学校「遊」ブックレット10
現代日本の公共性と全体主義を考える ハンナ・アレントから

著者:古賀徹
発行日:2017年6月1日 初版第1刷
発行所:NPO法人さっぽろ自由学校「遊」
A5判48ページ 定価500円+税

全体主義はいかにして生じるのか?
民主主義や人権に基づく法は全体主義の歯止めとなりうるのか?
ハンナ・アレントが提案する「複数性」という概念に沿って、公共の名のもとに行われる全体主義に抗するために「思考すること」の大切さを語る。

さっぽろ自由学校「遊」連続講座報告書
刑務所は最後のセーフティネットか?―福祉社会のあり方を考える―

発行日:2014年8月31日
発行所:NPO法人さっぽろ自由学校「遊」
B5判104ページ 定価800円+税

刑務所に収容される人の中には、障害、高齢、貧困などさまざまな困難を抱え、犯罪に至った人が少なくありません。本来、十分な福祉的支援さえあれば、そのような人たちが社会復帰を果たし、犯罪を繰り返さないで済むはずが、そうではない現実があります。

本書は連続講座の成果を広く共有し、社会の理解のすそ野が広がることを願い編集されました。初めてこの問題に触れる方にも、背景や基本的な事項からご理解いただけるように配慮しています。

自由学校「遊」ブックレット9
アイヌ民族の先住補償問題 民法学の見地から

発行日:2012年8月4日
A5判84ページ、500円+税

著者:吉田 邦彦
発行:NPO法人さっぽろ自由学校「遊」

民法学の研究者である著者は「文化振興」や「福祉」といったアプローチの域を出ない日本のアイヌ民族政策のあり方を批判的に検証しながら、民法学の見地から先住民族問題の根底には所有権剥奪・征服の問題があり、歴史的不正義に対する補償がなされなければならないと説き、具体的な事例を交えながらアイヌ民族への補償政策の見取り図を描く。現在すすめられているアイヌ政策の基本的な考え方に一石を投じる渾身の書。残部わずか。

アイヌ民族、半生を語る 貧困と不平等の解決を願って

発行日:2009年7月17日発行
A5判282ページ、本体1,500円+税
ISBN978-4-905756-48-4

著者:中村康利
発行:NPO法人さっぽろ自由学校「遊」

明治維新後、アイヌ民族は生活の基盤となっていた土地や資源を奪われ、安定した生活を営むには不十分な条件で農業に従事することと、アイヌ民族であることそれ自体を否定されて多数派に同化することを求められた。今から130年前に始まった近代化政策が、なぜ、今もアイヌ民族の生活に影響を与え続けているのか。こうした問題意識のもと、アイヌの人たちの生まれ育ちについてインタビューした。
歴史的な経緯を背景に、アイヌ民族の貧困や不平等の問題とは何か、これを解決するにはどうすればよいかという提言を試みた。

DVD もうひとつのツーリズム 先住民族エコツアーの始動

DVD/カラー/20分/2007年
定価:税込1,500円/図書館価格3,000円
企画・製作:NPO法人さっぽろ自由学校「遊」
撮影・編集:金野浩章(89creation)

この映像では、世界自然遺産に登録された知床半島で、アイヌ民族自らがガイドとなって行なわれた初めての先住民族エコツアーを紹介しています。ツアーの中では、アイヌ民族の伝統的な儀式であるカムイノミの様子や、ユーカラの語り、トンコリの演奏などのアイヌ文化が紹介されています。しかし、忘れてならないのはこうした文化は、明治期以降の北海道への植民政策やアイヌ民族に対する同化政策の中で、アイヌ民族の手から奪われてきたものを現代のアイヌ民族が自ら復活させ、また新たに創造しつつあるものであるということです。

アイヌ民族が民族として普通に生きられる環境は、いまだに整っていません。そうした中、自分たちのアイデンティティの源泉となる文化を取り戻し、そして広く伝えていこうとしている現代のアイヌ民族の姿を是非多くの皆様に知っていただきたいと思います。

自由学校「遊」ブックレット8
「どこへ行く?」 QUO VADIS(クオ・ヴァディス)?

発行日:2003年5月20日
A5判、150ページ、1,000円+税
ISBN4-906640-98-2

著者:花崎皋平
発行:NPO法人さっぽろ自由学校「遊」

99年から02年に「ゆうひろば」に連載されたコラムと講演の記録などが収められています。表紙絵も数葉のイラストも著者・花崎さんの手になるもの。
・「ゆうひろば」コラム集
・「ぼけてもいいという」価値観へ
・新ガイドラインとの闘い
・愛国心は悪党の隠れ蓑
・「静かな大地」の回復

自由学校「遊」ブックレット7
二風谷ダムを問う

発行:2001年10月1日
A5判176ページ、1000円
ISBN4-901194-18-6

著者:中村康利
発行:NPO法人さっぽろ自由学校「遊」

ダム本体はあり続けるが、「アイヌ民族は先住民族」「強制収用は違法」とし、そして確定した一審判決もまた間違いなくあり続ける。その「二風谷ダム裁判」の傍聴記を中心とした記録。目に見えるダムに諦めたり惑わされたりしないためにも必読。

自由学校「遊」ブックレット6
ゴミは地球を滅ぼすって、ホント?

発行:2000年4月2日
A5判62ページ、500円

著者:東 龍夫
発行:さっぽろ自由学校「遊」
助成:北海道環境財団

(「編者あとがき」より)「このブックレットは、さっぽろ自由学校「遊」で行われた連続講座『ゴミは地球を滅ぼすか?』(1998年1月~2月・全4回)および「私たちの身体と化学物質汚染-命の未来を守るために」(1998年10月~12月・全5回)におけえる東龍夫さんの講座内容を元に構成をあらため、編集したものです。

自由学校「遊」ブックレット1~5

ブックレット5
多文化を生きる-境界のとらえかた

発行:2000年3月10日、A5判146ページ、1000円
ISBN4-901194-13-5

ブックレット4
アイヌ民族をめぐる法の変遷-旧土人保護法から「アイヌ文化振興法」へ

発行:2000年3月1日、A5判94ページ、600円
ISBN4-901194-14-3
いわゆる「アイヌ文化振興法」が施行された直後の連続講座「歴史を彫って未来を織る」での「アイヌ民族をめぐる法の変遷」をもとにしたもの。新法制定後、アイヌ民族・先住民族への関心がむしろ≪地方化≫されているのではないかと言われてもいます。「先住民族の十年」が仕切りなおしになった今、改めて手にしたい。

自由学校「遊」ブックレット3
東アジアの平和をつくるのは誰か?-新ガイドライン関連法をめぐって

発行:1999年9月9日、A5判62ページ、600円
ISBN4-901194-11-9
99年の春に開かれたシンポジウムの記録。その年、北海道の夏はとてつもない暑さになり、そして「新ガイドライン3法」「国旗国歌法」が成立した。今またアジアからの声がビシビシ届く時、「東アジアの平和を作るのは誰か?」を繰り返し考えなくては。残部わずか。

ブックレット2
教科書の中のアイヌ民族と朝鮮

発行:1994年、残部無し

自由学校「遊」ブックレット1
フィリピン コルディリエラの民話 Cordilla Tales

発行:1992年2月29日、A5判75ページ、500円
残部わずか