長引く” 出版不況” の中、独自路線を歩む小さな出版社や地域色をもつ地方出版社への注目が年々高まっています。東京の大手出版社にはないその魅力とはなんでしょうか。これまで北海道でさまざまな書籍を生み出してきた出版関係者が、前期のPart1 に続いて、本作りの意義とその裏側を語ります。
日程 | 2023年10月27日(金)開講 全5回 月1回第四金曜18:45 ~ 20:45 |
会場 | さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A) *オンライン受講も可 |
受講料 | 通し 一般5,000円 会員4,000円 25 歳以下2,000円 単発 一般1,500円/回 会員・オンライン1,000円/回 25歳以下500 円/回 |
コーディネーター | 下郷沙季(しもごう さき) 寿郎社編集者 |
プログラム(全5回)
2023年10月27日(金)第1回
電子書籍のこれまでと取り組み方
●佐藤 香(さとう かおり)中西出版編集者
電子書籍が日本に上陸し12年。ここ数年は特に利用が活発化しています。地方から電子化に挑戦した経験をふまえ、道内での取り組みや図書館の動向の他、誰もが出版者となる可能性をもつ電子書籍についてお話しします。
2023年11月24日(金)第2回
本づくりの舞台裏―企画から出版まで
●井上 哲(いのうえ てつ)亜璃西社書籍編集者
ひと口に「本の出版」といっても、最初に原稿がある場合もあれば、著者探しから始まる場合も。そこで我が社の自社企画書籍が、映画化ならぬ“本化” されていく舞台裏を、著者とのやりとりも交えながらご紹介します。
2023年12月22日(金)第3回
新聞社の本づくり
●仮屋 志郎(かりや しろう)北海道新聞出版センター
日々のニュースを報じる新聞社で出版部門が果たす役割とは。原発問題から時代を切り取る言葉まで、深く、しつこく対象を追い続ける関口記者とともに、本というメディアにできることを考えます。
[ゲスト:関口裕士(北海道新聞記者)]
2024年1月26日(金)第4回
出版の可能性を拡げる最新技術
●竹島 正紀(たけしま まさのり)共同文化社取締役/アイワード常務取締役
企画出版、共同出版、自費出版など多岐にわたる出版形態それぞれに、著者の要望があります。本講座では、特に家族と撮った色褪せた写真を復元させる褪色復元システムなどについて紹介します。
2024年3月22日(金)第5回
道内出版の今とこれから
●本講座のPart1とPart2の講師ら
前期の内容も踏まえて座談会形式で全体を振り返ります。地域文化に欠かせない存在でありながら、地域を問わず読まれる本を作り広めていくためにはどうすればよいのか。道内出版の課題を洗い出し、忌憚なく話し合います。
参加申込
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