日本は、朝鮮半島と台湾を植民地とし、15年という長い戦争を継続しました。アジア太平洋戦争では侵略していった多くのアジアの人々や女性たちの尊厳を傷つけたまま、戦争と植民地支配の謝罪も清算も行っていません。今私たちはアジアをはじめ様々な背景を持つ人たちと共に暮らしています。しかし、朝鮮学校無償化除外や入管法改悪、徴用工問題、日本軍性奴隷制被害問題などに見られる日本政府による制度的差別、構造的な排除、社会状況は、侵略戦争と植民地支配の未精算と無関係とはいえません。関東大震災から100年、過去は今に続いています。
| 日程 | 2023年10月2日(月)開講 全5回 月1回第一月曜18:45~20:45 |
| 会場 | さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A) *オンライン受講も可 |
| 受講料 | 通し 一般5,000円 会員4,000円 25 歳以下2,000円 単発 一般1,500円/回 会員・オンライン1,000円/回 25歳以下500 円/回 |
| コーディネーター | 曺金 時江(チョキム シガン)茶門セミナー・ハンマダン、ギャラリー茶門主宰 本庄 十喜(ほんじょう とき)さっぽろ自由学校「遊」理事〈第2 回担当〉 |
プログラム(全6回)
2023年10月2日(月) 第1回
関東大震災、証言から見えてくるもの
●西崎 雅夫( にしざき まさお)一般社団法人ほうせんか理事
1982年に東京の東部で始まった、関東大震災で虐殺された朝鮮人の遺骨発掘を目的とした市民運動に当時大学生の私も参加。結局遺骨は発見できなかったものの、長年の成果として2009年に墨田区八広に追悼碑を建立。関東大震災事件については公式資料がほとんどないため、多くの民間資料を集め事件の実態を伝えようとしている。
2023年11月6日(月) 第2回
なぜ、朝鮮人が戦犯になったのか
●内海 愛子(うつみ あいこ)
(一社)新時代アジアピースアカデミ-共同代表。著書「朝鮮人BC 級戦犯の記録」(2015 年、岩波現代文庫)
「ポツダム宣言」―戦争裁判の実施。極東軍事裁判-植民地支配は審議の対象外。被告の中に元朝鮮総監や元朝鮮軍司令官がいたがー。BC 級戦犯裁判-捕虜虐待、戦時性暴力など「通常の戦争犯罪」を裁く。朝鮮人は「日本人」として裁かれ、148人が戦犯に。対日平和条約―「判決」を承認し、朝鮮人を「日本国民」として拘留し続ける。戦争裁判ー植民地支配、連合国の戦争犯罪を不問にしてきた。
2023年12月4日(月) 第3回
私にとつての天皇制
●朴 実(パク シル)在日朝鮮人2世。京都東九条CANフオーラム代表。音楽家
アボジ、オモニ渡日。両親とも全羅北道金堤郡の農村出身。日本女性との結婚問題(結婚差別)。義母の自殺未遂事件。義父の「帰化」要請。「帰化」時の「日本的氏名」強要。「10 指指紋押捺強制」民族名を取り戻す闘い。10 指指紋捺返還訴訟。京都の「君が代訴訟裁判」証人陳述と娘の作文。「大嘗祭違憲訴訟」1990 年原告団参加。京都「主基田抜穂の儀」違憲訴訟2020 年原告参加。
2024年2月5日(月) 第4回
朝鮮戦争
●金 敬黙(キム キョンモク)早稲田大学文学学術院教授・グローバルアジア研究の(平和研究)専門
朝鮮戦争は、1950 年に始まり1953 年7 月に休戦協定が結ばれた朝鮮半島で起こった戦争です。日本の戦後復興の足がかりとなり、南北分断を決定づけたこの戦争は、戦後復興だけでなく様々な面で日本も深くかかわり今に続いています。講座では、日本とのかかわりを中心に、朝鮮戦争を紐解き、アジアで世界で戦火を繰り返さない道筋を考えてみたいと思います。
2024年3月4日(月) 第5回
民族学級にかようこと、言葉と歴史を学ぶことの意味
●進行:チョキム、民族学級の保護者、他複数予定
日本に生まれ、育ち日本の社会の中でよくも悪くもどっぷりつかり。歴史やルーツの言葉を話せなくても、それでも韓国・朝鮮の国籍を持つ人たちや、国籍にかかわらずルーツを大事に考える人々は少なくない。自身のアイデンテイテイを大事に考えるとき、言葉や歴史はどんな意味をもつのか。参加の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
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