16時~/19時~の回ともに当日参加可能です。直接会場へお越しください。
2020年から3年以上続いた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、世界の医療格差の問題をまざまざと見せつけました。
「グローバル・サウス」に属する多くの途上国では、先進国で開発されたワクチンにアクセスできず、多くの人々が亡くなりました。日本国内においても、移民・難民・留学生などの在日外国人が仕事の機会を失ったり、生活や医療へのアクセスに困窮したりするなどの「いのちの格差」が生じました。その根底には、経済優先の社会構造と差別の問題があります。
負の歴史を繰り返さないために、どのようなルールづくりや市民の行動が求められるでしょう?
映画「新型コロナが映す いのちの格差」とトークセッションを通して、世界と日本の医療格差・くらしの格差を無くすための取り組みを知り、私たちに何ができるのかを共に考えます。
日程 | 2024年1月29日(月) 1回目 16時-17時 上映会(上映のみでトークセッションはありません) 2回目 19時-21時 上映会+トークセッション ※同じ作品を2回上映します(上映時間:43分) |
会場 | 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F 南側奥) |
参加費 | 無料 |
定員 | 各回30名(要事前申込) |
共催 | 「公正な医療アクセスを世界のすべての人に!」連絡会、NPO法人さっぽろ自由学校「遊」 |
トークゲスト
稲場雅紀さん:日本とアフリカの市民社会の架け橋として活動するアフリカ日本協議会(AJF)の共同代表兼国際保健プログラムディレクター。「グローバルヘルス市民社会ネットワーク」代表。日本の市民社会でグローバルヘルスに関するアドボカシー活動に長く携わる。
西 千津さん:カトリック札幌司教区職員難民移住移動者委員会担当、移住者と連帯する全国ネットワーク理事、さっぽろ自由学校「遊」理事。カトリック教会の専従職員として、技能実習生など日本に在住している外国人に関わる問題に取り組む。コロナ禍の外国人支援の経験から見えた課題を中心にお話します。
上映作品「新型コロナが映すいのちの格差」
先進国と途上国のあいだでの「いのちの格差」を生じさせてしまう医療に関わる知的財産権の問題を取り扱っています。ブラジル、インド、ベトナム、南アフリカでのコロナ対応についての現地からの報告を交えながら、製薬産業をめぐる世界的な経済システムの問題点を解説しています。今回のゲストの稲場雅紀さんも作品に登場します。
企画・監修:「公正な医療アクセスを世界のすべての人に!」連絡会
制作:NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)2023年/DVD/43分
参加申込
事前のお申込受付は終了しました。直接会場へお越しください。(2024年1月29日13:00)
- 1回目 16時-17時(受付開始15:40) 上映会
- 2回目 19時-21時(受付開始18:40) 上映会+トークセッション