2019年度講座

2019年度に開催した講座をご紹介します。

2019年度

[語学・コミュニケーション]出会う英語 ☆英語で語ろう☆ <後期>

●10月21日(月)開講 後期18回(~3/23) 
  毎週月曜19:00~20:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F501A)
●定 員 10名(最少催行5名)
●受講料 一般30,000円 会員28,500円 25歳以下24,000円
  *体験(1回のみ)1,000円
●講 師 アンドレス・パトリシアン フィリピン出身

皆様へ ~メッセージ~
Hi! Im Patrician and Im from the Philippines.
I have been teaching English as a second language here in Japan for the past 10 years and have been involved in a lot of multicultural activities both here in Japan and abroad.
Let’s enjoy speaking English as we talk about current issues happening around the world.
Levels do not matter! We can all learn from each other! Let’s improve our English skills and get ready to become a part of the global society. See you!

このクラスは、単に英語を話せるようになるための英会話教室ではありません。身近な話題を切り口に、英語で話し合い、自分の意見を英語で表す力を身に付けます。英語は、世界中の異なった文化や歴史を持つ人たちと交流するためのツールのひとつです。拙くても間違っても良いから、話してみるのが第一歩!! 英語で世界と出会いましょう。

[語学・コミュニケーション]ハングル 最初の一歩から<後期>

●10月3日(木)開講 後期18回
 毎週木曜19:00~20:20(~2020年2月)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
 (愛生舘ビル5F501Aまたは6F愛生舘サロン)
●定 員 10 名(最少催行5名)
●受講料 一般30,000円 会員28,500円 25歳以下24,000円
 *体験(1回のみ) 1,000円
●テキスト 『できる韓国語初級Ⅰ』
  (DEKIRU出版 2160円 市内書店にて購入可)
●講 師 ヨ ジヨン
  北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院

~講師からのメッセージ~
授業を通じて、言葉だけではなく、料理や音楽、映画、文学など、文化も理解することができるようにお伝えします。まずは、楽しむことが大事! ハングル、一緒に始めてみましょう。
街中ではハングルが頻繁に聞こえ、その表記もますます多くなり、見たり聴いたり食べたりと、触れる機会がとても多くなっている。そのハングルを始めてみませんか。語順がほとんど変わらず、ハングル由来の日本語やその逆もあってとても近しい。一方、文字と発音とは日本語とは大いに違っていてそれが近寄りがたくもあるけれど、その文字と発音とから始めます。

[語学・コミュニケーション]新規開講!ユニークなロシア語初級講座

●10月10日(木)開講 全12回 第二・第四木曜14:00~15:30
    10/10、24、11/14、28、12/12、26、1/9、23、2/13、27、3/12、26
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●定 員 10 名
●受講料 一般20,000円 会員18,500円 25歳以下16,000円
●講 師 小山内 道子(おさない みちこ)元北海道教育大学ロシア語非常勤講師、翻訳家

「遊」の語学講座にはロシア語がありませんでした。北海道にとって一番近い外国・ロシアを身近な隣国として認識していただきたく、ロシア語初級講座をサハリン事情、歴史を組み込みながら進めたいと思います。テキストはユニークなもの、サハリン残留邦人となった降旗信捷さんがロシア語で書いた「戦後サハリンで過ごした僕の少年時代」の抜粋を使います。

~講座の進め方~
まず、簡単な挨拶を覚えます。次に「僕は1942年1月、長野県で生まれました」のテキストの文章によってアルファベット、名前の書き方、数字などに馴染んでいきます。発音、話すことを重視し、札幌市の姉妹都市ノボシビルスクからの留学生を時々招いて、発音指導とロシアについて話していただきます。

[語学・コミュニケーション]出会う英語 ☆英語で語ろう☆<前期>

●4月22日(月)開講 前期18 回(~ 10/7) 
 ※ 7 月は都合によりお休みとなります。
 毎週月曜19:00 ~ 20:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●定 員 10 名(最少催行5名)
●受講料 一般30,000 円 会員28,500 円  25 歳以下24,000 円
  *体験(1回のみ)1,000 円
●講 師 アンドレス・パトリシアン フィリピン出身

皆様へ ~メッセージ~
Hi! I’m Patrician and I’m from the Philippines.
I have been teaching English as a second language here in Japan for the past 10 years and have been involved in a lot of multicultural activities both here in Japan and abroad.
Let’s enjoy speaking English as we talk about current issues happening around the world.
Levels do not matter! We can all learn from each other! Let’s improve our English skills and get ready to become a part of the global society. See you!

このクラスは、単に英語を話せるようになるための英会話教室ではありません。身近な話題を切り口に、英語で話し合い、自分の意見を英語で表す力を身に付けます。英語は、世界中の異なった文化や歴史を持つ人たちと交流するためのツールのひとつです。拙くても間違っても良いから、話してみるのが第一歩!! 英語で世界と出会いましょう。

[語学・コミュニケーション]ハングル 最初の一歩から<前期>

●5月16日(木)開講 全36 回
 毎週木曜19:00 ~ 20:20(~ 2020 年2月)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
 (愛生舘ビル5F 501A または6F愛生舘サロン)
●定 員 10 名(最少催行5名)
●受講料 一般55,000 円(分割30,000 円× 2)
 会員52,000 円 25 歳以下48,000 円(分割可)
 *体験(1回のみ) 1,000 円
●テキスト 『できる韓国語初級Ⅰ』(DEKIRU 出版 2160 円 市内書店にて購入可)
●講 師 ヨ ジヨン 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院

~講師からのメッセージ~
授業を通じて、言葉だけではなく、料理や音楽、映画、文学など、文化も理解することができるようにお伝えします。まずは、楽しむことが大事! ハングル、一緒に始めてみましょう。
街中ではハングルが頻繁に聞こえ、その表記もますます多くなり、見たり聴いたり食べたりと、触れる機会がとても多くなっている。そのハングルを始めてみませんか。語順がほとんど変わらず、ハングル由来の日本語やその逆もあってとても近しい。一方、文字と発音とは日本語とは大いに違っていてそれが近寄りがたくもあるけれど、その文字と発音とから始めます。

[暮らし・環境]5Gがやってくる

●10月4日(金)開講 全3回 月1回金曜18:45~20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般3,000円 会員2,400円 25歳以下1,200円
     (単発 一般1,500円 会員1,000円 25歳以下500円)
●講 師 加藤 やすこ(かとう やすこ)
環境ジャーナリスト。電磁波過敏症と化学物質過敏症の患者会「いのち環境ネットワーク」(http://www.ehs-mcs-jp.com/)代表。著書:「電磁波から家族を守る」(建築ジャーナル)ほか多数。

今年7月から、東京では携帯やスマホの電波帯が5G世代が始まりました。これまでよりかなり強力な電磁波を出すと言われている5G。それは私たちの暮らしや健康にどう影響していくのでしょう。この講座では、環境ジャーナリストの加藤やすこさんに、5Gとは何か、その影響について、お話しいただきます。ぜひ、ご参加ください。

2019年10月4日(金)第1回
5Gとは何か
 政府は5Gを通信だけでなく農業、輸送、医療、教育などさまざまな場面で利用する方針です。5Gは多数の機器に同時接続できるので、警備員のウェアラブルカメラの情報を集約し監視社会を強化することも計画しています。

2019年11月1日(金)第2回
5Gによる健康影響
 WHOは、無線周波数電磁波には「発ガン性があるかもしれない」と認めています。5Gによって今までより被曝量が50~100倍高まるとも言われ、世界中の医師、研究者、政治家がリスクを懸念し、導入停止を求めています。

2019年12月6日(金)第3回
5G対策
 研究者が発表した国際アピールでは、5G電磁波が人体だけでなく生態系にも深刻な影響を与えると示しています。また、世界各国で5G導入の停止を求める決議や、設置場所を規制する条例の制定も進んでいます。

[暮らし・環境]人も動物も満たされて生きる ─アニマルウェルフェア(家畜福祉)をめぐって

●10月26日(土)開講 全5回 月1回土曜13:30~15:45
●会 場 愛生館サロン(愛生館ビル6F・南側奥)
●受講料 一般5,000円 会員4,000円、25歳以下2,000円
     (単発 一般1,500円 会員1,000円 25歳以下500円)

アニマルウェルフェア(家畜福祉)の語源は、「(人も動物も)満たされて、生きている」状態。家畜福祉については、消費者の認知度が低く、ストレスから自由な飼育環境にない農場も少なくありません。この講座では、家畜福祉の基本や生産の実態、農場から食卓までの「食の安全・安心」、畜産物の消費のあり方などを学び、人と動物とのより良い関係を創る道筋を探っていきます。

2019年10月26日(土)第1回
アニマルウェルフェアって何だろう?
●滝川 康治(たきかわ こうじ)ルポライター、元酪農家
 まず、家畜福祉をめぐる考え方や歴史を知りましょう。自らの体験を交えながら、密飼いや濃厚飼料の多給など生産現場の問題点も分かりやすく解説します。

2019年11月16日(土)第2回
ペットフードの危険な原材料─ボロボロで薬漬けにされた動物たち
●小林 宏幸(こばやし ひろゆき)㈱克(まさる)フーズ代表取締役
 ペットフードが危険な工業製品だと知っていますか? 100%道産のペットフードの開発・販売に携わる立場から見た、過酷な環境で薬品まみれの餌を食べた家畜が原材料にされている実態に迫ります。

2019年12月14日(土)第3回
アニマルウェルフェアと食の安全・安心─牛乳・乳製品を中心に
●紺野 勝歳(こんの かつとし)元・雪印乳業㈱北海道統括支店お客様相談室長
 農場から食卓までの「食の安全・安心」は、アニマルウェルフェア畜産食品の基本です。牛乳・乳製品づくりの現場で働き、消費者からの相談にも応じてきた体験を踏まえ、お話します。

2020年1月18日(土)第4回
アニマルウェルフェアから見る 放牧酪農の有利性
●須藤 純一(すどう じゅんいち)(一社)日本草地畜産種子協会放牧アドバイザー
 北海道でも少数派になってしまった放牧風景。家畜福祉や酪農経営の面からも放牧が有利であることを、長年にわたり畜産現場を歩いてきた経験をもとに、ご紹介します。

2020年2月29日(土)第5回
消費者にとってのアニマルウェルフェア
●山﨑 栄子(やまさき えいこ)生活クラブ生協・北海道 理事長
●小池 香織(こいけ かおり)同生協理事、北海道食の自給ネットワーク「あにふく」メンバー
 生協や消費者グループは、アニマルウェルフェアにどう取り組むのでしょうか。普及にむけた課題などについて、対談形式で考えていきます。

[暮らし・環境]このままでいいの? 再生可能エネルギーの進め方 パート5―再生可能エネルギーは本当に地球を守るのか

●10月15日(火)開講 全6回 月1回火曜18:45~20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般6,000円 会員4,800円 25歳以下2,400円
     (単発 一般1,500円 会員1,000円 25歳以下500円)

地球温暖化対策であるパリ協定CO2削減目標達成のため、地球にやさしいエネルギーとして世界規模で進められてきた再生可能エネルギーの導入は、国の支援を受けた企業の利潤獲得の手段と化したかのようです。人口過疎地に太陽光発電や風力発電が建設され、それは大小を問わず各地に自然破壊、健康被害をもたらしています。再エネ海域利用法は、沖合1~2kmに全国で1400基もの巨大洋上風車建設を推進、沿岸漁業・景観・健康への影響は必至。投資目的の太陽光発電や小型風力発電は無法状態。とどまる気配のない国策再生可能エネルギー導入の行先は国土の破壊でしょうか。

2019年10月15日(火)第1回
銭函風車・石狩湾新港洋上風車を再考する
●安田 秀子(やすだ ひでこ)石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会代表
 銭函海岸には高さ約150mの巨大風車10基が完成。新港洋上風車を含め、景観、自然(野鳥、砂丘、海洋生態系)、健康等への影響について改めて考えます。

2019年11月19日(火)第2回
再生可能エネルギー関連事業の実態と人権
●市川 守弘(いちかわ もりひろ)弁護士
 健康被害が発生した愛媛県での風力発電事業の訴訟問題、四万十川やさつま紫尾山の大規模風力発電計画について、人権の視点から考えます。

2019年12月17日(火)第3回
風車騒音による健康影響と石狩湾新港洋上風力発電事業等のリスク評価
●田鎖 順太(たぐさり じゅんた)北大大学院工学研究院助教
 低周波音による睡眠妨害・めまい・頭痛などの健康影響について生理学的機序を解説し、稼働中および建設・計画中の巨大風車による健康影響リスクについて考えます。

2020年1月21日(火)第4回
小樽市最上の住宅地に突然浮上した太陽光発電計画
●佐々木 邦夫 (ささき くにお)風力発電の真実を知る会
 住宅地の真ん中に約3,000坪の太陽光発電建設計画。周辺住民は市有地を売却した小樽市と事業者に対し計画中止を強く求めています。問題発生の経緯と予測される災害・被害について学びます。

2020年2月18日(火)第5回
次々と北海道に計画・建設される 巨大風車群
●佐々木邦夫(ささきくにお)風力発電の真実を知る会
 世界に誇れる広大で豊かな北海道の自然。ルスツ・洞爺湖、えりも、サロベツ原野、稚内など巨大風力発電計画により国立(定)公園の景観や自然が危機に瀕しています。道民として守るべきものは何か考えます。

2020年3月17日(火)第6回
太陽光発電、風力発電による健康被害とは
●加藤やすこ(かとうやすこ)環境ジャーナリスト、いのち環境ネットワーク代表 
 国内でも太陽光発電で健康被害を受け、事業者に撤去を求める訴訟も起きています。また風力発電所の周辺でも睡眠障害や頭痛などの健康被害が発生しています。再エネ導入の陰で、実際にどんな問題が起きているのか紹介します。

[暮らし・環境]札幌市が フェアトレードタウンになりました!

●10月19日(土)開講 全6回   (2回目以降)木曜18:45~20:45
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F・南側奥)
●受講料 一般6,000円 会員4,800円 25歳以下2,400円
   (単発 一般1,500円 会員1,000円 25歳以下500円)

今年、札幌市がフェアトレードタウンに認定され、6月1日に札幌市役所で認証式が行われて多くの市民が参加しました。その後開催されたフェアトレードフェスタも多くの来場者がありました。最近は、高校や大学でフェアトレードを取り上げているところも多く、北海道でもフェアトレード大学として認定される学校が2校あります。しかし、一方では「フェアトレードって聞いたことはあるけどよくわからない」とか、「フェアトレードタウンになったら、何か変わるの?」という声をよく耳にします。この機会に、フェアトレードやフェアトレードタウン運動のことを知って、私たちが出来ることを一緒に考えていきましょう。
●協 力 フェアトレードタウンさっぽろ戦略会議

2019年10月19日(土)第1回 13:00~15:00
高校生の取り組み
●札幌市立札幌大通高校遊語部
札幌市立札幌大通高校遊語部が作成した二つのゲームを通じて、フェアトレード及びSDGsについて楽しく学びましょう。

2019年11月14日(木)第2回
フェアトレードタウン運動の基本のき
●萱野 智篤(かやの ともあつ)北星学園大学教授・フェアトレードタウン札幌戦略会議代表
 今は世界30ヶ国以上、2100を超える自治体に広がったフェアトレードタウン運動。元を探ると、ある「偶然」に辿り着きます。その後の運動の方向を決めたその「偶然」とは?

2019年12月12日(木) 第3回
東ティモール珈琲のフェアトレードを実践して
●荒井 久代(あらい ひさよ)NPO法人 ほっかいどうピーストレード代表
 ほっかいどうピーストレードは、市民活動としてフェアトレードを広めてきました。東ティモール現地への訪問も欠かさず行なってきました。なぜ現地に行くのか?その報告も含めてお話しします。

2020年1月9日(木)第4回
札幌市のフェアトレードタウン認定への歩み
●萱野 智篤(かやの ともあつ)北星学園大学教授・フェアトレードタウン札幌戦略会議代表
 札幌のフェアトレードは、40年前のネグロス島飢餓救済キャンペーンに始まり、1991年のこれからやの開店、フェアトレードフェスタの開催に続きます。その続きは講座で!

2020年2月13日(木)第5回
企業としてのフェアトレードタウンの取り組み
●パタゴニアアウトレット札幌南
 アウトドアアパレルのパタゴニアがなぜフェアトレードなのか、どのようにフェアトレードタウンさっぽろの活動に携わったのかについて、自社の取り組みとともにお話します。

2020年3月12日(木)第6回
これからどんな街にしたいですか?
●進行 中島 圭子(なかじま けいこ)さっぽろ自由学校「遊」共同代表
 フェアトレードタウン認定はゴールではなく、スタートです。これからフェアトレードタウンとして推進していくのは、札幌市民の私たちです。講師の皆さんや今までフェアトレードに取り組んできた方々も含めて、これからどんなことが出来るか考えてみましょう。

[暮らし・環境]私たちのデジタル終活

●日 時 11月30日(土) 14:30~17:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 一般 2,000 円 会員1,800 円 25 歳以下1,000 円 ※要事前申込
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ)
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ)
VR、人工知能など、さまざまな講座を、2013年から継続しています。コミュニティFM 三角山放送局で1998年から21 年間、映像関係の番組のパーソナリティーを継続中。1996年からインターネットのホームページ、ブログ、ソーシャルメディアなどで情報発信を続けています。

終活は、最後の整理という意味ではなく、最後まで元気に活動し続けるという意味です。ただ、年齢に関係なく、データの適切な管理を心がけたいものです。インターネット時代のデジタルデータの消し方と残し方について解説します。新しいデジタル環境のもとで、死をどのように捉え、どう生きるのかについても考えたいと思います。テクノロジーの民主化によって、死を巡る選択も、大きく変わりつつあります。

[暮らし・環境]みんなで語ろう。あの頃の暮らし。

●4月17日( 水)、5月15日( 水) 全2回 18:45 ~ 20:45
  * 2 回目のみ80 歳以上の方、無料
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 各回500 円(お茶付)

1970 年の日本の電力消費量は、現在の電力消費量の3 分の1程度でした。そのことを知って、そういえば、当時ってどんな暮らししてたかな? みんなでわいわい話し合ってみたいな~と、講座を企画してみました。今と現在は、何が同じで、何が変わったのでしょう? 話しているうちに、何か気づくことがあるかもしれません。この当時を知る人も、知らない人も、ぜひお気軽にご参加ください。
※19××年代といえばこれ!みたいな、当時と関連する懐かしい小物やグッズをお持ちの方は、よかったらご持参ください(任意です)。

2019年4月17日(水) 第1回
1970年代
 1970 年は、テレビ、冷蔵庫、洗濯機が各家庭に揃ったころ。まだコンビニもパソコンも携帯電話もないですが、現在の暮らしの原点、といえるかも。

2019年5月15日(水) 第2回
1950年代
 さらに20 年さかのぼると、今70 歳以下の人にとっては、ほとんど写真集でしか見たことのない未知の世界。この頃の暮らし方ができれば原子力どころか石油火力もなくていけるかもしれません。当時を知る方、ぜひ話に来てください!(80 歳以上の方、無料!)

[暮らし・環境]このままでいいの? 再生可能エネルギーの進め方 パート4―風力発電、バイオマス発電

●4月23日(火)開講 全6回 月1回火曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般6,000 円 会員4,800 円 25 歳以下2,400 円
     (単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)

地球温暖化対策として国が強力に推進している再生可能エネルギーですが、開発の実態は果たしてエコでクリーンなのでしょうか?風車の回転で発生する(超)低周波音は減衰しづらく遠くまで伝わり、周辺の居住者や就労者等に健康影響をもたらす可能性が極めて高いやっかいな代物です。殆ど知られていない(超)低周波音の性質、今後開発の加速化が予想される超巨大風車群からなる洋上風力発電計画や、海外の風車被害報告を学びます。8 月・9 月の講座では、安定した電気が得られると急増しているバイオマス発電が、実はひどい自然破壊をもたらしている実態を学びます。

2019年4月23日(火) 第1回
” 毒の音” を知る
●今野 滋(こんの しげる)東海大学非常勤講師(物理)
 人の神経をかき乱す低い音の常識外れな性質について、講師の被害体験も交えて、わかりやすく学びます。国の基準が国民を守ってはくれないので自衛のための初歩を学びます。

2019年5月28日(火) 第2回
大丈夫? 洋上風力発電―あっと驚くヨーロッパとの比較
●安田 秀子(やすだ ひでこ)石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会代表
 石狩湾新港をはじめ全国で洋上風力発電が計画されていますが、皆、計画地が海岸から近すぎます。健康や景観に配慮した先進地ヨーロッパと比較し、その違いについて学びます。

2019年6月25日(火) 第3回
風力発電をめぐる海外の動き
●加藤 やす子(かとう やすこ)環境ジャーナリスト、いのち環境ネットワーク代表
 風力発電施設周辺では、どのような被害が報告されてきたのでしょうか。ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど海外の被害とその対策や規制を紹介していただきます。

2019年7月23日(火) 第4回
稚内市における風車の健康影響
●佐々木 邦夫(ささき くにお)風力発電の真実を知る会
 稚内市の風車に近接した住宅地でヒアリングをし、大型小型を問わず何らかの健康影響が疑われる結果が得られました。また、小型風車によるご本人のひどい被害状況もお話いただきます。

2019年8月27日(火) 第5回
持続不可能な大型木質バイオマス発電
●小泉 雅弘(こいずみ まさひろ)さっぽろ自由学校「遊」事務局長
 燃料を燃やして電気をつくる木質バイオマス発電は、安定供給可能な再生可能エネルギーと言われています。しかし、それは本当に「再生可能」なのでしょうか? 木質バイオマス発電の実態とその問題点について考えます。

2019年9月24日(火) 第6回
誰のための自然エネルギー―バイオマス発電とインドネシアの熱帯林
●浦野 真理子(うらの まりこ)北星学園大学経済学部教授
 バイオマス発電は電力買い取り価格が高く設定されたためFIT認定への申請が急増し、2017年には燃料の9割がパーム油、アブラヤシ殻(PKS)、木質ペレットなどの輸入バイオマスとなっています。インドネシアではパーム油の生産に伴い森林破壊や土地紛争などが起きています。ボルネオ島村落の状況から、バイオマス発電の問題点を考えます。

[暮らし・環境]日本を売らせない!ー水道民営化をめぐって

●5月13日(月)開講 全5回 月1回月曜18:45 ~ 20:45
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F 南側奥)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000 円
    (単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)

堤未果「日本が売られる」(幻冬舎新書)が話題になっています。すでに種子法は廃止され、昨年12 月には水道法が改正(改悪?)されました。この改正の趣旨は、水道施設の運営権を企業に譲渡する「コンセッション方式」の導入を自治体に促すというものですが、様々な問題点をはらんでいます。公益事業の民間委託については、競争による効率的な運営がそのメリットとしてしばしば言挙げされますが、公共インフラは多くの場合、競争のない独占です。しかも、民間企業は利益をあげるのが至上命題。命と暮らしを支える公共インフラを収益の対象にすることの問題もあります。重要な問題の陰に隠れて推し進められようとしている公益事業の民営化について、実態と問題点を知り、地域を守る具体的な方法についても考えたいと思います。

2019年5月13日(月) 第1回
民営化をめぐる世界と日本の動き
●本田 宏(ほんだ ひろし) 北海学園大学教員
 1980 年代に英国で始まった新自由主義政策の一環として、公共施設の民営化がPPP(官民連携)やPFI(民間資力活用型公共施設整備運営)と呼ばれる手法によって、世界中に広がりました。しかし近年、世界中で民営化の弊害が明らかになり、水道や公共交通機関、送電・ガス網、図書館などを自治体と住民の手に取り戻す「再公営化」の動きが活発化しています。民営化の手法と再公営化の動きを概観します。

2019年6月10日(月) 第2回
DVD「最後の一滴までーヨーロッパの 隠された水戦争」上映と解説・討論
●解説 本田 宏(ほんだ ひろし) 北海学園大学教員
 PARC 制作のドキュメンタリー映画を見て、語り合います。また映画に登場するヨーロッパでの水道の民営化や再公営化の動きについて解説します。

2019年7月8日(月) 第3回
改正水道法で、持続可能な水道となるか?
●永井 雅師( ながい まさし) 元全日本水道労組委員長
 人口減少による料金収入減、水道施設の老朽化・更新対策など水道の課題解決に向けて、その対応策や政権戦略について考えます。

2019年8月5日(月) 第4回
当別ダムと水道事業
●石川 さわ子(いしかわ さわこ)
 市民ネットワーク北海道共同代表。札幌市議会議員(北区)、3 月現在2 期目
 過大な水需要予測に基づいて建設された当別ダムが、周辺自治体の水道料金を押し上げました。ダム建設をめぐっては様々な問題がありますが、当別ダムの事例から、ダムと水道事業について考えます。

2019年9月9日(月) 第5回
市民が変える、地域を守る―今後の運動づくり
●報告・問題提起 久田 徳二(ひさだ とくじ)
 元北海道新聞記者、編集委員。北海道農業ジャーナリストの会副会長
 種子法が廃止され、主要農作物等の優良な種子の安定供給や品質の確保が保証されなくなりました。北海道の農業を守るために北海道種子条例作りに取り組んだ経験に学び、何ができるかを考え合いたいと思います。

[社会・人権]老いと向き合う part2

●10月4日(金)開講 全5回 月1回金曜 14:00~16:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 通し2,500円 (単発600円)

老いが身近な問題になった方たちが参加しやすいようにと、午後の時間帯に開催したpart1(前期)には、多数の参加者がありました。毎回、活発なやりとりがありましたが、その中で出てきた問題を中心にpart2を準備しました。老いは誰にも訪れる問題ですが、いたずらに不安に捉えられるのではなく、自分らしく老いの日々を過ごしたい、そんな老後の暮らしを語り合いましょう。

2019年10月4日(金)第1回
高齢者向け住居のいろいろ―居住の選択肢
●細谷 洋子(ほそや ようこ) さっぽろ自由学校「遊」
 普通の住宅での一人暮らしが難しくなったら、どんな居住の選択肢があるのでしょう。昔からある老人ホーム、最近よく聞くサ高住やケアホームなど、札幌市内にある高齢者を対象とした居住施設をリストアップし、ライフスタイルと居住の条件を考えます。

2019年11月1日(金)第2回
ケアハウス、サ高住で暮らす
●小林 善樹(こばやし よしき)(ケアハウス在住)「遊」会員、SHUT泊共同代表
●牧口 充枝(まきぐち みつえ)「遊」会員・市民、労働運動等多忙。母がサ高住に入居
 実際にケアハウスで暮らしている方や、サ高住で暮らすお母さんの日常に触れているお二人に、ここがいい、これはちょっと気になる、こういうことに気をつけている・・・などなど、高齢者向け居住施設での日々の暮らしの具体的なあれこれをお話しいただきます。

2019年12月6日(金)第3回
介護保険制度の基礎知識
●札幌市保健福祉局高齢保健福祉部介護保険課
 ちょっと人の手を借りたくなったら、どうしたらいいの? 介護保険の申請はどうしたらいいの? どんなことをしてもらえるの? 介護保険制度がまた変わりました。複雑でわかりにくい介護保険制度の基礎的な解説をしていただきます。

2020年2月7日(金)第4回
死と向き合う
●青木 義孝(あおき よしたか) 行政書士事務所さっぽろエール
 人は生まれて、生きて、そして死ぬ。これが自然の摂理。
 『楢山節考』(深沢七郎著)の主人公おりんは、「捨てられる」のではなく、自ら「捨てさせる」生き方を選びました。介護地獄、無葬社会の今日、おりんの死の迎え方を題材に、残された人生を悔いなく大切に生きる「心の終活」について考えてみましょう。
※この回に参加される方は事前に『楢山節考』をご一読ください。

2020年3月6日(金)第5回
体と向き合う ―私の日課・あなたの工夫
●横田 恒一(よこた こういち)「遊」会員、下手の横好きでジャズバンドを楽しむ
●金重 良子(かねしげ りょうこ)教員、店員、清掃員という職歴を持つ主婦
●雨宮 恭子(あまみや きょうこ)「遊」会員、30坪の畑を楽しむ
 年齢とともに少しずつ衰えてくる我が身とどう向き合うか。日々の暮らしの中でそれぞれ行なっていることや体の悩み等について交流し、互いに刺激を受け合いましょう。愛用の体ケアグッズ等がありましたら持参ください。

[社会・人権]わたしからはじめる社会変革 ―アドボカシーのいろはを学ぼう

●11月13日(水)開講 全5回 水曜(2/7のみ金曜)18:45~20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 一般5,000円 会員4,000円 25歳以下2,000円
     (単発 一般1,500円 会員1,000円 25歳以下500円)

近年、NGO・NPO・市民活動において「アドボカシー」と呼ばれる活動が重要になり、その担い手が求められています。しばしば政府や社会に向けた政策提言活動と理解されるアドボカシーですが、本来は、社会的弱者や少数者の声や視点を踏まえながら、地域や世界の課題を解決するための政策だけでなく、社会の制度・組織・プロセスまでも大胆に「公正・透明・対話型」に作り変える提案を行い、市民の側からの社会変革を実現しようという「志」と「ダイナミズム」のある活動です。この講座では、西日本を中心に展開している「あどぼの学校」の協力のもと、市民が社会の仕組みや制度を変えていくアドボカシーの考え方や北海道における実践事例から、一人ひとりの思いを社会の変革に結びつけるアプローチを学びます。
●共 催 北海道NPOサポートセンター、北海道NGOネットワーク協議会 あどぼの学校運営委員会

2019年11月13日(水)第1回
当事者の声を形に ―社会的マイノリティの立場から
●山崎 恵(やまざき めぐみ)DPI北海道ブロック会議事務局次長
●工藤 久美子(くどう くみこ)北海道LGBTネットワーク 事務局次長
 おカネの力、数の力がモノを言う社会では、少数者の声はかき消されがちです。しかし、当事者やその支援者の粘り強い運動は、社会の制度や仕組みを変えていきます。当事者の視点からアドボカシーの実際について考えます。

2019年12月11日(水)第2回
フェアトレードタウン認定へのプロセス
●有坂 美紀(ありさか みき)フェアトレードタウンさっぽろ戦略会議、RCE北海道道央圏協議会
●佐竹 輝洋(さたけ あきひろ)フェアトレードタウンさっぽろ戦略会議
 今年5月、札幌市は国内で5都市目のフェアトレードタウンに認定されました。タウン認定に至るまでの市民の働きかけや自治体内部の動きなどについて、紹介していただきます。

2020年1月15日(水)第3回
メディア、世論を動かす
●徃住 嘉文(とこすみ よしふみ)元北海道新聞記者
 政策や社会の仕組みを変えていくためには、多くの人々の支持や理解が必要です。報道に携わってきた記者の立場から、市民とメディアのあるべき関係についてお話しいただきます。

2020年2月7日(金)第4回
議員、議会を動かす
●広田まゆみ(ひろた まゆみ)北海道議会議員、ほか
 新たな法律や条例の制定など、社会のルールを変えていくためには、議会の承認が必要となります。市民は議員にどのようにアプローチすればよいのか、議員の視点からお話しいただきます。

2020年3月11日(水)第5回
政策協働という考え方とその事例
●久保田 学(くぼた まなぶ)(公財)北海道環境財団 事務局次長
 環境分野で進められている政策協働の考え方とその事例、実践からみえてきた課題などについてお話しいただきます。

[社会・人権]アイヌが描く、アイヌモシリの未来 part2―政府によるアイヌ政策を乗り越えて

●10月18日(金)開講 全6回 月1回金曜18:45~20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般6,000円 会員・アイヌ民族 4,800円 25歳以下2,400円
     (単発 一般1,500円 会員・アイヌ民族1,000円 25歳以下500円)

今年5月、「アイヌ文化振興法」が廃止され、アイヌ民族をめぐる新たな法律(アイヌ施策推進法)が施行されました。しかし、この法律は一人ひとりのアイヌの意思がきちんと反映されたものになっているとは言いがたく、先住民族の集団としての自己決定の権利を基盤とした諸権利を保障するような内容ではありません。先住民族の権利回復は、政府やこの地に暮らす一人ひとりの市民が過去の歴史的不正義を反省し、今に続く植民地主義的な社会のあり方を変えていくことなくして成り立ちません。アイヌ民族の多様な声に耳を傾け、共にこの北海道/アイヌモシリの未来を考えましょう。

2019年10月18日(金)第1回
vision すれ違う視点 与えるもの 与えらるもの
●結城 幸司(ゆうき こうじ)アイヌ・アート・プロジェクト代表 木版画家
 アイヌ同士がきちんと考えなくてはいけないvisionと新法から見える将来性についてお話します。

2019年11月15日(金)第2回
同胞を我々が迎えるために
●葛野 次雄(くずの つぎお)コタンの会副代表
 「私たちの生命は、母なる大地から生まれて、母なる大地に還る。我々の肉体は土に帰す。アイヌは昔からそういう思想を持って暮らしてきた、と父は言っていました。」遺骨の地域返還、再埋葬に取り組んできた葛野さんにお話をうかがいます。

2019年12月20日(金)第3回
脱植民地化とアート表現
●松平 亜美(まつだいら つぐみ)アイヌ女性会議メノコモシモシ ユース代表
 松平さんは、メノコモシモシの一員としてポーランド・アマレヤ劇団のワークショップに参加、国内や海外での公演にも出演しました。先住民族の辿ってきた歴史を表現する演劇への出演経験を元に、お話しいただきます。

2020年1月24日(金)第4回
アイヌがアイヌとして生きていくために
●モコットゥナシ/北原 次郎太(きたはら じろうた)北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授
 研究者としてアイヌの言語や文化の復興に取り組む北原さんに、「アイヌがアイヌとして生きていける」社会への思いを語っていただきます。

2020年2月21日(金)第5回
アイヌを受け継ぐ一人として
●鹿田 川見(しかだ かわみ)10年を経て再びアイヌに戻ることに…本質を見つめながら。
 アイヌ語、アイヌ文化の伝承者として活動されてきた鹿田さんに、10年の沈黙を経て、アイヌとして受け継ぐべき本質について語っていただきます。

2020年3月27日(金)第6回
アイヌなるものを探し求めて
●宇梶静江(うかじ しずえ)詩人・古布絵作家・絵本作家
 戦争や暴力が日本でもひたひたと忍び寄ってきています。それに対してアイヌが立ち上がるには、アイヌの精神性の復興が必要です。いまこそ、ウタリが手をつなぐときです。

[社会・人権]沖縄ウィークin札幌

●10月23日(水) 安次富 浩さん特別講演
 10月27日(日)~11月1日(金) 沖縄ウィーク
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F・南側奥)
●参加費 各回とも 一般1,000円 25歳以下500円
      (通し参加 一般5,000円 25歳以下2,500円)
●出店 沖縄物産品販売(主に飲み物、お菓子、黒糖など)

※期間中、日中(13:00~)も会場を「沖縄サロン」として開放します。沖縄物産品の販売のほか、下記の映画上映も予定しています(カンパ制)。上映時間以外でもご自由に出入りしていただき、くつろぎながら沖縄について考えたり、自由に話し合ったりしてみてください。

 10/28(月) 16:00~ 「ドキュメント沖縄戦」
 10/29(火) 16:00~ 「カメジロー・沖縄の青春」
 10/30(水) 16:00〜 「デニーが勝った!沖縄県知事選挙2018」
 10/31(木) 16:00~ 「速報 辺野古」ほか
 11/ 1(金) 16:00~ 「速報 辺野古」ほか ※いずれも予定

沖縄の民意を踏まえ、米軍基地問題への理解を深めるために玉城デニー知事が全国を巡るトークキャラバンを実施しており、札幌でも開催が予定されています。さっぽろ自由学校「遊」では、知事来札にちなんで市民の沖縄への関心・理解を深めるためのイベントを連続して行います。硬軟とりまぜた企画を用意していますので、ぜひ足をお運びください。

<同時開催>
「おきなわ・オキナワ・沖縄展」
 日程:10月27日(日)~11月1日(金) 9:00~18:00
 会場:札幌エルプラザ2F 交流広場
 主催:みらいのとびら

女性たちで企画しました。
沖縄から学び、共に考え、お話しませんか?未来のこと。

2019年10月23日(水)18:45~
特別講演「辺野古から見える日本」
●講師 安次富 浩(あしとみ ひろし)さん
 沖縄・ヘリ基地反対協議会共同同代表
「戦争に繋がる新しい基地は造らせない」「命がにぎわう美ら海を守りたい」と沖縄での抵抗は続く。その闘いの今と、闘う中で見えてくる日本についてお話していただきます。

2019年10月27日(日)①13:00~ ②17:00~
沖縄関連映画上映会
「米軍が最も恐れた男」(50分)
「太田昌秀 今平和を語る」(34分)
「デニーが勝った!沖縄知事選挙2018」(59分)

2019年10月28日(月)18:45~
うたしゃアダン「沖縄のお話と唄三線」
●うたしゃアダン 沖縄県那覇市生まれ。2017年より札幌に移住。遊び庭(あしびな)プロジェクト代表。

2019年10月29日(火)18:45~
沖縄音楽(三線・うた)の夕べ
●渡辺 初美(わたなべ はつみ)沖縄出身。琉球民謡や三線・うたをやっています。
●磯木 一範(いそき かずのり)前川本流民謡協会の三線教師

2019年10月30日(水)18:45~
比嘉秀子さん一人語り芝居  続「生きる」上演
●比嘉 秀子(ひが ひでこ)劇団「グランマ」主宰 札幌在住

2019年10月31日(木)18:45~
北原次郎太さんのお話&音楽 「アイヌと琉球の文化」
●モコットゥナシ/北原 次郎太(きたはら じろうた)北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授

2019年11月1日(金)18:45~
堀元進さんのお話「沖縄の歩みといま」
●堀元 進(ほりもと すすむ)旭町医院院長、北海道・沖縄クラブ会長

[社会・人権]外国人技能実習生から考える人権問題 ―共生編―

●10月25日(金)開講 全3回 月1回金曜18:45~20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般3,000円 会員2,400円 25歳以下1,200円
     (単発 一般1,500円 会員1,000円 25歳以下500円)

外国人技能実習生の多くは、20代~30代の若者である。けっして労働者としての側面だけで生きているわけではなく、生活者として買い物をしたり、休みの日には遊んだり、時には病院へ行くこともあり、恋もする。しかし、同じ国だからと言って、一つではなく、人それぞれに生きている。地域住民として生きる彼らと接しながら、試行錯誤で支援してきた人々の取組みから学び、共に生きるための課題とこれからについて話し合いたい。

2019年10月25日(金)第1回
外国人技能実習生における多文化共生施策の限界と課題
●森谷 康文(もりたに やすふみ)北海道教育大学国際地域学科准教授
 オーストラリアへの留学をきっかけに、難民の定住支援について研究している。経済団体などと共同し、函館でも難民を受け入れられる体制づくりをすすめている。また、学生と一緒にカトリック協会に集う技能実習生の日本語学習支援にとりくんでいる。

2019年11月22日(金)第2回
これからの地方経済を支える外国人材
●今井裕(いまい ゆたか)レインボー事業協同組合代表理事
●Phan Tuan Sam(ファン トウアン サム)レインボー事業協同組合技能実習指導員
 農業と建設業の現場でベトナム人技能実習生を受入、北海道で初めての「特定技能」取得者を輩出。受入企業としてだけではなく、監理団体も今年設立した。雇用者側の視点から外国人との共生社会実現を一緒に考えたい。

2019年12月27日(金)第3回
共生社会をめざす私たち
●Pham Thi Quynh Huong(ファム ティー クゥィン フーン)星槎道都大学社会福祉学部
 北海道に住むベトナム人カトリック信者を中心とするfacebookの管理者。留学生としての視点も含めて、これまでの経験から外国人労働者に頼る日本で共生社会の理解と自分たちの行動について考えたい。

[社会・人権]日米安保体制を考える ―「60年安保闘争」から60年

●11月12日(火)開講 全4回 月1回火曜18:30~20:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 600円/回(4回通し2,000円)
●講 師 北村 公一(きたむら きみかず)
元小学校教員。学生時代、久田栄正法律研究室で卒論「教育基本法第10条論」を書く。札幌音楽教育サークル会員。

60年前、日本全国を揺るがす大きな闘いがありました。「60年安保闘争」です。参加者は、300万人とも500万人とも言われています。60年後の現在、日本は、軍拡に向かい、岐路に立たされています。2015年の「平和安全保障法制」で集団的自衛権の行使を容認し、現在更に日米軍事同盟を強化しようとしています。「60年安保闘争」は、1957年から始まっていました。1959年6月に東京地裁は、「米軍基地は、憲法違反」の判決(伊達判決)を言い渡しました。あわてた当時の岸政権は、最高裁に跳躍上告し、12月に「米軍基地は、自衛権の範囲内、合憲」とアメリカ政府と密談の上、最高裁判決を出させました。それから本格的に「60年安保闘争」が始まります。
現在も私たちを制約している「日米安全保障条約」や「地位協定」、基地問題。当時の闘いを想起することは、現在にもつながる視点を与えるものとして、考えていきたいと思います。

2019年11月12日(火)第1回
1952年行政協定 1960年安保条約 地位協定について
 現在と結ぶものと問題点

2019年12月10日(火)第2回
1950年代の状況とその闘い、 基地闘争、安保闘争 
 戦後すぐからの安全保障の考え方

2020年1月14日(火)第3回
1960年の闘いとそれ以降の状況  
 基地問題について1
 日米安全保障の変遷

2020年2月4日(火)第4回
2015年「平和安全保障法」から 現在の安全保障を再度考える
 基地問題について2
 人間の安全保障やその他の安全保障

[社会・人権]ひきこもり問題を考える ―市民としてできること

●2020年1月29日(水)開講 全3回 月1回水曜18:45~20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般3,000円 会員2,400円 当事者・家族・25歳以下1,200円
     (単発 一般1,500円 会員1,000円 当事者・家族・25歳以下500円)

全国の推計ひきこもり人数は15~39歳で54.1万人。40~64歳で推計61.3万人と驚く程の数。かつて若者の問題であったことが、今や80代の親が50代の我が子を支えるという中高年にとっての深刻な問題(8050問題)となっています。ひきこもりを当事者や家族だけの問題とせず、だれもがちょっとしたことで陥ってしまう状況と捉え、市民としてどう向き合っていったらよいのか共に考えます。

2020年1月29日(水)第1回
当事者としてひきこもりの支援にかかわって…
●大橋 伸和(おおはし のぶかず)集団型支援拠点「よりどころ」ピアスタッフ
 場面緘黙・ひきこもり経験を持ちながら当事者の支援にあたっている大橋さんに、支援活動の中で経験したことや経験を通して考えたこと等についてお話ししていただき、共に考えます。

2020年2月26日(水)第2回
中高年のひきこもりの実態と支援 ―8050問題を見据えて
●田中 敦(たなか あつし)NPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク理事長
 8050問題が社会問題化している中、その実態や、支援の様子、今後の課題などについて、自身もひきこもりの経験を持つ田中さんにお話ししていただき、共に考えます。

2020年3月25日(水)第3回
市民としてできること
●大橋 伸和(おおはし のぶかず)集団型支援拠点「よりどころ」ピアスタッフ
●田中 敦(たなか あつし)NPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク理事長
●新田 大志(にった たいし)NPO法人ジェルメ・まるしぇ理事長
 ひきこもり支援をしている方たちから市民にどんなサポートを望んでいるのかを話してもらい、それを受けて今自分に何ができるのかを、共に考えます。

[社会・人権]「憲法改正」問題をよく考える―久田栄正没後30 年、現在の憲法状況を憂う

●5月7日(火)開講 全4回 火曜18:30 ~ 20:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 500 円/回
●講 師 北村 公一(きたむら きみかず)
元小学校教員。学生時代、久田栄正法律研究室で卒論「教育基本法第10 条論」を書く。札幌音楽教育サークル会員。

今年は、東西冷戦終了後30 年であり、また平成時代の終わりです。日本国憲法は、この30 年でますます立憲主義がゆがみ、解釈改憲がすすみました。まさに「失われていった30 年」です。久田先生でしたらどう考えるでしょうか? 1973 年長沼ミサイル基地事件において生み出された「平和的生存権」。その以前の恵庭事件から「平和的生活権」を主張し、「昭和天皇より早く死ねない」と話していた憲法学者久田栄正が亡くなってから30 年たちます。1989 年12 月のことでした。京都大学法学部を卒業し、就職して間もなく太平洋戦争への従軍を余儀なくされ満州からフィリピン・ルソン島へ。ルソン島での敗走時、この世とは思えない光景を目にしながらも帰還することができました。1946 年の憲法草案9条を新聞で見て跳びあがって喜んだという。その後、憲法研究者として生きた彼が力を注いだ一つに「憲法改正」を批判することにありました。 最初の著書「生ける日本憲法の分析」(1956 年)は、戦争という国家権力の暴力性をつきつめてゆくことと当時の政府の改憲動向を批判するものとして書かれました。巡り巡って60 年後、現在また憲法を変えようとする動きが加速されています。久田さんは、「憲法の理想と現実を埋める努力が大切だ。」とも話していました。彼の改憲批判を紐解きながら現在の憲法状況をさぐり、私たちの方向を見定めていこうと考えています。

2019年5月7日(火) 第1回
現在の日本国憲法をめぐる動向と問題点
 「憲法改正」自民党4項目案と国民投票法、自民党憲法草案(2012 年)について

2019年6月4日(火) 第2回
1950 年代当時の改憲状況と現在を結ぶもの
 岸信介―安倍路線を再考する 

2019年7月2日(火) 第3回
砂川事件、恵庭事件、長沼ナイキ訴訟の3つの判決について
 9条をめぐる論議と今後の方向性

2019年9月3日(火) 第4回
憲法の理想と現実の狭間で
 現在において「憲法を生きる」とはどういうことか

[社会・人権]ボトムアップで考える” 子どもの貧困”

●5月9日(木)開講 全3回 月1回木曜18:45 ~ 20:45
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F 南側奥)
●参加費 500 円/回

“子どもの貧困” という言葉が出てきて11 年が経過し、社会問題としての認知も広がっています。行政レベル・民間レベルでの子ども支援、貧困対策も増え続けています。しかし、子どもの貧困は様々な問題が絡み合っているため、多角的な視点から考えることが必要です。今回は、従来のようなトップダウン型の学びの講座ではなく、受講者全員で考えて昇華させていくボトムアップ型の講座にしたいと考えています。
<この講座は当事者の若者(学生)による企画です>

2019年5月9日(木) 第1回
” 貧” と” 困” を考えよう
 子どもの貧困とは何か、実際の体験談を通して考えたいと思います。また、支援者側としてのロールプレイを行い、支援策・アプローチ方法などを考えます。

2019年6月13日(木) 第2回
札幌市の取り組みを知ろう
●札幌市子ども未来局担当職員
 行政職員の方に来ていただき、札幌市の具体的な支援策について説明してもらいます。また、その支援が現状にマッチしているのか検討します。

2019年7月11日(木) 第3回
” 貧” と” 困” から考えよう
 1回目、2回目のまとめとして、グループワークを行います。テーマは過去の2回の内容を踏まえて決めたいと思います。

[社会・人権]老いと向き合う

●5月10日(金)開講 全5回 月1回金曜(最終回のみ水曜)14:00 ~ 16:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
※最終回のみ「コミカフェ加伊」北39 東17 1-27 ℡ 090-2690-3864(地下鉄東豊線栄町駅から徒歩7 分)
●参加費 一般・会員2,500 円 25 歳以下2,000 円
     (単発 一般・会員600 円 25 歳以下500 円)
※最終回はカフェ開催のため、受講料の他に各自飲み物代(300円程度)を負担していただくことになります。ご了解ください。

自分がどう老いていくのか不安になったことはありませんか。この講座は“老い” について参加者どうしで話題提供し合いながら、ざっくばらんに意見交流をしていく場です。高齢の方も集まりやすい平日の午後に設定してみました。興味のある方はぜひご参加ください。

2019年5月10日(金) 第1回
認知症と向き合う
●話題提供 前川 紀子(まえかわ のりこ)さん 落語好き「遊」会員・豊平区で落隠居一人暮らし
 3年ほど前から内なる異常を感じ神経内科を受診。「もの」や「こと」の全体が見えず、見落とし、勘違い、忘れ物、落し物、探し物が増え、常に不安を抱えている。医師には特に悪化はしていないと言われるが…。 

2019年6月7日(金) 第2回
自分の人生のしまい方
●話題提供 丸田 陽子(まるた ようこ)さん 「遊」版うたごえ喫茶サポーター
 命の終わりを自分で決められたら良いなと思うのです。それには周囲のもの達に理解を得る為にもどう生きるかが大切かと思います。あなたはどう思いますか。語り合いましょう。

2019年7月5日(金) 第3回
いつかっていつ?『百まで生きる覚悟』を手掛かりに
●話題提供 細谷 洋子(ほそや ようこ)さん さっぽろ自由学校「遊」理事。図書館問題と女性問題がフィールド
 いつかは、他人の手を借りなければならなくなるかもしれない。いつかは自宅で暮らせなくなるかもしれない……。先送りし続けないで、いつかに向き合い、尊厳を持って生き抜くために何が必要かを考え合いたいと思います。

2019年8月2日(金) 第4回
老いたればこそ地域でともに暮らす
●話題提供 奥山 睦(おくやま むつみ)さん 篠路チョボラ会事務局長     
 高齢者のボランティア団体を立ち上げ活躍中の奥山さんに、地域での活動の経験やその中で感じていること等を話題提供していただき、それを切り口に語り合います。

2019年9月4日(水) 第5回
人生100 年を見据えて残りの人生をどうデザインするか
●話題提供 若月 美緒子(わかつき みおこ)さん さっぽろ自由学校「遊」会員・「コミカフェ加伊」店主
 “定年退職後の人生で大事なのは食と会話だ!” と考えて、64 歳・経験ゼロでカフェを開業しました。あちこちガタが来ている体と折り合いながらの近況報告をします。

[社会・人権]アイヌが描く、アイヌモシリの未来―政府によるアイヌ政策を乗り越えて

●5月24日(金)開講 全5回 月1回金曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般5,000 円 会員・アイヌ民族 4,000 円 25 歳以下2,000 円
     (単発 一般1,500 円 会員・アイヌ民族1,000 円 25 歳以下500 円)

今国会で、「アイヌ文化振興法」が廃止され、アイヌ民族をめぐる新たな法律が成立する見込みです。しかし、この法律は一人ひとりのアイヌの意思がきちんと反映されたものになっているとは言いがたく、先住民族の集団としての自己決定の権利を基盤とした諸権利を保障するような内容にはなっていません。先住民族の権利回復は、政府やこの地に暮らす一人ひとりの市民が過去の歴史的不正義を反省し、今に続く植民地主義的な社会のあり方を変えていくことなくして成り立ちません。アイヌ民族の多様な声に耳を傾け、共にこの北海道/アイヌモシリの未来を考えましょう。

2019年5月24日(金) 第1回
国主導によるアイヌ新法とは?
●沖津 翼(おきつ つばさ)アオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム
 アオテアロア・アイヌモシリ交流プログラムのメンバーとして2018 年から参加しました。ニュージーランドのマオリとの交流を通じマオリ復興の学びから、日本におけるアイヌ民族の置かれる状況と問題と課題についてお話ししたいと思います。

2019年6月21日(金) 第2回
アイヌ新法は誰の為にできるのか
●原田 公久枝(はらだ きくえ)
 ある機関誌を配ってその機関誌の集金を生業としながらちょっと仕事にも食い込みぎみでアイヌのことを勉強しているアイヌのおばちゃんです。
 アイヌ一人ひとりに寄りそうような新法ではないとしても、せっかくできるアイヌ新法をどうやって活用できるのかを考えたいと思います。

2019年7月19日(金) 第3回
オホーツクの森と海から アイヌ民族の先住権回復を
●畠山 敏(はたけやま さとし)紋別アイヌ協会会長、モシリ コル カムイの会会長
 オホーツクの豊かな海。そして、豊かな森。大自然の恵みに支えられながら営んできたアイヌの暮らしはいま、日本の法制度にがんじがらめにされ、今も続く「開発」行為によって脅かされ続けています。長年、漁師として自然と向き合ってきた畠山さんが将来につなげたいアイヌの姿を語ります。

2019年8月23日(金) 第4回
強制移住と遺骨盗掘
●木村 二三夫(きむら ふみお)平取アイヌ協会副会長、平取アイヌ遺骨を考える会共同代表
 全道20 ヶ所以上にも及ぶ強制移住、特に新冠アネサルの地を追われ上貫気別(現旭)へ追いやられた先人達。上貫気別の墓地でようやく安らかな眠りについた遺骨も、北大の違法な盗掘によって収奪され、今度は北大から白老に強制移住させられようとしている。アイヌ民族よ、怒れ、立ち上がれ、アイヌも人間。人権、尊厳を守ろうではないか。

2019年9月20日(金) 第5回
もうひとつのアイヌ史―樺太アイヌ(エンチウ)の歩んできた道
●田澤 守(たざわ まもる)樺太アイヌ(エンチウ)協会会長
 古くから樺太(サハリン)の地で他の民族とも共存・共生しながら独自の文化を育ててきた樺太アイヌ(自称はエンチウ)。しかし、近代になると日本とロシアの領土拡張の動きに翻弄され、繰り返し強制移住を余儀なくされました。戦後、北海道・稚咲内へと集団で移住した樺太アイヌの姿を描いた「サロベツの果てで~アイヌ家族四代の村」(1993 年・NHK)を観ながら、樺太アイヌの歩みとその主権回復への思いを語ります。

[社会・人権]外国人技能実習生から考える人権問題

●5月27日(月)開講 全3回 月1回月曜18:45 ~ 20:45
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F 南側奥)
●受講料 一般3,000 円 会員2,400 円 25 歳以下1,200 円
     (単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)

昨年秋、国会に提出された「外国人材」をめぐる法案は、次々と明らかにされる外国人技能実習生の実態について、十分確認されないまま、可決・成立した。国会での論戦はメディアで大きく取り上げられたが、新たな外国人労働者を迎え入れる仕組みも整わないまま、受け入れることだけが先行し、地方も含めた労働力の争奪合戦が始まっている。しかし、技能実習生問題は、労働問題だけではない。北海道の実態から人権について考えたい。

2019年5月27日(月) 第1回
北海道におけるベトナム人技能実習生の実態
●設楽 澄子(したら すみこ)一橋大学特別研究員、北海学園大学非常勤講師。
 大学でベトナム語、大学院ではベトナム農村研究を専攻し現地でフィールドワークを行う。ベトナム人技能実習生が急増している現状に、ベトナム研究者として実態を知るべく調査を行った。調査から見えてきた彼らの生活とは?

2019年6月24日(月) 第2回
ベトナム人技能実習生不当解雇事件を闘って
●鈴木一(すずき はじめ)札幌地域労組副委員長
 突然飛び込んできた2 件のベトナム人技能実習生の解雇事件。初めて扱う技能実習生問題に戸惑いながらも出会った彼らの現状は、悲惨だった。彼らの問題に向き合い、戦った日々を多くの人に知って欲しい。

2019年7月22日(月) 第3回
外国人受入と人権
●小野寺 信勝(おのでら のぶかつ)弁護士・北海道合同法律事務所
 外国人研修生と呼ばれていた頃から関わり、外国人技能実習生問題弁護士連絡会を立ち上げ、今もこの問題の最前線で彼らと関わっている。現状と今後の課題を労働力ではなく、人の受け入れとして共に考えたい。

[社会・人権]ひとつの夢、ひとつのコリア―朝鮮半島のいまとこれから

●5月31日(金)開講 全3回 月1回金曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般3,000 円 会員2,400 円 25 歳以下1,200 円
    (単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)

韓国で文在寅政権が生まれて以来、南北の間で首脳会談がなされ、南北融和の動きが進展しています。けれども、日本ではあまりこうした動きを肯定的にとらえる報道もなされていません。朝鮮半島の政治や市民の意識について学び、日本の市民としての向き合い方を考えましょう。

2019年5月31日(金) 第1回
南北分断が韓国政治に与えた影響―政治学の視点から
●朴 權浩(ぱく くぉんほ)
 政治学博士「専攻:韓国政治」。北海道大学大学院法学研究科付属高等法政教育センター研究員
 北朝鮮の脅威論、あるいは実態としての「北風―ブップン」が朝鮮戦争以来、韓国政治にどのような影響を及ぼしてきたかを時系列的に考察し、昨今の「北風」が韓国政治勢力(保守―進歩)間の競争構造に及ぼす影響を見通す。

2019年6月28日(金) 第2回
秘境から情景へ―変容する北朝鮮イメージと南北関係
●玄 武岩(ひょん むあん)
 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授
 反共主義がはびこる韓国で北朝鮮に対する認識の転換を象徴する言葉が、作家・?晳暎の訪朝記の題目「人間が暮らしていたんだな」(1989)でした。北朝鮮イメージの変容から激動する南北関係を考えます。

2019年7月26日(金) 第3回
朝・米対決の原点を探る―「北朝鮮悪玉論」は妥当か?
●林 炳澤(いむ ぴょんてく)
 さっぽろ自由学校「遊」共同代表、日本の戦後責任を清算するため行動する北海道の会共同代表
 朝・米首脳会談(2018.6.12)以前は、まさに一触即発の情勢であった。その背景を支えた「北朝鮮悪玉論」の問題性を吟味し、平和解決のための視点を述べたい。

[文化・芸術]アイヌアートデザイン教室 <随時>

●10月2日(水)より(~2020年4月)
 毎週水曜13:00 ~ 15:00
 *5週ある月は第5週がお休みとなります。
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 5,000 円/月(材料費は含みません)
※受講をご希望の方は、クラスの見学(1回)可能です。 まずはお問い合わせください。
●講 師 貝澤 珠美(かいざわ たまみ)
アイヌアートデザイナー。1974 年8月10 日平取町二風谷に生まれる。高校卒業後デザイン学校に通い、’97 年に独立。ファッション、インテリア、アクセサリー等、アイヌ文様をモチーフにしたオリジナル作品を製作している。

アイヌ民族が先住民族と認められてからまだ日が浅いですが、アイヌ文化・芸術の歴史はとても深いものです。生徒さん自身の手で作る事によって、それらの文化を身近に感じる事ができると思います。是非一度チャレンジしてみませんか。お待ちしてます。

[文化・芸術]ポーランド アマレヤ劇団によるワークショップ

●日 時 9月17日(火)・18日(水) 両日とも18:00~21:00
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F・南側奥)
●参加費 各回1,000円  ※要事前申込(「遊」事務局まで)

講師のカタルジーナとアレクサンドリアはアマレヤ劇団の創設者であり、グダンスク大学で教鞭をとる研究者でもあります。ナタリアは歌手、パフォーマー、ビジュアルアーティストとして活躍中です。
札幌市民との交流を深めるため、アマレヤ劇団のメンバーによるワークショップを企画しました。
ダンス、演劇ワークショップでは心身統一法をベースに、現代ダンスや身体演劇の技法を用い、身体、ムーブメント、そしてダンスの即興を行います。音のワークショップでは風景がもつ音の層を発見し、音を深くとらえることを学びます。

2019年9月17日(火)
ダンス・演劇ワークショップ

2019年9月18日(水)
音のワークショップ

[文化・芸術]「遊」版 うたごえ喫茶 2019<後期>

通わそうよ ことばと心!思い切りうたって気持ちすっきり!

●10月9日(水)より 全4回 水曜または土曜 14:00~16:00 
   10/9(水)、11/9(土)、12/11(水)、3/14(土)
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F 南側奥)
●参加費 1回600円  通し2,000円    *飲物はご持参ください。

2016年度後期から始まった「うたごえ喫茶」を、今期も引き続き開催します。
なつかしい歌、お気に入りのうた、思い出のうた、元気が出るうた…、みなさんのリクエストでいろんな歌を歌います。みんなで歌うと、みんなの声が合わさって、なぜかとても気持ちがいい!! 参加者どうしの語り合いも大切にしています。どうぞ気軽にのぞいてみてください!

[文化・芸術]文化・芸術でみる中世史 ―西ヨーロッパ―

●10月11日(金)開講 全5回 月1回金曜18:45~20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般5,000円 会員4,000円 25歳以下2,000円
     (単発 一般1,500円 会員1,000円 25歳以下500円)
●講 師 くろだ としひこ
1956年生まれ。北海道教育大学・非常勤講師。NPO 小さなカレッジ代表。ポピュラー音楽史研究家。『北海道ジャズ物語』(2006 年出版)編著者。SMG 編集長。

「科学と芸術でみる古代史」に引き続き、古代文明からの流れを西ヨーロッパでの文化や芸術の進展とどのような関係があったのか、紹介・解説いたします。宗教・民族・社会・経済の様々な違いがどう現代社会へ関連しているかを学びます。

2019年10月11日(金)第1回
ヨーロッパ文明の誕生と発展
 ギリシャ文明からエトルリア文明そして古代ローマへ、ローマ帝国の分裂・西ローマ帝国そして西ヨーロッパへの進展。ケルト人、ゲルマン人、ラテン人の活動・文化・芸術について。宗教の誕生と進展。キリスト教とローマ・カトリック。文化的暗黒時代とは。気候と地形による文化形成について。これらを紹介・解説します。

2019年11月8日(金)第2回
イタリア編
 古代ローマの誕生・発展そして帝国へ。帝国の発展と分裂、西ローマ帝国への流れ。キリスト教の発生・弾圧、そして国教へ。キリスト教の進展とともに進化したイタリア。南イタリア、ローマ教皇区、北イタリアと大きく異なる3つの文化圏。都市国家的コムーネによる市民文化。これらを紹介・解説します。

2019年12月13日(金)第3回
フランス編
 ガリアとケルト人、ガリア都市のローマ化、ゲルマン民族大移動とフランク族、ゲルマン民族王朝の成立と発展、大開墾時代と修道院、農民文化とマリア信仰、モン・サンミッシェルとル・ビュイ~ローマカトリックとの確執。文化の進展:音楽・文学・美術など。写本の歴史など。これらを紹介・解説します。

2020年2月14日(金)第4回
スペイン編 ―ゲルマン民族大移動
 ローマ帝国属州、ゲルマン民族のイベリア半島移動。イスラム教徒の進出とレコンキスタ。2つの聖地・サンチアゴ・デ・コンポステーラとモンセラート。イスラム文化の開花。文化の進展:音楽・文学・美術など。イスラムの科学技術の吸収。トレド翻訳学派の活躍。ヨーロッパ文化への影響。これらを紹介・解説します。

2020年3月13日(金)第5回
イギリス編
 ヨーロッパ大陸からの分離による独自の進化。ストーンサークルにみる古代イギリス社会。先住民族とケルト系民族。ローマ帝国とケルト民族の対立。ゲルマン民族の侵入・バイキングの侵攻。アーサー王伝説と時代背景。王朝の成立とフランス及び北欧との関係。イングランドの産業と経済(ケルト文化圏からの搾取)。民族対立が作る文化・芸術。これらを紹介・解説します。

[文化・芸術]多様性とバイタリティの国、 インドを知ろう

●10月29日(火)開講 全5回 月1回火曜18:45~20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般5,000円 会員4,000円 25歳以下2,000円
     (単発 一般1,500円 会員1,000円 25歳以下500円)
●講師 ラトール 旅子(らとーる たかこ)
インド国立中央ヒンディー語学院でヒンディー語を学び、計三年半インドに住む。北海道大学非常勤講師。インド事情やヒンディー語の紹介を通してインドへの理解を深める活動をしている。

日本人はなぜインドに惹かれるのか。それは、インドは日本と対照的と言っていいほど異なる国だからだと思っています。キーワードは日本の「均質性」とインドの「多様性」です。 本講座ではまず、インドの文化、宗教、政治、経済、社会問題などを概観し、それから受講者とのやりとりをふまえ、よりインドへの興味を深めて頂く講座展開を目指しています。

2019年10月29日(火)第1回
インドの多様性と衣食住
 インドの多様な気候や言語地図、服飾文化、地域ごとに特色のあるカレー、暑さをしのぐ住構造や生活の知恵など。

2019年11月26日(火)第2回
インドの宗教
 インド土着のヒンドゥー教、ジャイナ教、シク教はどのような宗教なのか。仏教はどのようにして生まれ、今のインドでどのように生きているのか。

2020年1月28日(火)第3回
インドの政治、経済
 先ごろ総選挙が終わり、モディ政権続行となった。現政権の実績と課題、インドの経済発展の実態について。

2020年2月25日(火)第4回
インドの教育、社会問題
 IT産業を始めとして、国際的に優れた人材を生み出し続けるインド社会の背景とは。そして経済成長の傍ら、依然として続く貧困への対策は。

2020年3月24日(火)第5回
インド人の価値観
 インド人が人生で大切にしているものは何か。現代人の生活の中にも生きているインド文学の古典「ラーマーヤナ」と現代の映画を手掛かりに考える。

[文化・芸術]複合現実と多重身体を生きる

●10月12日(土)開講 全6回 月1回第二土曜14:30 ~ 17:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 1回 一般 2,000 円 会員1,800 円 25 歳以下1,000 円
     6回 一般10,000 円 会員9,000 円 25 歳以下5,000 円
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ)
VR、人工知能など、さまざまな講座を、2013年から継続しています。コミュニティFM 三角山放送局で1998年から21 年間、映像関係の番組のパーソナリティーを継続中。1996年からインターネットのホームページ、ブログ、ソーシャルメディアなどで情報発信を続けています。

私たちは、人間だけでなく、動物、植物など異なる環世界を生きるものたちと、交流し共存しています。多文化を超え、多自然、多環境、多現実を生きています。別の現実世界を体験できるバーチャルリアリティが、この現実のバーチャル性を実感させたように、ミラー・ワールドによる複数の現実の混在、アバターによる複数の身体体験は、この世界の多現実、多自然、多身体性をあぶり出します。現実空間と同じ環境を備えたデジタル空間都市が作られつつあります。身体機能を拡張する様々な仕組みも開発されています。新しい現実と身体の環境を体験しながら、その可能性と問題点を探りたいと思います。前半と後半の2部構成です。

2019年10月12日(土)第1回
(1)ミラーワールドと3Dマップ  (2)サイボーグ・伴侶種宣言

2019年11月9日(土)第2回
(1)監視資本主義と自律分散型社会  (2)多自然主義と憑依

2019年12月14日(土)第3回
(1)ARクラウドとデジタルツイン (2)マルチスピーシーズ

2020年1月11日(土)第4回
(1)アバターとアイデンティティ (2)ボディーハッキング

2020年2月8日(土)第5回
(1)ソーシャルVRとVRアート (2)身体改造・拡張アート

2020年4月11日(土)第6回
(1)多現実型コンピューティング (2)微生物と身体観の転換
※日程が変更になりました。

[文化・芸術]黄金色の手しごと ―道産小麦のストロー使用<後期>

●10月9日(水)開講 全3回 月1回第二水曜10:00~12:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 3回通し4,000円 単発1,500円
●講 師 土肥 信子(どい のぶこ)  札幌村文化センター麦わら細工の会代表

小麦を加工するとパンやうどんになり、ストロー(麦わら)に手を加えると作品が生まれます。遺跡の発掘により1000年前の札幌・丘珠では小麦の大農園が存在していたことが証明されています。郷土の素材、ストローで作品づくりはいかがですか。
2019年11月19日~20年1月13日まで道立近代美術館で「アイヌの美しい手仕事・柳宗悦、芹沢銈介コレクション展」が開催されます。日本民芸館・柳宗悦の収集した作品の中に、麦わら細工の虫篭も所蔵されています。

2019年10月9日(水)第1回
ウマ

2019年11月13日(水)第2回
カメ

2019年12月11日(水)第3回
雪の結晶

[文化・芸術]テクノロジーとの向き合い方

●4月13日(土)開講 全6回 月1回土曜14:30 ~ 17:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 1回 一般 2,000 円 会員1,800 円 25 歳以下1,000 円
     6回 一般10,000 円 会員9,000 円 25 歳以下5,000 円
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ)
VR、人工知能など、さまざまな講座を、2013 年から継続しています。コミュニティFM 三角山放送局で1998 年から21 年間、映像関係の番組のパーソナリティーを継続中。1996 年からインターネットのホームページ、ブログ、ソーシャルメディアなどで情報発信を続けています。

生きていくために枠にはまっていた時代から、枠の外に出ることを楽しむ時代になります。多様性を尊重した時代をつくりたいと思っています。一方、多くの機器にセンサーが付き、インターネットにつながっています。人工知能が産業や生活に浸透し、新しい技術を避けて生きることが困難な時代になっています。今重要なのは「技術(テクノロジー)」との向き合い方です。狭い枠にとらわれた技術万能論は、かえって技術の可能性を閉ざします。技術は私たちの認知や思考を拡げ自由にする手段です。講座では、進化、幸福、組織、身体など様々な視点から技術を検討し、意見交換したいと思います。また参加者全員でインターネットにつながったIT 機器などを操作・実験し、未来の可能性を実感していただきます。

2019年4月13日(土) 第1回
進化論「技術生態系・テクニウム」
 技術の在り方が問われています。「技術の進歩と共に収奪は増大していく」(ユンガー)のでしょうか。

2019年5月11日(土) 第2回
幸福論「中動態・ウェルビーイング」
 多くの技術幸福論があふれています。しかし岡本太郎は「僕は幸福という言葉は大嫌いだ」と言いました。

2019年6月8日(土) 第3回
組織論「自律分散システム・ティール」
 技術の変化は加速していますが、組織形態は遥か昔に生まれた軍隊的・中央集権的な運営が続いています。

2019年7月13日(土) 第4回
身体論「身体拡張・ポストヒューマン」
 「カラダ2.0」。マクルーハンは「テクノロジーやメディアは人間の身体の拡張である」と主張しました。

2019年8月10日(土) 第5回
芸術論「アートの多彩化・日常生活化」
 「制作の知テクネ」は、技術と芸術に分かれてしまいましたが、緊張を持ちながら再び融合していきます。

2019年9月14日(土) 第6回
共有論「オープンソースハードウェア」
 全てがつながるIoT 時代を迎え、オープンソース革命は、ソフトウェアからハードウェアに広がっています

[文化・芸術]「遊」版 うたごえ喫茶 2019<前期>

通わそうよ ことばと心!思い切りうたって気持ちすっきり!

●4月17 日(水)より 全6 回 月1回水・土隔月開催 14:00 ~ 16:00 
  4/17 (水)、5/11(土)、6/19(水)、7/13(土)、8/21(水)、9/14(土)
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F 南側奥)
●参加費 1回600 円  通し3,000 円 (お菓子つき) *飲物はご持参ください。

2016 年度後期から始まった「うたごえ喫茶」を、今期も引き続き開催します。
なつかしい歌、お気に入りのうた、思い出のうた、元気が出るうた…、みなさんのリクエストでいろんな歌を歌います。みんなで歌うと、みんなの声が合わさって、なぜかとても気持ちがいい!!
参加者どうしの語り合いも大切にしています。どうぞ気軽にのぞいてみてください!

[文化・芸術]感動プロジェクションマッピングVR ツアー

●日 時 4月20日(土) 14:30 ~ 17:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費  一般2,000 円 会員1,800 円 25 歳以下1,000 円
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ)
VR、人工知能など、さまざまな講座を、2013 年から継続しています。コミュニティFM 三角山放送局で1998 年から21年間、映像関係の番組のパーソナリティーを継続中。1996 年からインターネットのホームページ、ブログ、ソーシャルメディアなどで情報発信を続けています。

歴史的建造物を利用した優れたプロジェクションマッピングの映像を紹介します。映像を観る前に、歴史的建造物の大きさや周囲の様子を、VR 機器を使い全員で体験します。プロジェクションマッピングの感動が深まります。プロジェクションマッピングの歴史や未来についても解説します。

[文化・芸術]科学と芸術でみる古代史

●5月17日(金)開講 全5回 月1回金曜18:45 ~ 20:45
●会場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000 円
     (単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)
●講 師 くろだ としひこ
1956 年生まれ。北海道教育大学・非常勤講師。NPO 小さなカレッジ代表。ポピュラー音楽史研究家。『北海道ジャズ物語』(2006 年出版)編著者。SMG 編集長。

文化・社会は古代から現代へどのように進化してきたのか。今後、どのようになっていくのか。人間にとって大いなる疑問のひとつです。そこで古代の芸術(美術・音楽など)の始まりやその進展をみることで、当時の社会や文化について考え、現在の社会文化と比較し、現代社会がどう古代と繋がってきたかを理解するためのシリーズです。地球の気候や環境のデータを元に自然が芸術・文化にどう影響してきたのか。現在の文化とどこが異なっているのか。こうした疑問を各種研究・調査結果をもとに紹介していきます。

2019年5月17日(金) 第1回
地球の歴史
 ビッグバンから始まり、地球が誕生して現在までに繰り広げられる大自然の成り立ちから現在までの経過を紹介します。地球誕生のプロセス、地球の構造、大陸移動、全球凍結、気候変動、氷河期・温暖期、彗星・隕石の衝突、生命の誕生・繁栄・絶滅の繰り返しによる地球の変化などを案内します。

2019年6月14日(金) 第2回
先史文明の時代
 猿人からネアンデルタール人そしてホモサピエンスなどと人類の進化やそれに伴って発見された壁画や偶像、楽器などを紹介します。そして現在発見されている遺跡や集団生活などの痕跡をもとに、主に旧石器時代の生活・社会の進化や芸術の始まりなどを説明します。

2019年7月12日(金) 第3回
メソポタミア文明・古代オリエント・古代ペルシャ
 紀元前5000 ~ 6000 年ころにメソポタミア北部で始まったウバイト文化、そして灌漑農耕として発展。紀元前3000 ~ 4000 年ころにはウルやウルクなどシュメールの都市国家が全盛を迎えました。その後、いろいろな民族がアッカド、バビロニア、アッシリアなどの国家をつくり、栄枯盛衰を繰り返し、やがてペルシャが支配することになます。こうした多民族・複数国家による文化を基に作られた芸術や音楽を紹介します。

2019年8月30日(金) 第4回
エジプト文明
※日程が変更になりましたのでご注意願います。
 8/9 → 8/30
 紀元前5000 年ころに人が定住し農耕が始まったと言われている。そして紀元前4500 年ころにファイユーム文化が誕生した。サハラの砂漠化とともにナイルへ移り住んだ諸民族も伴いナイル川を中心に4000 年以上も文明を構築したエジプト。多数のファラオが長期にわたり、ナイルの恵みによって比較的安定した社会・国家を形成し、それにともない音楽や芸術も発展していった。この回では、エジプト文明の芸術と音楽を中心に解説します。

2019年9月13日(金) 第5回
ギリシャ文明
 大河のないギリシャは、東地中海でエーゲ文明と呼ばれる海洋・交易文化で発展していった。キクラデス、トロイヤ、・ミノア(クレタ)、ミケーネなど島やギリシャ・アナトリア地域を中心に栄えていった。BC1260 年サントリーニ島の火山大噴火で周辺の環境は一変し、それまでの栄華は消え、海の民や環境変化による暗黒の時代へと向かった。やがてBC9 世紀ころからギリシャ文明は都市国家を中心に復興した。そして哲学・文芸・演劇・音楽などが生まれていった。こうして誕生したギリシャの芸術や音楽などを紹介します。

[文化・芸術]黄金色の手しごと<前期>―道産小麦のストロー使用

●6月12日(水)開講 全3回 月1回第二水曜10:00 ~ 12:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 3 回通し4,000 円 単発1,500 円
●講 師 土肥 信子(どい のぶこ)  札幌村文化センター麦わら細工の会代表
遺跡の発掘により1000 年前の札幌・丘珠では小麦の大農園が存在していたことが証明されています。郷土の素材、ストローで淡い黄金色に輝く作品づくりはいかがですか。

2019 年11 月19 日~ 20 年1 月13 日まで道立近代美術館で「アイヌの美しい手仕事・柳宗悦、芹沢銈介コレクション展」が開催されます。日本民芸館・柳宗悦の収集した作品の中に、麦わら細工の虫篭も所蔵されています。

2019年6月12日(水) 第1回
カメ

2019年7月10日(水) 第2回
キリン

2019年8月14日(水) 第3回
ダックスフンド

[からだ]基礎から学ぶ伝統楊式太極拳 <後期>―急がず、悩まず、無理をせず

●10月17日(木)開講 全6回 月1回第三木曜18:45~20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般6,000円 会員・25歳以下4,800円
●定 員 10名(最少催行人数5名)
●講 師 原田 稔(はらだ みのる)
1952年生まれ。国内外の太極拳名手、高手に太極拳の指導を受け、2005年に太極拳札幌交流協会(http://www.taichisapporo.com )を設立し札幌を中心に普及活動を開始。市内の高校、体育館などで幅広い年齢層の方々に太極拳を指導中。日本武術太極拳連盟公認A級指導員、世界永年太極拳連盟教練資格。

日本に太極拳が普及し始めてほぼ半世紀が経ちました。太極拳がどんなものかは知らなくてもあのユックリとした動きの特徴を知らないと言う方はいないでしょう。では、どうしてユックリ動くの? という疑問の答えはなかなか聞けないものです。太極拳には陰陽学説や五行説と言った東洋哲学を実践する理論があります。この連続講座で伝統楊式太極拳の8つの動作を学ぶことを通して、その拳理に少しでも触れていただきたい。身体に新しい発見があることでしょう。

◎服 装 ジャージ等の動きやすい服装と運動靴でご参加下さい。ジーンズ、スカート、ヒールのある靴での参加は不可。
◎持ち物 汗拭き用のタオルと水分を持参下さい。

2019年10月17日(木)第1回
手は? 足は? 腰はどこ? 今さら聞けない基本のお話
 中国伝来の太極拳はまず言葉の違いに気付くことが大切です。動かすところが違っていれば、動作そのものが異なるはずです。手を振り、足を出し、腰を動かす…では手はどこ? 足は? 腰は? それを確認することから始めましょう。

2019年11月21日(木)第2回
肩と腰、肘と膝、手と足の動きを つなげましょう
 あのユックリの歩き方と身体を緩めるということに取り組んでみると意外な発見に驚かされます。つなげるって、どういうこと? ゆるめるってどうやって? そんな疑問にお答えします。歩いて、歩いて何度も歩いて身体のゆるみは作り出されます。

2019年12月19日(木)第3回
8つの動作を連続して行いましょう
 覚えられないとか、上手にできないとか悩まなくてもかまいません。幾つかの動作をゆっくりと繰り返します。そうすると…身体の方が疑問に答えてくれることでしょう。

2020年1月16日(木)第4回
「気の流れ」を学びます
 ここまで参加して頂いた皆さんの身体が、経絡やツボのお話を受け入れてくれると思います。姿勢や方向にもチョッとだけ注意を払いましょう。講師からも心や意識についてのお話が出てきます。楽しんでできることを続けましょう。

2020年2月20日(木)第5回
放鬆と眼法を学びましょう
 太極拳の『放鬆(フアンソン)』とはゆるむこと、でもリラックスとはちょっと違う。のびのび緊張と言われる放鬆と目で繋ぐと言われる眼法を学んで頂きたいと思います。眼法に必要な集中と放鬆のゆるみ、一見矛盾する2つのことを同時に行う太極拳の大命題に取り組みましょう。

2020年3月19日(木)第5回
総仕上げは ゆっくり完成していきましょう
 「3年門を出ず」という言葉が太極拳にはあります。毎日練習して3年、そうすると出来る様になるというのです。「えーっ!なぁんだ」…とがっかりすることはありません。続けることで身体の方が覚えてしまった。そんなことがたくさんあるはずです。

[からだ]身体を自由に動かしましょう ―あなただけのエクササイズ・ナビゲーション・マップ

●11月20日(水)開講 全5回 月1回水曜18:30~20:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 5回通し受講 一般7,500円 会員6,000円
   ※お試し受講11/20(初回)のみ可能。一般1,500円、会員1,200円。
    受講後差額追加で通し受講に切替可能。
●最少催行人数8名
●講師 朝野 裕一(あさの ゆういち)
旭川、運動科楽舎代表。理学療法士。旭川医科大学病院に理学療法士として30年勤務。

健康情報が溢れる現代。運動の必要性は感じつつ、継続して行うことに難しさを感じているあなた。そもそも運動は何のために行うのでしょうか?健康で楽しく生きるためには、身体を自由に・自在に動かせることが必要です。そのために身体が動くしくみを知り、そのポイントを理解し、実際に身体を動かして効果を体感できる必要があるでしょう。それが運動の効用です。そのためのツールであるエクササイズ・ナビゲーション・マップ。現在地(自分のからだの現状)を知り、目的地(自分が目指す暮らし方、生きがいなど)を決め、それに向かう経路を提案(サポート)・ご案内(ナビゲート)します。前期の続き講座になりますが、新規参加でも丁寧に教えますので大丈夫です。

〇持ち物:毎回軽く身体を動かしますので、水分補給、動きやすい服装、汗ふきタオルなど。基本座ってあるいは立って行う運動のみとなります。

各回ともそれまでに紹介されたエクササイズを実践しながら、有効な動きになっているか評価します。座学と実際に動いてみることの両方を行います。

2019年11月20日(水)第1回
身体を自由に動かすことの意義
 この講座のオリエンテーション。進め方などを説明します。健康的に生きるためには?人生を楽しむための必要条件である身体の健康。それは、具体的には身体を思ったように自分で動かせることだと考えています。

2019年12月18日(水)第2回
ナビゲーションマップの考え方、目的
 ナビゲーションマップの考え方、目的を説明しながら、エクササイズに対する皆さんの現状、問題意識、目標の考え方を整理します。現状の把握:バランス、柔軟性、筋力の現状などを通じて日々の生活動作を見直します。

2020年1月22日(水)第3回
関節の動く範囲を知りましょう
 身体を自由に動かすための第一条件である、身体の様々な関節と関節可動域の説明、関節の動きに合わせたストレッチ方法の紹介。ナビゲーションマップの現状と目標に合ったストレッチ方法を考えます。お勧めストレッチの体験。

2020年2月19日(水)第4回
可動性・柔軟性について
 獲得された可動域を自由に動かすための可動性・柔軟性についてもう少し考えてみましょう。そのためには筋肉の作用も知っておかなければなりません。

2020年3月18日(水)第5回
筋トレのイメージを変えて行きましょう
 筋トレのイメージを変えて行くことは、筋力トレーニングについて正しく知ることにつながります。身体の様々な筋肉の役割と筋力の説明。各筋肉の構造に対応する筋力トレーニングの紹介と各人の現状に合わせた筋力トレーニング方法を考えます。筋力トレーニングの体験。他にもバランス能力を確かめたり、持久力や敏捷性についても。さらに、エクササイズ・ナビゲーション・マップを振り返り、各人の現状、目標をつなぐストレッチ、筋力トレーニング、バランス、持久力、敏捷性を保つエクササイズなどを整理し、実践してみます。

[からだ]基礎から学ぶ伝統楊式太極拳<前期>―急がず、悩まず、無理をせず

●5月16日(木)開講 全5回 月1回木曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般5,000 円 会員・25 歳以下4,000 円
●定 員 10 名(最少催行人数5名)
●講 師 原田 稔(はらだ みのる)
1952 年生まれ。国内外の太極拳名手、高手に太極拳の指導を受け、2005 年に太極拳札幌交流協会(http://www.taichisapporo.com ) を設立し札幌を中心に普及活動を開始。市内の高校、体育館などで幅広い年齢層の方々に太極拳を指導中。日本武術太極拳連盟公認A 級指導員、世界永年太極拳連盟教練資格。

日本に太極拳が普及し始めてほぼ半世紀が経ちました。太極拳がどんなものかは知らなくてもあのユックリとした動きの特徴を知らないと言う方はいないでしょう。では、どうしてユックリ動くの? という疑問の答えはなかなか聞けないものです。太極拳には陰陽学説や五行説と言った東洋哲学を実践する理論があります。この連続講座で伝統楊式太極拳の8つの動作を学ぶことを通して、その拳理に少しでも触れていただきたい。身体に新しい発見があることでしょう。

◎服 装 ジャージ等の動きやすい服装と運動靴でご参加下さい。ジーンズ、スカート、ヒールのある靴での参加は不可。
◎持ち物 汗拭き用のタオルと水分を持参下さい。

2019年5月16日(木) 第1回
手は? 足は? 腰はどこ? 今さら聞けない基本のお話
 中国伝来の太極拳はまず言葉の違いに気付くことが大切です。動かすところが違っていれば、動作そのものが異なるはずです。手を振り、足を出し、腰を動かす…では手はどこ? 足は? 腰は? それを確認することから始めましょう。

2019年6月20日(木) 第2回
肩と腰、肘と膝、手と足の動きをつなげましょう
 あのユックリの歩き方と身体を緩めるということに取り組んでみると意外な発見に驚かされます。つなげるって、どういうこと? ゆるめるってどうやって? そんな疑問にお答えします。歩いて、歩いて何度も歩いて身体のゆるみは作り出されます。

2019年7月18日(木) 第3回
8つの動作を連続して行いましょう
 覚えられないとか、上手にできないとか悩まなくてもかまいません。幾つかの動作をゆっくりと繰り返します。そうすると…身体の方が疑問に答えてくれることでしょう。

2019年8月22日(木) 第4回
「気の流れ」を学びます
 ここまで参加して頂いた皆さんの身体が、経絡やツボのお話を受け入れてくれると思います。姿勢や方向にもチョッとだけ注意を払いましょう。講師からも心や意識についてのお話が出てきます。楽しんでできることを続けましょう。

2019年9月19日(木) 第5回
総仕上げは ゆっくり完成していきましょう
 「3年門を出ず」という言葉が太極拳にはあります。毎日練習して3年、そうすると出来る様になるというのです。「えーっ!なぁんだ」…とがっかりすることはありません。続けることで身体の方が覚えてしまった。そんなことがたくさんあるはずです。

[からだ]あなただけの エクササイズ・ナビゲーション・マップを作ろう <前期>

●5月22日(水)開講 全5回 月1回水曜18:30 ~ 20:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 一般7,500 円 会員6,000 円
     *お試し受講5 月22 日のみ可能、一般1,500 円、会員1,200 円。受講後差額追加で通し受講に切替可能。
●講 師 朝野 裕一(あさの ゆういち)
旭川、運動科楽舎代表。理学療法士。旭川医科大学病院に理学療法士として30 年勤務。

健康情報が溢れる現代。運動の必要性は感じつつ、継続して行うことに難しさを感じているあなた。そもそも運動は何のために行うのでしょうか?健康で楽しく生きるためには、身体を自在に動かせることが必要です。そのために身体が動くしくみを知り、そのポイントを理解し、実際に身体を動かして効果を体感しながら、あなたに合ったエクササイズプランを作りましょう。そのためのツールがエクササイズ・ナビゲーション・マップです。現在地(自分のからだの現状)を知り、目的地(自分が目指す暮らし方、生きがいなど)を決め、それに向かう経路を提案(サポート)・ご案内(ナビゲート)します。
〇持ち物:毎回軽く身体を動かしますので、水分補給、動きやすい服装、汗ふきタオルなど。基本座ってあるいは立って行う運動のみとなります。

各回ともそれまでに紹介されたエクササイズを実践しながら、有効な動きになっているか評価します。座学と実際に動いてみることの両方を行います。

2019年5月22日(水) 第1回
エクササイズ・ナビゲーション・マップとは
 この講座のオリエンテーション。進め方などを説明します。ナビゲーションマップの考え方、目的を説明しながら、エクササイズに対する皆さんの現状、問題意識、目標の考え方を整理します。現状の把握:バランス、柔軟性、筋力の現状などを通じて日々の生活動作を見直します。

2019年6月19日(水) 第2回
関節の動く範囲を知りましょう
 からだの様々な関節と関節可動域の説明、関節の動きに合わせたストレッチ方法の紹介。目標の考え方を話し合い、ナビゲーションマップの現状と目標に合ったストレッチ方法を考えます。お勧めストレッチの体験。

2019年7月17日(水) 第3回
筋力トレーニングについて正しく知りましょう
 からだの様々な筋肉の役割と筋力の説明。各筋肉の構造に対応する筋力トレーニングの紹介と各人の現状に合わせた筋力トレーニング方法を考えます。筋力トレーニングの体験。

2019年8月21日(水) 第4回
バランス能力を確かめましょう
 静的バランス、動的バランスの説明。バランストレーニングの紹介。バランストレーニングの体験。

2019年9月18日(水) 第5回
持久力や敏捷性について+エクササイズ・ナビゲーション・マップを振り返る
 持久力、敏捷性に関わる説明。各人の現状、目標をつなぐストレッチ、筋力トレーニング、バランス、持久力、敏捷性を保つエクササイズなどを整理し、実践してみます。

[ゼミ・学習会]前田正子著 『無子高齢化~出生数ゼロの恐怖』を読む

●10月24日(木)開講 全6回 月1回木曜14:00~16:00
   10/24、11/21、12/19、1/23、2/20、3/19
●会 場 「コミカフェ加伊」北39東17 1-27 
℡090-2690-3864(東豊線栄町駅から徒歩7分)
●参加費 1回600円(ワンドリンクつき)
●テキスト 『無子高齢化~出生数ゼロの恐怖』前田正子著:岩波書店(1,700円+税)
※参加者が持ち回りで進行します。

木曜日の午後コミカフェ加伊にて、コーヒーでも飲みながらこの本を手に語り合いませんか。毎月一章ずつ読み進んでいきます。参加者はその回の分を事前に読んで集まり、当日の前半、担当者を中心に内容を確認します。後半は参加者で自由に語り合いましょう。

[ゼミ・学習会]花さんの読書ゼミ パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』を読む<後期>

●10月16日(水)開講 全6回 月1回水曜14:00~16:00
  10/16、11/20、12/18、1/15、2/19、3/18
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F 南側奥)
●参加費 一般9,000円 会員7,200円 25歳以下3,600円
●チューター 花崎 皋平(はなざき こうへい)
 1931年、東京生まれ。著述業。近著に『田中正造と民衆思想の継承』『天と地と人と―民衆思想の実践と思索の往還から』(いずれも、七つ森書館)など。

この本は1979年に英語からの翻訳が出版され、私は読書会で2回ほどテキストにしました。原語のポルトガル語からの新訳が出てからも一度テキストにしました。教育学という題ですが、社会的実践の経験と方法の書で、現代の古典として世界中で読まれているものです。参加してくださる人の思考を活発にする本だと思います。(花崎 皋平)
●テキスト パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』(三砂ちづる訳、亜紀書房・2011年)
※テキストは、各自ご用意ください。
※この講座は前期からの継続となりますが、新規の受講者も歓迎いたします。

[ゼミ・学習会]フリードリッヒ・エンゲルス著 『フォイエルバッハ論』を読む

●10月2日(水)開講 全6回
 10/2、11/6、12/4、1/8、2/5、3/4
●会場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 一般4,800円 会員3,600円 25歳以下1,800円
    (単発 一般1,000円 会員800円 25歳以下400円)
●チューター 宮田 和保(みやた かずやす)
熊本県生まれ。北海道大学卒業。現在、北海道教育大学名誉教授。専門は、理論経済学(マルクス経済学) と言語理論です。せっつかれるのが極めて苦手で、マイペースでしか生きていけない性格です。

エンゲルスの『フォイエルバッハ論』を継続して読んでいきます。輪読しながら、討論を交え、進めます。『フォイエルバッハ論』は入門書として軽視されているようですが、とても重要な問題が提起されています。エンゲルスへの批判が一部にはありますが、そんなことは気にせず、自分の頭で、そして一緒にエンゲルスの本を読み通す喜びを味わってみませんか。

●テキスト フリードリッヒ・エンゲルス著『フォイエルバッハ論』
テキストはいろいろな翻訳がありますが、訳の現代性と注解を考慮すれば、そして文字の大きさからすれば、大月センチュリーズ版を薦めます。

[ゼミ・学習会]アイヌ政策から見える日本の民主主義

●4月24日(水)開講 全5回 水曜18:45 ~ 20:45
  4/24、6/12、7/10、8/28、9/25
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 2,000 円(単発 500 円/回)
●講 師 丸山 博(まるやま ひろし)  
スウェーデン・ウプサラ大学名誉博士・客員教授、アイヌ政策検討市民会議代表、「環境と先住民」政策研究センター(Cemipos)所長、専門は環境政策及び先住民族政策。海外の学術誌を中心に論文を発表している。

2 月15 日閣議決定されたアイヌ新法案が国会で審議されようとしている(3 月6 日の時点)。その法案がどのようにしてできたのか、その背景にはどのようなことがあったのか、政府のアイヌ政策推進会議の議事録などを皆で読みながら探ってみましょう。更にアイヌ政策の変遷を歴史的、法的、国際的な文脈から検討・議論し、アイヌ政策と日本の民主主義について一緒に考えてみましょう。

[ゼミ・学習会]フリードリッヒ・エンゲルス著 『空想から科学へ』を読む

●5月8 日(水)開講 全5回 月1回水曜18:45 ~ 20:45  
  5/8、6/5、7/3、8/7、9/4
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 一般4,000 円 会員3,000 円 25 歳以下1,500 円
     (単発 一般1,000 円 会員800 円 25 歳以下400 円)
●チューター 宮田 和保(みやた かずやす)
熊本県生まれ。北海道大学卒業。現在、北海道教育大学名誉教授。専門は、理論経済学( マルクス経済学) と言語理論です。せっつかれるのが極めて苦手で、マイペースでしか生きていけない性格です。

エンゲルスの「空想から科学へ」を継続して読んでいきます。輪読しながら、討論を交え、進めています。現在、本文全部を読み終わりましたが、そのなかにある「英語版序文」というかなり長い文章をエンゲルスは書いています。そこでは、近世の哲学史、エンゲルス時代の社会をいかに特徴づけるべきかなどについて、興味深い叙述があります。この序文は『フォイエルバッハ論』にも関連して読むと面白い点があります。したがって『序文』を読み終えてから『フォイエルバッハ』論を読みたいと思っています。この『フォイエルバッハ』論は入門書として軽視されているようですが、とても重要な問題が提起されているのです。だから、今回の『序文』は『フォイエルバッハ』論への橋渡しにもなります。エンゲルスへの批判が一部にはありますが、そんなことは気にせず、自分の頭で、そして一緒にエンゲルスの本を読み通す喜びを味わってみませんか。

●テキスト フリードリッヒ・エンゲルス著『空想から科学へ』
テキストはいろいろな翻訳がありますが、訳の現代性と注解を考慮すれば、そして文字の大きさからすれば、大月センチュリーズ版を薦めます。

[ゼミ・学習会]変わる・変わらない 変える・変えられない「天皇代替わりウォッチング」をしてみましょう

●5月10日(金)開講 全5回 18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 一般3,000 円 会員2,500 円 25 歳以下2,000 円
     (単発 一律800 円)

参加者一同で論議しつつ進めましょう。手がかりとしては、新聞各紙・動画・雑誌・ミニコミ誌・書籍(「平成の天皇制とは何か・岩波書店」など)、そして参加者の体験など。
「みなさーん、お元気ですかー」と、にこやかに声をかけていたのは「日産セフィーロ」の助手席の井上陽水。間もなくそれが口パクのCMになったのが「昭和」の終わり。「平成」はその終わりが2019 年4 月30 日と決まってからは、何かにつけて「平成最後の」と枕がつく。30 日には新「元号」が発表済みで、シブヤ辺りではカウントダウンなんて騒ぎになり、明けて1 日の「メーデー」はどこに行く? こうして、「代替わり」。数々の「国事行為」(?)や「宗教行事」が続き、来年には「猛暑の東京オリンピック」と、「国民」を巻き込んでのイヴェントが続き、めでたく「統合の象徴」の三代目がその務めをはたすということになるのでしょうか。この「代替わり」を機に、「菊のカーテン」をちょっと開いてみませんか。

2019年5月10日(金) 第1回
発端は「生前退位メッセージ」(1)
 10 連休を振り返る・それぞれ見聞きしたことを素材に

2019年6月7日(金) 第2回
発端は「生前退位メッセージ」(2)
 あらためてメッセージを読み解いてみよう

2019年7月5日(金) 第3回
憲法第1章を読む(1)
 象徴そして統合を考えてみよう

2019年8月2日(金) 第4回
憲法第1章を読む(2)
 国事行為や公務はどんな働きをするのだろう

2019年9月6日(金) 第5回
この先 どうなる? どうする!

[ゼミ・学習会]花さんの読書ゼミ パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』を読む<前期>

●5月15日(水)開講 全5 回 月1回水曜14:00 ~ 16:00
  5/15、6/12、7/17、8/28、9/18
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F 南側奥)
●参加費 一般7,500 円 会員6,000 円 25 歳以下3,000 円
●チューター 花崎 皋平(はなざき こうへい)
1931 年、東京生まれ。著述業。近著に『田中正造と民衆思想の継承』『天と地と人と―民衆思想の実践と思索の往還から』(いずれも、七つ森書館)など。

この本は1979 年に英語からの翻訳が出版され、私は読書会で2回ほどテキストにしました。原語のポルトガル語からの新訳が出てからも一度テキストにしました。教育学という題ですが、社会的実践の経験と方法の書で、現代の古典として世界中で読まれているものです。参加してくださる人の思考を活発にする本だと思います。(花崎 皋平)
●テキスト パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』(三砂ちづる訳、亜紀書房・2011 年)
※テキストは、各自ご用意ください。

[交流]読書室よりみちまわりみち<後期>

●10月19日(土)より 全6回 月1回第三土曜14:00~16:00
10/19、11/16、12/21、1/18、2/15、3/21
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 1回500円 通し2,500円

“読書が好き”“興味深い本を紹介してほしい”そんな仲間が集まる、気さくで楽しい場です。ジャンルは問いません。これまで、話題の本、旅行記、古典文学から現代小説まで、そして、サードプレイス、ロングライフ、環境問題など、様々な分野の本が紹介されてきました。普段なかなか手にとることのない本を紹介され、自分の興味対象が広まったりすることも多かったです。
自分がおもしろかったと思う本を紹介しあうのが基本ですが、そこからいろいろに話が広がったりすることもあり楽しいです。話を聞くだけでも、おしゃべりするだけでもOKです。朗読もOKです。本を通して、一緒に楽しいひとときを過ごしませんか? 新しい仲間をお待ちしてま~す♫

[交流]読書室よりみちまわりみち

●4月27 日( 土) より 全6回 月1回第4土曜14:00 ~ 16:00
  4/27、5/25、6/22、7/27、8/24、9/28
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」( 愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 1回500 円 通し2,500 円

“読書が好き” “興味深い本を紹介してほしい” そんな仲間が集まる、気さくで楽しい場です。ジャンルは問いません。これまで、話題の本、旅行記、古典文学から現代小説まで、そして、サードプレイス、ロングライフ、環境問題など、様々な分野の本が紹介されてきました。普段なかなか手にとることのない本を紹介され、自分の興味対象が広まったりすることも多かったです。自分がおもしろかったと思う本を紹介しあうのが基本ですが、そこからいろいろに話が広がったりすることもあり楽しいです。話を聞くだけでも、おしゃべりするだけでもOK です。朗読もOK です。本を通して、一緒に楽しいひとときを過ごしませんか? 新しい仲間をお待ちしてま~す♪

[ツアー]北海道ノーモア・ヒバクシャ会館ツアー

●日 時 7月27日(土) 現地集合 10:30 ~ 13:00
●場 所 北海道ノーモア・ヒバクシャ会館(広島長崎原爆資料展示館)
 札幌市白石区平和通17 丁目北6-7(TEL.011-866-9545)
 ※JR平和駅を降りて跨線橋を渡ってすぐです。各自で、現地までお越しください。
 ※駐車場がありませんので、JRかバス(国道12号線のバス停から1㎞)などでお越しください。
●参加費 事前予約のみ 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円
 ※オプション 軽食600 円 おにぎり2ヶ・お茶・ミニスイーツ
 ~「カフェノルテサッポロ」(北海道産食材使用のカフェ)の軽食
 *ツアー申込み時にオプションの軽食についてもお申込み下さい。お申込みのない場合は各自で昼食はご用意下さい。
●内 容 展示資料のガイドツアー/ヒバクシャの方の体験談
     軽食を取りながら感想、意見、現在の情勢の交流
●最少催行人数 2名                  

日本は、世界でただ1つの、実戦による核兵器被害国です。核兵器は国際人道法に違反していて、廃絶されなければなりません。そのことを確認し、日本のヒバクシャや世界の核実験ヒバクシャのために祈るために、みなさんで集まりましょう。昨年、解説員によるガイドが好評だった「北海道ノーモア・ヒバクシャ会館」のガイド付きツアーです。

[ツアー]ポーランドスタディツアー―アウシュビッツから平和を考える

●日程 2019 年11 月頃(6 泊7 日)
●スケジュール(案)
 1 日目 ワルシャワ (ワルシャワ市内散策)
 2 日目 クラクフ移動 (クラクフ市内散策)
 クラクフ旧市街 バベル城散策 
     日本美術技術センター訪問(Mangga center)
 3 日目 アウシュビッツ訪問(日本人ガイド付き) ヤギエオ大学日本語学科の学生との交流会
 4 日目 クラクフユダヤ人街(カジミエシュ)散策 クラクフ歴史博物館訪問
 5 日目 自由行動
 6 日目 ワルシャワ経由 帰国  7 日目 日本着
●募集人数 10 名程度
●コーディネーター 
(一財)北海道国際交流センター 岡田 朋子(クラクフ在住歴4 年)

ポーランドは第2次世界大戦の際にナチスドイツよって数多くの強制収容所を作られた国であり、その負の遺産には戦争の悲惨さ、悔恨、平和への切望を感じさせる場所として世界各国から多くの人が訪れています。世界が自己の利益を優先し、富の格差が広がっている中、多様性を受け入れ戦争を二度と繰り返さないため対話の大切さを再確認したいと思います。
また、2019 年は日本とポーランドの国交100 周年です。今後の両国の友好の発展のためにポーランドとの文化交流にも貢献しましょう。
※現時点で参加をご希望の方は、「遊」事務局までご一報願います。日程、参加費などの詳細について、追ってご連絡いたします。

[対話・討論]選んだ人とざっくばらんに!民主主義って何だ? 政治家と語ろう <随時>

●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)など
●参加費 500 円/回
※開催日時・ゲストは確定し次第、ウェブサイト、ML等でご案内します。
※ゲストとの調整上、会場が変更になる可能性もあります。事前にご確認いただいたうえ、ご参加 願います。

全道各地で、市民と野党の共闘・共同が成果を挙げています。2018 年度の政治家との対話講座「選んだ人とざっくばらんに」では、2019 統一地方選、参院選を意識し、政党人や候補者などとの対話をしていきたいと思っています。月1 回くらいのペースで実施します。具体的な日時のご案内は決まり次第発信します。

[公開イベント]ポーランド・アマレヤ劇団とアイヌ女性たちの現代舞踏劇 AMAREYA+AINU WOMEN

SDC“HOME”ワークインプログラスとの同時開催

●日 時 9月28日(土) 
 ①13:30~(開場13:00) ②18:30~(開場18:00)
●会 場 コンカリーニョ 札幌市西区八軒1条西1丁目2(JR琴似駅直結)
●入場料 前売2,000円 当日2,500円(中高生1,000円、小学生以下無料)
 チケット取扱:ローソンチケット(12786)
 カルテットオンライン専用予約フォーム
  ※「遊」でも前売券取り扱っています。
●主 催 アイヌ/アマレヤ講演実行委員会(アマレヤ劇団、アイヌ女性会議メノコモシモシ、CEMiPoS、さっぽろ自由学校「遊」、羊屋白玉、mediagres)

アマレヤ劇団は、2003年にカタルジーナ・パストゥツアックらを中心にポーランドのグダンスクで結成され、その後15年間にわたり、物語、ダンス、歌、音楽、ビデオなどを織り交ぜた独自の舞台をつくり、ポーランド、日本、欧州などの観客を魅了してきました。
2017年に札幌での国際先住民族芸術ワークショップでアイヌ女性と出会って以来、ポーランドの国民的民族学者ブロニスワフ・ピウスツキーが愛したアイヌの人々との交流を受け継ぎ、アイヌとポーランドの二つの文化の懸け橋となりたいと考えてきました。今年は日本とポーランドの国交樹立100年にあたり、それを記念して、舞踏や現代ダンスに加えてアイヌとポーランドの伝統的な歌や踊りを取り入れた公演を行うことになりました。

[公開イベント]「人も動物も満たされて生きる─アニマルウェルフェアをめぐって」プレイベント

家畜は感受性のある生命存在だ! ─日本と世界のアニマルウェルフェア(家畜福祉)最新事情

●日 時 10月5日(土) 13:00開場 13:30開演(~15:45)
●会 場 かでる2・7 10階1050会議室
      (札幌市中央区北2西7)
●参加費 予約 800円 当日 1,000円
●講 師 松木 洋一(まつき よういち)さん
日本獣医生命科学大学名誉教授。編著書に『日本とEUの有機畜産』(農文協)、『食品安全経済学』(日本経済評論社)、『日本と世界のアニマルウェルフェア畜産 上・下巻』(養賢堂)など。東京都在住。

アニマルウェルフェア(家畜福祉)の語源は、「(人も動物も)満たされて、生きている」状態。実現していくためには、家畜の習性や生理・生態を理解することが基本です。ストレスから自由で、行動要求が満たされた健康的な家畜と、人間との関わりはどうあるべきか──。アニマルウェルフェアによる畜産革命が急速に進むEU(欧州連合)や、日本国内の最新事情を踏まえて解説します。

[公開イベント]「わたしからはじめる社会変革―アドボカシーのいろはを学ぼう」プレ企画

あどぼの学校@さっぽろ「アドボカシーことはじめ ―私たちの手で公共政策をつくる」

●日 時 10月6日(日) 13:30~16:00
●会 場 愛生舘サロン(愛生館ビル6F・南側奥)
●参加費 500円
●講 師 神田 浩史(かんだ ひろし)さん NPO法人 泉京・垂井理事
京都市生まれ。大学を卒業後、開発コンサルタント企業に勤務し、タンザニア、ナイジェリア、バングラデシュなどでODAの農業開発事業に従事。企業を退職後、主に東南アジア各地の地域づくりの現場を調査研究し、日本政府の国際協力・ODA政策策定に関わる。現在は、全国各地で地域づくり、環境・水・川、NPO・NGOなどに関する講演を行うかたわら、複数のNPOの役員としてグローバルな観点を踏まえた上で、流域単位の循環型社会の再構築を図る社会を「穏豊」社会と銘打ち、揖斐川流域での穏豊社会の実現に向けて地域づくりに関わっている。岐阜県不破郡垂井町在住。

公共政策の主役は私たち一人ひとり。政策への関与は選挙だけでなく、直接、私たちが手がけられるもの。そのようなことを学んでいいこうと、”あどぼの学校”は2015年に関西、東海のNGO・NPO関係者で立ち上げました。”あどぼの学校”の5年間と私たちの民主制の変遷と。ぜひ、一緒に考えていきましょう。

●共 催 あどぼの学校運営委員会(事務局 NPO法人泉京・垂井) 北海道NGOネットワーク協議会 北海道NPOサポートセンター さっぽろ自由学校「遊」

[公開イベント]SDGs(国連・持続可能な開発目標) 市民活動団体(NGO・NPO)ミーティング

持続可能な開発と市民社会 ―NGO・NPOのこれまでとこれから

●日 時 10月22日(火・祝) 13:30~16:30
●会 場 札幌エルプラザ2F 環境研修室1・2  ●参加費 500円
●内 容 
・基調報告「SDGsとは何か~市民社会の視点から」 
 お話:大橋 正明さん(SDGs市民社会ネットワーク共同代表)
・ワークショップ「SDGsを手がかりに、NGO・NPOの役割を再考する」
 ファシリテーター 伊東 かおりさん(NPOファシリテーションきたのわ)
●共 催 さっぽろ自由学校「遊」 北海道NGOネットワーク協議会 北海道NPOセンター

◆大橋 正明(おおはし まさあき)さんプロフィール
80年インド・デリーの国立「中央ヒンディー語学院」終了。80~87年シャプラニールのバングラデシュ駐在員と事務局長、90~93年国際赤十字・赤新月社連盟兼日本赤十字社バングラデシュ駐在員、93~14年恵泉女学園大学教員(現在は名誉教授)、14年から聖心女子大学教授、聖心女子大学グローバル共生研究所所長。主著に「SDGsを学ぶ」(共編著、法律文化社、2018)、『バングラデシュを知るための66章(第3版)』(共編著、明石書店、2017)、『非戦・対話・NGO』(共編著、新評論、2017)など。

国連が2030年までの世界共通目標として掲げたSDGsの達成には、市民一人ひとりの意識と行動が必要です。市民が自発的に集まり、様々な課題に草の根で取り組むNGO・NPOの活動は、「持続可能な開発」へと世界を方向づける重要な鍵となります。市民社会の視点から、SDGsをみつめ直しましょう。
※この集まりの他にも、SDGsに関するグループ別ミーティングを開催予定です。

[公開イベント]「日本を売らせない―水道民営化をめぐって」プレ公開企画

私たちの水道の未来―水道事業「民営化」の問題点と対応策

●日 時 4月18日(木) 18:00 開場 18:30 開演
●会 場 札幌エルプラザ 4階大研修室(札幌市北区北8 条西3 丁目)
●参加費 予約800 円 当日1,000 円
●講 師 橋本 淳司(はしもと じゅんじ)
1967 年、群馬県生まれ。学習院大学卒業。水ジャーナリストとして水問題やその解決方法を調査、発信。アクアスフィア・水教育研究所を設立し、自治体・学校・企業・NPO・NGO と連携しながら、「みずから考える人」、「水を語れる人」を育成するなど、水問題を水リテラシーの普及活動(国や自治体への政策提言やサポート、子どもや市民を対象とする講演活動、啓発活動のプロデュース)を行う。近著に『67 億人の水』(日本経済新聞出版社)、『日本の地下水が危ない』(幻冬舎新書)、『100 年後の水を守る 水ジャーナリストの20 年』(文研出版)、『水がなくなる日』(産業編集センター)など。

水は人権であり、自治の基本。私たちは水道水に対し、味のよさや安さを求めるが、毎日安全な水が安定して使えるからこそ、豊かな生活が送れることを頭に留めなくてはならない。昨年12 月、改正水道法が成立。法改正の理由は、経営の厳しくなった水道事業を維持していくためとされているが実際はどうか。自分たちの水道の未来をきちんと考えることについてお話します。

●賛同団体 TPPを考える市民の会 平和ってな~に白石市民の会 親子で憲法を学ぶ札幌の会 北海道たねの会 北海道のエネルギーの未来を考える10000 人の会 医療九条の会

[公開イベント]「ひとつの夢、ひとつのコリア―朝鮮半島のいまとこれから」プレ公開企画

北朝鮮を経済から読み解く―たくましくしたたかに生きる人々

●日 時 4月27日(土) 13:00 開場 13:30 開演(15:30 閉会)
●会 場 かでる2・7 1060 会議室(札幌市中央区北2 条西7 丁目)
●参加費 800 円
●講 師 文 聖姫(むん そんひ)
青山学院大学卒業。東京大学大学院博士課程修了、博士。朝鮮新報記者を経て、現在は「週刊金曜日」在籍。著者に「麦酒とテポドン」。訳書に「北朝鮮 おどろきの大転換」。

巷には膨大な量の北朝鮮情報があふれていますが、北朝鮮の人々が何を考え、どのように生活しているのかを伝えてくれるものは少ないです。もはや厳格な社会主義計画経済ではなく、市場経済化が進む北朝鮮を経済から読み解くとどうなるのか? 北朝鮮は改革・開放へと進むのか?15回の訪朝経験をもとに記した『麦酒(ビール)とテポドン』(平凡社新書)を題材に、北朝鮮の一般の人々の暮らしについてお聞きしたいと思います。