[語学・コミュニケーション]うれし、たのし、ハングル <後期>
ヨロブン ハムケ ハングンマルル ペウプシダ( 皆さん 一緒に 韓国語を 習いましょう)
●10月4日(木)開講 後期18 回 毎週木曜19:00 ~ 20:20
(~ 2019 年2月21 日)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
(愛生舘ビル5F 501A または6F愛生舘サロン)
●定 員 10 名(最少催行5名)
●受講料 一般30,000 円 会員28,500 円 25 歳以下24,000 円(分割可)
*体験(1回のみ) 1,000 円
●講 師 ヨ ジヨン 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院
「ヨロブン= 皆さん」から始まって「ペウプシダ= 習いましょう」と終わるように、日本語と韓国語とその語順は同じです。文字も、ひらがなと同じく表音文字。「しんぶん」と「シンムン」は「新聞」、「やくそく」と「ヤッソッ」は「約束」というように 共にする漢字語がとても多いのも、なじみやすい。もっとも、同じ表音文字とはいえ、母音と子音とで構成されるハングルは、音には敏感で、そこはなかなか難しい。ドラマ・映画・音楽、そして食べることなど、日韓の日常生活のあれこれに触れ、ゲームを交えたり、教材のレシピにならって作った料理の写真を見せあったりしながら、話すことに重きをおいて行きつもどりつしながら学んでいきます。ご一緒しませんか。
[語学・コミュニケーション]出会う英語 ☆英語で語ろう☆<後期>
●10月15日(月)開講 後期18 回(~ 2019 年3月18日)
毎週月曜19:00 ~ 20:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
(愛生舘ビル5F 501A)
●定 員 10 名(最少催行5名)
●受講料 一般30,000 円 会員28,500 円 25 歳以下24,000 円
*体験(1回のみ)1,000 円
●講 師 アンドレス・パトリシアン フィリピン出身
このクラスは、単に英語を話せるようになるための英会話教室ではありません。身近な話題を切り口に、英語で話し合い、自分の意見を英語で表す力を身に付けます。英語は、世界中の異なった文化や歴史を持つ人たちと交流するためのツールのひとつです。拙くても間違っても良いから、話してみるのが第一歩!! 英語で世界と出会いましょう。
皆様へ ~メッセージ~
Hi! I’m Patrician and I’m from the Philippines. I have been teaching English as a second
language here in Japan for the past 10 years and have been involved in a lot of multicultural activities both here in Japan and abroad. Let’s enjoy speaking English as we talk about current issues happening around the world. Levels do not matter! We can all learn from each other! Let`s improve our English skills and get ready to become a part of the global society. See you!
[語学・コミュニケーション]うれし、たのし、ハングル
ヨロブン ハムケ ハングンマルル ペウプシダ( 皆さん 一緒に 韓国語を 習いましょう)
●5月10日(木)開講 全36 回
毎週木曜19:00 ~ 20:20(~ 2018 年3月)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
(愛生舘ビル5F 501 または6F愛生舘サロン)
●定 員 10 名(最少催行5名)
●受講料 一般55,000 円(分割30,000 円× 2)会員52,000 円 ユース48,000 円(分割可)
*体験(1回のみ) 1,000 円
●講 師 金 侖美(キム ユン三)北海道大学大学院工学院
[語学・コミュニケーション]出会う英語 ☆英語で語ろう☆<前期>
●5月7日(月)開講 前期18 回(~ 10/1)
毎週月曜19:00 ~ 20:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
(愛生舘ビル5F 501)
●定 員 10 名(最少催行5名)
●受講料 一般30,000 円 会員28,500 円 ユース24,000 円
*体験(1回のみ)1,000 円
●講 師 アンドレス・パトリシアン フィリピン出身
皆様へ ~メッセージ~
Hi! I’m Patrician and I’m from the Philippines. I have been teaching English as a second
language here in Japan for the past 10 years and have been involved in a lot of multicultural activities both here in Japan and abroad. Let’s enjoy speaking English as we talk about current issues happening around the world. Levels do not matter! We can all learn from each other! Let`s improve our English skills and get ready to become a part of the global society. See you!
このクラスは、単に英語を話せるようになるための英会話教室ではありません。身近な話題を切り口に、英語で話し合い、自分の意見を英語で表す力を身に付けます。英語は、世界中の異なった文化や歴史を持つ人たちと交流するためのツールのひとつです。拙くても間違っても良いから、話してみるのが第一歩!! 英語で世界と出会いましょう。
★お試しレッスン(要申込)
4月23日(月)19:00 ~ 20:30
1 回1,000 円
[暮らし・環境]地域をつくる<後期>
●10月10日(水)開講 全5回 月1回水曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000 円
(単発 一般・会員1,000 円 25 歳以下500 円)
貧困の問題、高齢者の問題、共生の問題そのどれをとってみても地域を抜きに解決することはできません。ではどのようにしたらお互いに支え合い居心地のいい地域をつくることができるのか。今回はそれぞれの場で地域を豊かにしていく実践をされているみなさんにお話をしていただき、自分が今できることをさぐります。
2018年10月10日(水)第1回
居場所づくりを通してあたたかい地域をつくる
子どもにも高齢者にも障害者にもやさしいまちづくり
●喜多 洋子(きた ようこ)
地域コーディネーターかどまーる代表
麻生キッチンりあんの取り組みを通して、子ども食堂や地域のネットワークづくり、あさぶ亜麻保存会、高齢者等支援委員会など麻生でのまちづくりの様子を紹介します。
2018年11月14日(水)第2回
高齢者の集う場を切り口にした地域づくり
「地域のお茶の間サロンひまわり」の実践を通して
●北村久美子(きたむらくみこ)
ワーカーズコープ札幌地域福祉事業所所長
地域で活動の場を求めているシニア世代の居場所作りから始まった「ひまわり」。一般的な月1 ではなく、週3というペースで活動していますが、その成果も含めてお話をうかがいます。
2018年12月12日(水)第3回
食を通して地域とつながる
自家製野菜を使ったおうちごはんの店をはじめて
●池田 奈穂子(いけだなおこ)
●中神 治夫(なかがみはるお)
「おうちごはん野の」を経営
農薬、除草剤、化学肥料を使わずに育てた野菜を使った「おうちごはん野の」。自然豊かな簾舞で農業体験等もでき、人が生き返るようなお店を目指しています。お店作りのあれこれを失敗談も含めてうかがいます。
2019年1月16日(水)第4回
社会福祉協議会と地域づくり
●武山 周一郎(たけや ましゅういちろう)
札幌市社会福祉協議会総務課総務企画係長
「社協って何をしているところなの?」…そのような疑問が全て解決いたします。社協が地域で推し進めている様々な仕事を隈なくお伝えいたします。
2019年2月13日(水)第5回
振り返りとまとめ
●石本 依子(いしもと よりこ)
「篠路まちづくりテラス和氣藍々」責任者
前期のゲストスピーカ―であり今期のコーディネーターでもある石本さんをお迎えし、前期後期通しての講座の振り返りを行い、今後の展望をさぐります。
[暮らし・環境]続々 このままでいいの 再生可能エネルギーの進め方 水素燃料電池、風力発電、地熱発電、太陽光発電など
●10月16日(火)開講 全6回 月1回火曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般6,000 円 会員4,800 円 25 歳以下2,400 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)
メガソーラー、大型小型風力発電、バイオマス発電など、再生可能エネルギーを利用した発電施設が次々と設置され、不安定な再エネの電気で水を電気分解して水素を作り、燃料電池を介して再び電気として利用するという実証実験も始まっています。しかし、自然破壊や健康被害を引き起こす割には、再エネ発電の効率は低く、発電量が少ないことがわかっています。電気消費社会を象徴するヒートポンプ式電気給湯器等を持つオール電化住宅は再考が必要です。ネットに流れた今夏の土砂災害による太陽光発電の被害(建設による地盤のゆるみ、有害物質の流出、感電の危険性)も学びます。
2018年10月16日(火)第1回
再生可能エネルギーと水素社会
●佐々木 邦夫(ささき くにお)
稚内の風力発電を考える会代表
風力や太陽光で作った電気を水素燃料電池に貯めて利用する計画があります。その仕組みや、水素の研究実験施設で爆発事故が起こり、有害物質が使われているにも関わら
ず、安全協定さえ結ばれていないことなどお話いただきます。
2018年11月20日(火)第2回
地熱発電は有効か―その問題点
●在田 一則(ありた かずのり)
一般社団法人北海道自然保護協会会長
日本は火山国で一般に地熱は高く、それを利用する地熱発電は再生可能であり、クリーンであり、安定供給が可能であるとして、有効であることが主張されていますが、問題もあり導入には十分な検討が必要です。
2018年12月18日(火)第3回
秋田県由利本荘市における風車騒音による健康影響の「科学的な」評価と予測
●田鎖 順太(たぐさり じゅんた)
北大大学院工学研究院助教
風車騒音・低周波音による「睡眠障害」、「頭痛」、「めまい」等の健康影響を科学的知見に基づき解説し、由利本荘市や石狩湾などで計画中の大規模風力発電施設による健康影響人口を予測します。
2019年1月15日(火)第4回
ソーラーパネルが原因の電磁波過敏症、土砂災害などの被害について
●加藤 やす子(かとう やすこ)
環境ジャーナリスト、いのち環境ネットワーク代表
景観破壊、気温上昇、火災時の対応が難しいこと、廃棄の処分方法が決まっていないこと、投資の対象となっていること、太陽光発電とセットになっているスマートメーターについてなど学びます。
2019年2月19日(火)第5回
再エネ先進国ドイツの動画「風力発電戦争」
●安田 秀子(やすだ ひでこ)
石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会代表
ドイツで進められた大規模な再エネシフト政策「エネルギー転換」。風力発電導入実態はまるで風力発電戦争。業界と癒着した議員の暗躍、風力ロビーイスト達の国への猛
烈な圧力など視聴します。石狩で新たに建設稼働の風力発電施設の実態も紹介。
2019年3月19日(火)第6回
身近で発生する低周波音の脅威
●山田 大邦(やまだ ひろくに)
日本科学者会議北海道支部大規模風力発電問題研究会
札幌市内ヒートポンプ被害者自宅内での札幌市による音測定の結果、別途分析した結果を示します。「エネルギー効率が良く地球に優しい」と宣伝され増え続けるヒートポ
ンプからの低周波音の規制強化が必要です。
[暮らし・環境]続・あなたの知らない” 菌” の世界 雪の下の小さな” 魔物” の秘密を探って
●日 時 2019 年3月24日(日) 9:30 ~ 12:30
※都合により16日から変更になりました。
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 当日1,200 円 予約1,000 円(25 歳以下500 円)
●講 師 星野 保(ほしの たもつ)
1964 年東京都渋谷区生まれ。1992 年名古屋大学大学院農学研究科博士課程満期退学。博士( 農学)。現在、産業技術総合研究所機能化学研究部門バイオ変換グループ長。専門は菌類。著書に「菌世界紀行」ほか。
雪の下に埋もれた植物たちは、低温なのにどうして枯れるの? その仕掛け人(菌?)の“小さな魔物“「雪腐病菌(ゆきぐされびょうきん)」を追いかけて、北極、南極、ロシア、ノルウェー…。かれこれ20 年以上にわたり、研究し続ける星野保さんに、その魅力についてお話しいただきます。
当日、雪が融けて、もし大通公園で土が出ていたら、講座後実際に見に行ってみましょう!ぜひ、ご参加ください。
[暮らし・環境]地域をつくる<5月>
●日 時 5月19日(土) 14:00 ~ 16:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
※都合によりパンフレット記載(6F愛生舘サロン)から会場が変更になりました。ご確認のうえ、ご参加願います。
●受講料 当日1,000 円 事前予約800 円 ユース500 円
●ゲスト 石本 依子(いしもと よりこ)
NPO法人ワーカーズコープ「篠路まちづくりテラス和氣藍々」責任者
「篠路まちづくりテラス和氣藍々」はNPO 法人ワーカーズコープの組合員が中心になり住民の協力を得て昨年5 月にオープンした交流施設です。カフェや気軽に集まれるスペースがあり、住民のためのイベント(居酒屋形式の集い・3 世代交流会等)を随時実施しています。今回は責任者の石本さんに、テラスの出来たいきさつ、活動の様子、地域の方達の思いなどについてうかがいます。
子ども・若者・大人の貧困問題、高齢者問題…その解決には地域の力が欠かせません。これから年に2回程度「地域を作る」を企画し、自分たちの生活の力強い味方になってくれる地域をどのように作っていったらよいのかを共に考えていきたいと思います。第1 回目は昨年5 月にオープンした「篠路まちづくりテラス和氣藍々」の責任者である石本さんをお迎えして語っていただきます。
[暮らし・環境]本当に大丈夫? 子どもたちの身体が危ない!フッ素から化学物質汚染、ワクチンまで
●4月24日(火)開講 全4回 月1回火曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 一般4,000 円 会員3,200 円 ユース1,600 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 ユース500 円)
子どもを取り巻く環境は悪化するばかりです。子どもたちを対象に進められている集団フッ化物洗口、赤ちゃんを対象にしたワクチンの同時接種のこと等ほとんど知られておらず、保護者にリスクが知らされないまま実施されているのが実態です。柔軟剤や洗剤等の化学物質汚染が広がる中、学校に行けない子どもたちをはじめ、乗り物や大勢集まる場所に行けない人もいます。これらの被害についてお話いただき、対策を学びます。ぜひご参加ください。
2018年4月24日(火)第1回
フッ素に虫歯予防効果があるって 本当でしょうか?
●堀 弘子(ほり ひろこ)
フッ素問題全国連絡会事務局、市民ネットワーク北海道石狩市議会議員
ほとんど知られていないフッ素の真実。保育園、幼稚園、小学校など教育施設で行われるフッ化物洗口の実態、フッ素入り歯磨き剤などについて学びます。
2018年5月15日(火)第2回
化学物質過敏症の子どもたち
●加藤やす子(かとうやすこ)
環境ジャーナリスト、いのち環境ネットワーク代表
柔軟剤や合成洗剤、化粧品、教科書のインク、殺虫剤など身の回りの化学物質で体調を崩す化学物質過敏症。発症した子どもたちの現状と必要な対策を紹介します。
2018年6月12日(火)第3回
そのワクチン本当に必要なのか? 今、子どもたちが危ない!
●荻原 敏子(おぎはら としこ)
ワクチントーク北海道代表 元養護教諭
過密なスケジュールで1才未満に16 回も接種して本当に大丈夫?同時接種で7 本も打ち急性脳症をおこした子。もう51 人も死亡!ワクチン行政の真実を明かす!
2018年7月10日(火)第4回
子宮頸がん予防ワクチン、日本脳炎ワク チンは本当に必要なのか?ワクチン被害 を起こさないために!
●荻原 敏子(おぎはら としこ)
ワクチントーク北海道代表 元養護教諭
40 年間、媒介する蚊がいない北海道で発症者0 人、副反応者が12 人。日本脳炎ワクチンの問題点を問う。子宮頸がんワクチン被害者会登録は全道36 人。札幌の被害者
19 人。今7 人が原告として国に提訴。被害の真実を明かす!
[暮らし・環境]続 このままでいいの? 再生可能エネルギーの進め方 大型風力発電、小型風力発電、バイオマス発電
● 4 月25日(水)開講 全6回 月1回水曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 一般6,000 円 会員4,800 円 ユース2,400 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 ユース500 円)
地球温暖化対策として期待されてきた再生可能エネルギーですが、様々な問題が見えてきました。大型風車の健康問題に関しては、環境省が(超)低周波音による健康影響を否定した「指針」と「マニュアル」を出したことによりアセスの後退が予想されており、すでに本州では内陸に外資等による洋上クラスの超大型風車複数の計画が多数見られます。売電価格が高い太陽光発電と小型風車に群がる事業者。固定価格買取制度は単なる金儲けの手段と化してしまいました。このまま再生可能エネルギーを進めていって、かけがえのない自然や私たちの健康を守ることができるのでしょうか? 大型風車による低周波音被害や自然破壊とどう闘っていくのか実際の司法の現場のお話もお聞きして、再生可能エネルギーの暗部の実態に迫っていきます。
2018年4月25日(水)第1回
低周波音による健康影響と石狩湾新港 周辺風力発電3事業の影響評価
●田鎖 順太(たぐさりじゅんた)
北大大学院工学研究院助教
低周波音によるめまい・頭痛などの特異的な症状についてその生理学的機序を解説していただき、稼働中および建設中の巨大風車による健康影響について学びます。
2018年5月23日(水)第2回
石狩湾新港エリアに集積する各種発電所 の実態と、大型風力発電アセスの限界
●安田 秀子(やすだひでこ)
石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会代表
171 万kW の北電LNG 火発、8 万kW の北ガスLNG 火発、大型風力発電4事業、バイオマス発電など問題点を含めて紹介。石狩市内で増加中の小型風力発電の状況も紹介。大型風力発電のアセスの限界について考えます。
2018年6月27日(水)
稚内における小型風力発電と条例、 固定価格買い取り制度について
●佐々木 邦夫(ささきくにお)
稚内在住、稚内の風力発電を考える会 代表
急速に開発が進む大型・小型風力発電の状況についてお話していただき、固定価格が下がる前に申し込みが殺到している小型風力発電事業と固定価格買取制度について学びます。
2018年7月25日(水)第4回
風力発電被害とどう闘っていくのか、 法的手段の可能性と課題について
●市川 守弘(いちかわもりひろ)
弁護士
風車の低周波音被害、自然破壊などに法的手段を用いて、住民の健康被害救済、自然保護の方策を探ります。
2018年8月29日(水)第5回
風力発電による野鳥の被害と影響
●猿子正彦(ましこまさひこ)
日本野鳥の会札幌支部副支部長
石狩湾岸の野鳥や野鳥の渡りなどを紹介していただきながら、風力発電による被害状況を学びます。
2018年9月26日(水)第6回
大型木質バイオマス発電とその課題
紋別の事例をもとに
●小泉 雅弘(こいずみまさひろ)
NPO 法人さっぽろ自由学校「遊」事務局長
●山形 定(やまがた さだむ)
北海道大学工学研究院教員
紋別市では2016 年末より大型の木質バイオマス発電所(出力50MW)が稼働しています。森林資源の有効活用と謳われていますが、そもそも持続可能なのか? 地元先住民族や生物多様性保全に与える影響は?など、皆さんと一緒に考えたいと思います。
[暮らし・環境]農業はなぜ必要か?
●4月26日(木)開講 全6回 初回以外は火曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 一般6,000 円 会員4,800 円 ユース2,400 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 ユース500 円)
農業は北海道の主要産業ですが、その位置づけや将来方向について、国民・道民の中で十分に認識されているとは言えません。そのため、自給率の問題や後継者不足の問題、環境問題などを引き起こしています。そこで、改めて、北海道農業の必要性と課題および将来方向をいろいろな立場の人に話題提供していただき、経済効率だけではない広い視点から議論をして、農業に関する認識を深めます。
2018年4月26日(木)第1回
農的生活
●湯浅 優子(ゆあさ ゆうこ) スローフード・フレンズ北海道リーダー
●加藤 博美(かとう ひろみ) 北大大学院農学研究科研究員
農業の魅力は、その生産だけにあるわけではなく、農村における生活や食の中にあるとも言えます。その魅力について語っていただきます。
2018年5月8日(火)第2回
農業と社会システム 農業の役割
●柳村 俊介(やなぎむら しゅんすけ) 北大大学院農学研究科教授
●エップ・レイモンド&荒谷 明子(あらたに あきこ) メノヴィレッジ長沼
農業は単なる経済活動を超えた重要な役割を持っています。その役割は何か、また課題や将来に向けての展望について議論します。
2018年6月5日(火)第3回
女性が支える農業と食生活
●中村 由美子(なかむら ゆみこ) きたひとネット会長
●村田 まり子(むらた まりこ) 藤女子大学准教授
自分の地域から生産される農産物を活かした地産地消的な食生活こそが健康な食生活と言えますが、それを支える女性の力について語っていただきます。
2018年7月3日(火)第4回
農業と地域の発展
●中原 准一(なかはら じゅんいち) 酪農大名誉教授
●久田 徳二(ひさだ とくじ) ジャーナリスト
北海道が活性化するためには、地域の一次産業、特に農業・畜産業が元気になることが必須です。そのための課題や将来展望について議論します。
2018年8月7日(火)第5回
食料自給率はこれで良いのか?
●大熊 久美子(おおくま くみこ) 北海道食の自給ネットワーク
●干場 信司(ほしば しんじ) 元酪農学園大学教授
日本の食料自給率は、先進国の中では異常に低いにも拘らず、改善に対する真剣さが十分とは言えません。現状の課題と将来展望を議論します。
2018年9月4日(火)第6回
農業と循環型社会
●干場 信司(ほしば しんじ) 元酪農学園大学教授
●猫本 健司(ねこもと けんじ) 酪農学園大学准教授
農業と環境は切っても切れない関係にあります。両者のキーワードは、共に「循環」と「共生」です。農業と循環型社会のつながりについて議論します。
[暮らし・環境]じわくら(持続可能な私たちの暮らし、じわっとワクワクららら楽しく)スウェーデンから学ぶ 「サステナビリティ(持続可能な発展)」の意味
●5月15日(火)開講 全5回 月1回火曜13:30 ~ 16:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●参加費 一般5,000 円 会員4,000 円 ユース2,000 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 ユース500 円)
*持ち物 筆記用具、誰かとシェアをする自分のお気に入りのおやつを二人分。
●講 師 牧原 ゆりえ(まきはら ゆりえ)
出産を機にサステナビリティについて興味を持ち、スウェーデンの大学院で2つの修士に学ぶ。北欧で学んだ次世代との対話と協働のために必要なフレームワークを伝える。活動のテーマは、自分らしくみんなと。Art of Hosting 日本支部世話人。一般社団法人サステナビリティ・ダイアログ代表理事。
環境問題や社会問題に関する知識は以前と比べて随分普及してきました。でも、その普及活動は、それを変えるための行動に結びついているでしょうか。この要因の1つに、問題解決=面倒or 我慢という思い込みがあるように思います。この講座では、スウェーデンの科学者から生まれた「ナチュラル・ステップ」の「サステナビリティ(持続可能な発展)」の意味を考察します。ご自身の幸せと、日々の暮らしと環境問題と社会問題とのつながりを学び、聴き合い、ポジティブな自分なりの一歩を考えてみませんか。
2018年5月15日(火)第1回
一歩踏み出そう サステナビリティの枠組みとは
サステナビリティには数え切れないテーマがあり、私たちの関わり方もそれぞれです。そんな私たちがお互いに話を聞きあい、学ぶために「それは何のことを言っているのか」について理解するための「枠組み」をまず共有することが大切です。ワークと対話をしながら、サステナビリティの話を枠組みに沿って話し始めます。
2018年6月12日(火)第2回
「しあわせ」の話をしよう
サステナビリティの究極の目的は、私たちも次の世代の人たちもみんなハッピーに生きていくこと。チリの経済学者マック・ニーフが提唱した、人の身の丈に合わせた発展をささえる新しい経済学の提案「ていねいな発展」をベースに、人間の基本的ニーズと幸せについての基礎を学びます。
2018年7月3日(火)第3回
「ちきゅう」の話をしよう
個々の地球の環境問題に対処している時間と資源は残されているのか。ナチュラル・ステップの枠組みに沿って、地球の仕組みをそのまま捉え、様々な環境問題の根本原因
4つを学びます。
2018年8月28日(火)第4回
「しゃかい」の話をしよう
そもそも私たちはどうして社会を形成したの? 人間の基本的ニーズを満たすために設計されたはずの社会がいつその機能を失うのか。ナチュラル・ステップの枠組みに沿って社会をシステムとして俯瞰し、様々な社会課題の根本原因5つを学びます。
2018年9月11日(火)第5回
さてどうしよう
やみくもに成長を目指して突っ走るのではなく、意図的に幸せを目指して変化していくために、私たちには一体何ができるでしょうか。全5回の学びを振り返り、私たちの幸せと持続可能性原理からのバックキャスティングと、変化を起こす対話に必要な枠組みを学び、話を聴き合います。
[暮らし・環境]北海道の鉄道の再生と地域の発展
●6月1日(金)開講 全4回 月1回金曜18:45 ~ 20:45
●会場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 一般4,000 円 会員3,200 円 ユース1,600 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 ユース500 円)
今、北海道の鉄道が危機に瀕しています。このままいけば多くが廃線になり、北海道が急速に衰退することになってしまいます。札幌だから安心、関係ないとするのも、また、赤字だから廃線やもをえないとするも、本当に正しいのでしょうか? そこで、JR北海道研究会のメンバーが鉄道の歴史・実情・地域における鉄道・鉄道の再生の道について、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
2018年6月1日(金)第1回
JR北海道ができるまでの歴史 国鉄の「分割・民営化」
●美馬 孝人(みま たかひと) 北海学園大学名誉教授
国鉄(JNR)で何がおきていたのか。そして、「分割・民営」とは何だったのかについて話題提供します。
2018年7月6日(金)第2回
JR北海道の公共的性格
●小坂 直人(こさか なおと) 北海学園大学教授
ヨーロッパなどの鉄道の状況を紹介することによって、JR 北海道が進む道について話題提供します。
2018年8月3日(金)第3回
JR北海道と地域との関係
●小田 清(こだ きよし) 北海学園大学名誉教授・自治体問題研究所理事長
JR北海道が推し進めようとしている「上下分離」は地域の衰退をもたらすものでしかありません。地域の視線から鉄道の意義について話題提供します。
2018年9月7日(金)第4回
JR北海道の危機を打開する道はあるのか
●武田 泉(たけだ いずみ) 北海道教育大学准教授
JR北海道および道庁の方向性は「集中と選択」であるのに対して、鉄道が再生する道がありえるとして、話題提供します。
[社会・人権]世界の先住民族政策研究は何を目指しているのか
●7月4日(水)開講 全6回 水曜18:45 ~ 20:45
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F・南側奥)※10月以降
●受講料 一般3,000 円 会員2,400 円 ユース・アイヌ民族1,800 円
(単発 一般800 円 会員・ユース・アイヌ民族500 円)
●講 師 丸山 博(まるやま ひろし)
スウェーデン・ウプサラ大学名誉博士、室蘭工大名誉教授。専門は環境政策及び先住民族政策。編著書に『持続的発展と地域社会の可能性』(2006、法律文化社)、『アイヌ民族の復権』(2011、法律文化社)。近年は海外の学術誌を中心に論文を発表している。
●コメンテーター 多原 良子(たはら りょうこ) アイヌ女性会議代表
2017 年12 月に札幌で行われた「先住民族政策に関する国際学術会議」に参加した世界の一線級の研究者の発表を映像と逐次通訳によって再生し、世界の先住民族政策研究の最前線を探る。具体的には、上記の国際会議で行われた36 の発表から、歴史、言語、文化、環境、女性、健康の分野のそれぞれ一つ、合計六つを選び、毎回、一つの発表に焦点を当てる。通訳は北大大学院文学研究科修士課程の前田美紅と「環境とマイノリティ」政策研究センター研究員の田中真澄が担当する。
2018年7月4日(水)第1回
民族を窒息死させること:過去から現在に続く植民地主義的な振る舞い、鉱山と資源の開発に対する先住民族の闘い、そして、健康的な生活の希求
●マリー・パーション・ニアイタ
スウェーデン、人権擁護活動家、スウェーデンサーミ議会議員
2018年8月1日(水)第2回
若い先住民女性に対する性搾取を目的とする人身売買に立ち向かう先住民おばあちゃんたちのイニシアティブ
●ジャニス・シンディー・ゴデ
カナダ アルバータ大学サンジャイン校助教
2018年9月5日(水)第3回
植民地主義と先住民族の健康被害
●ジェームス・ダシェック
カナダ レジーナ大学運動学健康学部准教授
2018年10月3日(水)第4回
先住民族のトラウマをいやすストーリー テリングの方法論
●カタルジーナ・ポストゥザック
ポーランド アマレヤ劇団アートディレクター
2018年11月7日(水)第5回
サーミ文化と北部スカンジナビアの自然との不可分の関係を芸術で表現する
●トゥーマス・コルベンソン
スウェーデン スウェーデン芸術工芸デザイン大学常勤講師
2018年12月5日(水)第6回
高等教育におけるグリーンランド語への支援
●アルナック・グローブ
デンマーク グリーンランド大学翻訳通訳学科准教授
[社会・人権]遊歩としゃべり場
●日 時 10月8日(月・祝)、27日(土) 全2回 13:30 ~ 15:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501 A)
●参加費 一般2,000 円 会員1,600 円 アイヌ民族・障害を持つ人・25 歳以下800 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 アイヌ民族・障害を持つ人・25 歳以下500 円)
●ホスト 安積 遊歩(あさか ゆうほ)
生後40 日で骨が脆い障がいと診断される。13 歳の時にそれ迄の治療からの訣別を決意、その後は自分で自分の体を看てきた。ピア・カウンセリングカウンセラー。障がい者自立運動のパイオニア。
安積遊歩さんによる「遊歩としゃべり場」。今回はアイヌ民族のお二方をゲストに迎えます。
2018年10月8日(月)
川上 恵さんを迎えて
差別の中を生き抜いて。女性として、母として
川上恵さんは、アイヌの女性として2歳の男の子を働きながら育てているパワフルで素敵な方です。私も22 歳の同じ障害を持つ娘の母として、川上恵さんとは被差別という共通の位置に立っていると感じています。恵さんは、アイヌ語親子教室を始めたり、アイヌ語での歌や踊りを子どもたちにどう伝えていくかを真剣に考えています。
奪われた言葉、踏みにじられた歴史の中にあっても、誠実に子どもに向き合う恵さん。わたしとは時代も歴史も異なる若い母である恵さん。しかし、被差別という共通の基盤の上に立てば、様々に共有する痛みや喜びはたくさんあるはず。子どもたちの未来を開き、希望あるものにしていこうとする二人のトーク。こうご期待。
2018年10月27日(土)
結城 幸司さんを迎えて
優生思想で踏みにじられてきた命たち。障害と民族
今年になってから優生保護法による被害者たちの提訴が社会から注目されてきました。優生保護法は1996 年に改訂され、母体保護法となりましたが、内実にあった優生思想は、出生前診断等の技術によりさらに深化、拡散していると言えます。また、アイヌ民族にかけられた旧土人保護法からアイヌ文化振興法への転換も、その歴史の差別性、犯罪性を明らかにすることなく、もちろん、何の謝罪もなく、北海道150 年のイベントがあちこちで行なわれています。障害を持つ人とアイヌ民族にかけられた抑圧について、様々な形で向き合い、それぞれに活動して来たわたしと結城さんのトークを優生思想を変える希望の一助にできればと思います。是非おいでください。
[社会・人権]記者たちの白熱教室―ジャーナリストを目指す君へ<後編>
● 10 月13 日(土)開講 後期全6回 (2 回目以降)木曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般6,000 円 会員4,800 円 25 歳以下2,400 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)
日本の「報道の自由度」ランキングはついに72 位(2016 年度)まで落ちた。民主主義の基盤を支える「知る権利」。それを担保するはずのメディアは大丈夫か。人権問題を掘り起こし、事件でスクープを放ち、海外特派員で活躍した第一線の記者たちが、取材体験を語り、ジャーナリスト志望の若者、市民とともにジャーナリズムの未来を考える。
2018年10月13日(土)13:00 ~ 15:00 第1回
働く人を守る社会はすべての人を守る 格差拡大、グローバル化の今こそ労働問題を追え
●竹信 三恵子(たけのぶ みえこ)
元朝日新聞記者。労働問題取材の第一人者で、2009 年に貧困ジャーナリズム大賞受賞。和光大学教授
裁量労働のデータ歪曲事件は、働く現場の声が容易に届かない社会を映し出している。生きるための命綱である労働の現場に何が起きているのか、それをどう報じるべきかを考えます。
2018年11月1日(木)第2回
奇跡のスクープ 旧石器発掘捏造事件を取材して
●山田 寿彦(やまだ としひこ)
元毎日新聞記者。旧石器遺跡取材班で新聞協会賞受賞。はり・きゅう・指圧治療院「麻生ことぶき堂」院長。函館市出身
2000 年11 月、旧石器発掘捏造のスクープは、毎日新聞の社内にも衝撃を与えた。陣容が最も弱小な北海道支社が放った歴史的な特ダネだったからだ。ジャーナリズムの
旗は、志さえあればどこにでも立つ。ジャーナリズムを支える青臭い正義感と、人間への飽くなき好奇心を伝えたい。
2018年11月29日(木)第3回
Be Trans-Border Press ! 新聞記者は「境(さかい)」を越える
●喜多 義憲(きた よしのり)
元北海道新聞記者。ソウル特派員の時、元日本軍慰安婦・金学順氏の単独インタビューを初めて行った。大阪府出身
記者は独立自尊の精神で事実を掘り起こし、同業者と競い合う。だが、時として読者の知る権利に応えるべく、会社や記者クラブ、国境さえも越えて連携し合う“記者ギルド” が形成される。自己の経験から「記者が『境』を越えるとき」を伝えたい。
2018年12月6日(木)第4回
地域の課題を掘る 北方領土から生活保護まで
●本田 良一(ほんだ りょういち)
北海道新聞編集委員。「日ロ現場史~北方領土 終わらない戦後」で2013 年新聞協会賞受賞。熊本県出身
根室、東京、モスクワ、釧路などと転勤を重ね、地域の課題を追ってきました。ネットが発達した今、東京ではなく、現場に近い地域からこそ問題の構造が分かり、全国、
世界の課題も見えてきます。
2018年12月27日(木)第5回
「自称記者」の一人言 記者クラブの外から書く
●小笠原 淳(おがさわら じゅん)
札幌タイムス記者を経てフリー。月刊誌『北方ジャーナル』を中心に執筆。著書に、道警の未発表不祥事を追った『見えない不祥事』(リーダーズノート出版)。小樽市出身
「記者クラブ」に加盟しなくても取材はできる。たとえば、地元警察の未発表不祥事掘り起こし。大手メディアが報じない事実に、招かれざる「自称記者」が鼻を突っ込んでみたら――。
2019年1月10日(木)第6回
ジャーナリズムはフェイクに対抗できるか
●外岡 秀俊(そとおか ひでとし)
元朝日新聞ゼネラルエディター兼東京編集局長。札幌市出身
SNS全盛の時代にジャーナリズムは生き残れるか。「個体発生は系統発生を繰り返す」といいます。メディアと技術の歴史をひもとき、明日のジャーナリズムの姿を探ります。
[社会・人権]行政文化の改革は可能か
●10月17日(水)開講 全5回 月1回水曜18:45 ~ 20:45
●会場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000 円
(単発1,000 円 25 歳以下500 円)
●講 師 森 啓(もり けい)
中央大学法学部卒、神奈川県自治総合研究センター研究部長、北海道大学法学部教授、現在・北海学園大学法科大学院講師。主な著作「文化の見えるまち」「自治体学とはどのような学か」『自治体学の二十年・自治体学会の設立経緯』(公人の友社、2006 年)。詳細はhttp://jichitaigaku.blog75.fc2.com/ 参照。
文化の見えるまちとは「住んでいることが誇りに思えるまち」のことである。
文化は計量化できない価値であり目に見えるものでもない。見えない価値を保存し創出する営為が「文化の見えるまちづくり」である。自治体の存立意味は「文化の見えるまちをつくる」ことにある。「自治体」とは「行政」のことではない。自治体の主体は市民である。現在日本に必要なのは「考える力」である。「批判的思考力」である。
本講座は行政文化改革の道筋を吟味し考察する。
●テキスト 森 啓『文化の見えるまち』公人の友社 2009 年-2.400 円( 著者割引購入1.700 円)
( 毎回、詳細レジュメを配布するーテキスト無くも受講は可)
2018年10月17日(水)第1回
役所の文化改革
1) 無難に大過なくの役所文化
2) 上司意向の忖度と行政職員の職業倫理
3) 行政責任は不作為責任(為すべきことをしない責任)
4) 市民行政の実践
2018年11月21日(水)第2回
公務員の考え方は如何にして変わるか
1) 公務員研修の実態
2) 公務の研修から―政策の研究開発へ
3) 行政職員の政策能力
4) 自治体学会の設立
2018年12月19日(水)第3回
文化行政
1) 文化行政とは何か 何をすることか
2) 行政が文化を政策課題にしてよいのか
3)「 文化の1%システム」
4)「 文化行政壁新聞」
2019年1月23日(水)第4回
行政の文化化
1) 役所文化の改革は可能か
2) 行政の文化化とは
3) 改革は主体の自己革新―( 自分自身が変わる)
4) 行政の文化化の実際例
2019年2月20日(水)第5回
市民と行政の協働
1) 行政文書に氾濫した「協働」
2) 自己革新した行政職員と市民の信頼- 協力
3) 自治体の政策自立―地方政府( ローカルガヴァメント)
4) 説明理論と実践理論
[社会・人権]1968年から 50年 ―その「問いかけ」を今に <後編>
●11月16日(金)開講 全5回 月1回金曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)
1960 年代終わりから70 年代初頭にかけて若者から噴出した「無数の問い」とその問題意識から広がった運動は、今の社会とは無関係な過去の出来事として葬られがちです。しかし、当時の若者たちが発したラディカル(根源的)な「問い」は、50 年ほど経ったいま、なおのこと受け止めてみる価値のある「問い」なのではないでしょうか? 当時の若者の問いかけに、その後の社会はどう応えたのか、あるいは応えなかったのか? 当時の運動がその後の運動や市民活動に与えた影響とは? この時代を直接知らなかった世代を交えて、その「意味」を再考してみましょう。
10 月19 日(金)【プレ企画】 *参加費別
「1968年」―無数の問いの噴出の時代
●荒川 章二(あらかわ しょうじ)
前・国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)教授
2018年11月16日(金)第1回
大学の現場から
「軍産官学共同体」か「市民目線の大学」か?
●山形 定(やまがた さだむ)
北海道大学工学研究院教員。1989 年以降、北海道大学工学部で大気観測・実験とともに、自然エネルギーの地域利用について研究中。
かつて疑問視された産学協同は当たり前、今や軍学協同すら進められつつある大学。競争的研究費を獲得しなければ研究を続けられない状況に置かれた大学研究者はどこに
向かうべきか考えます。
2018年12月21日(金)第2回
地域の暮らしを破壊する「開発」 伊達火力発電所反対運動から
●花崎 皋平(はなざき こうへい)著述業。『天と地と人と―民衆思想の実践と思索の往還から』ほか著書多数。
●大嶋 薫(おおしま かおる)1951 年生まれ。札幌市議会議員。
高度経済成長、科学技術信仰、戦後民主主義―敗戦後の日本社会の「奇跡」とも言われる発展を支えた価値観に対する異議申し立て。「学園の反乱」から「地域住民運動」
への歩み。
2019年1月18日(金)第3回
先住民族の自立と解放 アイヌ解放運動の胎動
●竹内 渉(たけうち わたる)前(公社)北海道アイヌ協会常務理事・事務局長
主に1970 年以降のアイヌ民族解放運動について、映像(動画、写真)を多用して、お話しします。「アイヌ民族の復権とは、民族としてのあらゆる誇りを回復するのが解放の道であって、アイヌの自覚を捨て去ることではない」(『アイヌ宣言』結城庄司 三一書房 1980 年10 月)という結城アイヌの言葉に少しでも近づければと思います。
2019年2月15日(金)第4回
主体としての「女」リブが問いかけたこと
●ひがし ゆかこ 泡沫だけどエコな雑貨店で奮闘中
45 年以上前のリブ運動を振り返ることはなかったし、はんかくさいことや「ごめんなさーい」ってこともある私の経験を、人に伝えることなど考えたこともありませんで
した。でもリブの仲間たちが遠くに逝き出して、忘れたくないと思いました。リブのお姉さんたちが私に教えてくれた、個人的ですが「人生で大切なこと」のお話です。
2019年3月15日(金)第5回
まとめのディスカッション 68 年の「問い」と現在、そして未来
一年間行なった講座を振り返りながら、当時の問いかけや行動から現在の課題をみつめ直し、未来に引き継ぐべきものを話し合いましょう。
[社会・人権]企業と人権 ―SDGs 時代のビジネスに求められるもの
●10月26日(金)開講 全6回 月1 回金曜18:45 ~ 20:45(公開は別設定)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)ほか
●受講料 一般6,000 円 会員4,800 円 25 歳以下2,400 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)
日本の就労者の87%は企業で働いています。しかし、私たちの社会の前提となっているはずの人権や基本的自由という理念は、経済的利益を追求する企業の論理の前で大きく制限されているのではないでしょうか。グローバルに展開する企業活動の拡大を背景に、国連人権理事会では、2011 年に「ビジネスと人権に関する指導原則」を採択、日本でも現在、国別行動計画の作成に向けた動きが進められています。こうした国際動向も踏まえつつ、企業に求められる人権尊重の理念や取り組みについて皆さんと一緒に考えたいと思います。
10 月20 日(土)【プレ企画】 *参加費別
スマホから考える世界・わたし・SDGs―サプライチェーンからみた企業と市民の責任
2018年10月26日(金)第1回
「持続可能な」森林認証・パーム油認証制度の問題点 インドネシアの生産地域からの報告
●浦野 真理子(うらの まりこ)北星学園大学経済学部教授
持続可能な森林認証やパーム油認証は、消費者向けのアピールとして多くの国際市場で展開する大企業が採用していますが、新自由主義的な企業活動を円滑にするだけと批
判もされています。この問題を、アブラヤシ大農園やパルプ植林企業の進出に直面する地域の状況から考えます。
2018年11月30日(金)第2回
ディーセント・ワークと日本の労働者
●川村 雅則(かわむら まさのり)北海学園大学教授
国際競争を勝ち抜くため、とはよく聞く言葉ですが、日本の厳しい働き方は国際標準なのでしょうか。ILO(国際労働機関)の提唱するディーセント・ワーク(働きがいの
ある人間らしい仕事)概念に照らしながら、企業中心社会が日本の労働者にもたらしてきたものを辿ってみましょう。
2018年12月16日(日)第3回【公開】
「ビジネスと人権」とSDGs
参加費 当日1,000 円 事前予約800 円
●講 師 松岡 秀紀(まつおか ひでき)
地方自治体、国際協力NGO、環境NGO、京都CSR 推進協議会事務局長等を経て、現在、一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)特任研究員などとして、ビジネスと人権やCSR 関連の調査研究、教材開発などに携わっている。同志社大学大学院、関西学院大学非常勤講師。ビジネスと人権NAP 市民社会プラットフォーム副代表幹事。
世界人権宣言70 周年を迎えたいま、「誰ひとり取り残さない」とするSDGs における人権の重要性を伝えるとともに、SDGs でも重視されている「ビジネスと人権」をめぐる世界と日本の動きについて、企業と市民、双方の目線から考えます。
2019年1月25日(金)第4回
あなたの思う中小企業のイメージは?
●清水 誓幸(しみず ちかゆき)
株式会社 北翔 代表取締役 北海道中小企業家同友会江別地区会会長 在江別(北海道)フィジー共和国名誉領事
中小企業のイメージっていかがお持ちでしょう? 労働環境が悪い! ブラック企業が多い! 賃金が安い! など悪いイメージがありませんか? その想い、根底から覆させ
てください。私が経営する会社の取組と 所属する北海道中小企業家同友会の取組について事例発表をさせていただきます。
2019年2月22日(金)第5回
企業におけるセクハラ、パワハラ問題
●秀嶋 ゆかり(ひでしま ゆかり)
弁護士・秀嶋法律事務所
企業で働く女性達の多くが「非正規雇用」の中で、ハラスメント事案の相談は後を絶ちません。ハラスメントは職場環境の問題であり、雇用主には職場環境整備義務がある
との理解が十分進んでいるとは言えず、課題が大きい状況であることを一緒に学びたいと思います。
2019年3月22日(金)第6回
人権という観点から企業という存在を考える
●蔵田 伸雄(くらた のぶお)
北海道大学文学研究科教員( 応用倫理学)
労働のための場所である企業が、そこに生きる人の人権を侵害し、消費者や地域住民の権利を損なっている。人権と倫理といった観点からあるべき企業の姿について考えて
みたい。
[社会・人権]優生裁判から見えるもの ―優生思想、いのち、人権
●11月2日(金)開講 全4回 月1回金曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般4,000 円 会員3,200 円 25 歳以下1,600 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)
1948 年から1996 年まで続いた旧優生保護法によって、不妊手術や中絶を強制された人たちへの謝罪と補償を求める裁判が北海道でも始まりました。1996 年の母体保護法への改正で強制手術に関わる条項は削除されましたが、被害者への謝罪も補償もされていないことに加えて、そもそも優生保護法とはどんな法律だったのか、優れている・劣っているってなに? 国が命を管理することへの違和感…などなど、多くの疑問が湧いてきます。誰もが人として尊重される社会をめざして、ご一緒に学びあいたいと思います。
2018年11月2日(金)第1回
優生保護法とは何か、優生保護法の歴史
●岡田 久美子(おかだ くみこ)
札幌学院大学法学部教員。専門は刑事法学。これまで、DV被害者による加害者殺しを無罪とする法理や、性犯罪成立に行為者の暴行・脅迫を要求することの不当性を、提
示してきた。
優生保護法とは何だったのか。法の目的や成立、改正の経緯、その問題点と、母体保護法の成立によって何が変わったのか、今に続く課題などについてお話しいただきます。
2018年12月14日(金)第2回
優生保護法と障害者
●山崎 恵(やまざき めぐみ)
DPI 北海道ブロック会議 事務局次長。1979 年2月、留萌市生まれ。1998 年4月から大学入学を機に自立生活を始める。中学時の就学闘争からインクルーシブ教育の運
動を中心に障害当事者運動に関わる。
厚労省の統計によると、強制不妊手術の被害者は1万6500 人にのぼりますが、その多くは障害を持つ人たちでした。法の思想を背景にして何が行われたのか、法との闘いをお聞きし、ともに考えたいと思います。
2019年1月11日(金)第3回
優生保護法とハンセン病裁判
●浅川 身奈栄(あさかわ みなえ)
ハンセン病回復者と北海道をむすぶ会。1963 年十勝生まれ。宗谷管内での小中学校教員を経て、現在はハローワーク札幌で難病患者就職サポーターをしながら、薬害被害者の夫とともに薬害問題やハンセン病問題に取り組んでいる。
優生保護法ができる前から、ハンセン病療養所では、結婚の引換条件として断種・堕胎が行われていました。法律はありませんでしたが、優生思想に基づき、命や人権が踏
みにじられていたわけで、2001 年の原告勝訴の熊本判決でも、その部分も含めた人生被害に対し、国が原告に謝罪し、賠償金を払いました。ハンセン病裁判の経緯と経験、現在進行中のハンセン病家族裁判についてもお話しいただき、学びたいと思います。
2019年2月8日(金)第4回
現在進行中の裁判の意義と論点
●小野寺 信勝(おのでら のぶかつ)
弁護士 2006 年弁護士登録。北海道合同法律事務所所属。優生保護法被害者北海道弁護団事務局長。ほかに、外国人技能実習生問題弁護士連絡会共同代表、元朝日新聞記
者植村隆札幌訴訟弁護団事務局長など。
5月、6月に提訴された優生保護法被害者への謝罪と補償を求める訴訟について、弁護団事務局長の小野寺弁護士にお話しいただきます。訴訟の意義や論点、今後の見通し
などをお聞きし、市民として何ができるかを考え合いたいと思います。
[社会・人権]人権から見た 在日コリアン戦後70 年史
●11月19日(月)開講 全5回 月1回月曜18:45 ~ 20:45
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F・南側奥)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)
●講 師 林 炳澤(いむ ぴょんてく)
1946 年、札幌に在日韓国人二世として生まれる。71 年に在日韓国青年同盟に参加、道地方委員長を務め、韓国の民主化、韓国人政治犯救援、指紋押捺撤廃などの民族運動を行った。現在、東アジアの平和と人権をテーマに日本の友人たちと様々な市民運動を行っており、さっぽろ自由学校「遊」共同代表、日本の戦後責任を清算するため行動する北海道の会・共同代表、8.15/12.8 北海道集会実行委員会・共同代表を担う。
近年、在日コリアンへの醜悪なヘイトスピーチ(差別扇動表現)が横行している。どうして日本社会はこのような嘆かわしい事態になってしまったのか。原因は様々にあろうが、その根本的な理由に日本社会・民衆が、戦後の在日コリアンの社会的位置づけ、歩みについて理解に乏しいことがある。そこで戦後70 年に渡る日本国家・政府の差別・抑圧政策、日本社会の反応、在日コリアンの人権運動などをお話しし、皆さんと語り合いたい。
2018年11月19日(月)第1回
植民地支配の終焉 清算なき戦後処理
在日コリアンはどうして生まれたのか、そして戦後、彼らは日本社会でどのように位置づけられたのか。日本政府の歴史的清算の欠落、不当な外国人差別・管理政策の原点
を見つめる。
2018年12月17日(月)第2回
日・韓の国交回復 果たされなかった戦後清算
1965 年、日本と韓国は国交を樹立したが、またしても過去の植民地支配清算に基づいた在日コリアンへの適切な処遇は行われなかった。それはなぜなのか、その政治的意
味と実態をとらえる。
2019年1月21日(月)第3回
日本の国際人権条約加入 不十分な処遇改善
1979、82 年、日本はやっと国際的な人権擁護の枠組みに加入する。それによって初めて在日外国人の処遇を改善することになるが、それでも抜本的な改善とはならなかっ
た。その限界性の実態を問う。
2019年2月18日(月)第4回
指紋押捺撤廃運動の高揚 差別撤廃運動の前進
80 年代、在日コリアンの指紋押捺拒否問題と前後して、彼らへの様々な制度的差別に対する撤廃運動が活性化する。指紋問題が表象したものと差別撤廃運動を見る。
2019年3月18日(月)第5回
ヘイトスピーチの台頭 問われる差別排外意識の克服
21 世紀に入り、新たに在日コリアンへの差別問題―ヘイトスピーチが社会化した。日本社会に存在する意識的差別、そしてこれまでに見てきた差別問題を解決する道すじ
を共に考える。
[社会・人権]ソ連軍の千島占領を支えた三つの米ソ㊙共同作戦
占守島と根室からみた千島戦史は日本人の常識的な日米戦史と日ソ戦史の見直しを求める
● 2019 年1月22日(火)、29日(火) 全2回 火曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般2,000 円 会員1,600 円 25 歳以下800 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)
●講 師 佐々木 洋(ささき よう)
日本経済論専攻/異論派メドヴェージェフ研究者
根室振興局は本年、旧ソ連軍が千島列島への上陸作戦に用いた艦船とその水兵のなかに、大戦中、米国から貸与された艦船があり、米国で訓練をうけた兵員がいた事実を提示する画期的な展示会を開催し、注目を浴びました。
根室で展示会を見学したロシア極東研の佐々木洋さんは、ソ連軍の千島占領の背景には三つの米ソ㊙共同作戦の存在が確認できると述べ、占守島と根室から太平洋戦争の歴史を振り返ると、根室以外の日本人の間に広まっている先の大戦の理解は見直しを求められていると言います。三つのマル秘共同作戦とは? そして、歴史の見直しとは? 皆さん、講師と一緒に勉強しましょう。
2019年1月22日(火)第1回
奇妙な条約=日ソ中立条約と米国の武器貸与法
日本大本営は米国の対ソ武器貸与を「黙認」したのか?
2019年1月29日(火)第2回
ソ連軍の千島上陸・占領を支えた 米ソ㊙共同三作戦
トルーマンは前大統領の米ロ協調スタンスを変更したか?
[社会・人権]草の根民主主義による地域の関与とエンパワーメント タウンミーティングの仕組み
●日 時 11月6日(火) 18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 1,000 円 (25 歳以下500 円)
●講 師 レニ・シャルボンヌ
米国マールボロ大学学生、Cemipos(環境とマイノリティ政策研究センター)研究員
民主国家における政治的懸念は、多くの権力が少数の人たちに握られていることである。その結果、投票率の低下が示すように、民主的制度への参加に多くの人々が関心をもたなくなっている。そうした中で、権力の不均衡や市民の選挙権行使の減少への対抗措置として、市民が直接意思決定をする草の根民主主義の導入を試みている自治体もあるが、すでに草の根民主主義を長い間行ってきた自治体もある。本講座では、米国のニューイングランド地区の草の根民主主義に焦点を合わせて、民主主義の将来について皆さんと考えたい。
[社会・人権]市民自治 ~現在日本は民主主義か Ⅱ
●5月16日(水)開講 全5回 月1回水曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 ユース2,000 円
(単発1,000 円 ユース500 円)
●講 師 森 啓(もり けい)
中央大学法学部卒、神奈川県自治総合研究センター研究部長、北海道大学法学部教授、現在・北海学園大学法科大学院講師。主な著作「文化の見えるまち」「自治体学とはどのような学か」『自治体学の二十年・自治体学会の設立経緯』(公人の友社、2006 年)。詳細はhttp://jichitaigaku.blog75.fc2.com/ 参照。
安部首相の国会答弁は、急所( 重要なこと) を質問されると焦り「野次がウルサイ」とイライラして「訊かれていないこと」をベラベラ喋り質問者の持ち時間を浪費する。これが国民の運命をも決する人物であろうか。安部普三はアメリカ- トランプに同調して「北朝鮮への圧力」を言い続けているが、北朝鮮は「圧力」で「参りました- 核は止めます」と言う国であろうか。日本のなすべきは、南と北の対話・友好の気運を支援して「東アジアの平和」を求めることである。これが道筋である。日本の人々は賢明にならねばならぬ。本講座はその道筋を吟味し考察する。
●テキスト 森 啓『新自治体学入門』時事通信社 (2008 年、2.300 円+税 アマゾンで中古購入可)
2018年5月16日(水)第1回
北海道の道州制問題
1) 3.200 を1.700 に減らした市町村合併は
どうであつたか
2) 道州制の意図( ネライ) は何か
3) 北海道の自立と沖縄の独立
―北海道の四島返還と沖縄の米軍基地撤去
4) 北海道の役割―東アジアの友好平和
2018年6月20日(水)第2回
住民投票
1)「当選すればこっちのもの」にさせない市民の
制御力と歯止め。
2) 自治体の憲法―市民自治基本条例
3) 代表権限の信託と信託解除権の発動
4) 常備型住民投票条例
2018年7月11日(水)第3回(日程が変更になりました)
対論: メディアと市民
●ゲスト 徃住 嘉文( とこすみ よしふみ)
日本ジャーナリスト会議北海道支部長
1) 新聞- テレビは真実を報道しているか
2) 原発- 基地問題とメディアの現状
3) 安倍政権のメディア操作―とりわけNHK ニュース
4) メディアに騙されない市民の条件
2018年8月22日(水)第4回
自治体の政策能力
1) 自治体の独自政策の歴史( 歩み)
2) 議員の政策能力
―議員が市民活動に関わらないワケ( 理由)
3) 町内会問題と市民自治
4) 市民の学習活動と自治体の政策形成
2018年9月19日(水)第5回
行政職員と市民
1) 市民は行政職員をどう見ているか
2) 市民の側の問題は何か
3) 行政の職員研修の現状
―能吏の養成か自治体職員の誕生か
4) 職員と市民の協働―まちづくりの実例
[社会・人権]1968年から 50年 ~その「問いかけ」を今に <前編>
●5月18日(金)開講 全5回 月1回金曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 ユース2,000 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 ユース500 円)
1960 年代終わりから70 年代初頭にかけて若者から噴出した「無数の問い」とその問題意識から広がった運動は、今の社会とは無関係な過去の出来事として葬られがちです。しかし、当時の若者たちが発したラディカル(根源的)な「問い」は、50 年ほど経ったいま、なおのこと受け止めてみる価値のある「問い」なのではないでしょうか? 当時の若者の問いかけに、その後の社会はどう応えたのか、あるいは応えなかったのか? 当時の運動がその後の運動や市民活動に与えた影響とは? この時代を直接知らなかった世代を交えて、その「意味」を再考してみましょう。
※ 10 月より<後編>も開講いたします。
2018年5月18日(金)第1回
1968 年前史 1950、60 年代の社会運動とその変容
●花崎 皋平(はなざき こうへい)
著述業。『天と地と人と―民衆思想の実践と思索の往還から』ほか著書多数。
敗戦から50 年代にかけて戦後民主主義が盛んになり、60 年安保闘争で多くの人々が立ち上がりました。その上にたって60 年代の闘いがあります。当事者であった花崎皋平さんに当時の様子を語り伝えていだだければと思います。
2018年6月15日(金)第2回
現代日本の教育 全共闘からの問いかけ
●工藤 慶一(くどう けいいち)
北海道に夜間中学をつくる会共同代表
●野村 俊幸(のむら としゆき)
登校拒否と教育を考える函館アカシヤ会代表
社会福祉士・精神保健福祉士
日本は1960 年代、高度経済成長に入った。大学は指導・研究層の育成と、中間管理職・技術職の養成機関へと役割の明確化が求められた。そこで問われたのが産官学のあり方であり、国が進めたのは大学管理法の制定だった。各大学での闘いのテーマはそれぞれ異なったが、共通したのは「大学の自治」「学問の自由」に及ぶ根源的に問いだった。
2018年7月20日(金)第3回
全共闘以後の大学、管理強化と抵抗 ある北大生の90 年代を振り返る
●宮野 晃一郎(みやの こういちろう)
札幌学院大学ほか講師。専門は、哲学・倫理学、ミシェル・フーコー研究。
90 年代の北大は、自由な校風を残しつつも、学生活動に対する管理が強まった時期でした。当時の大学改革と寮運動にフーコーの思想を絡めて、私なりの「68 年」の意
味を考えたいと思います。
2018年8月17日(金)第4回
” 加害” の自覚、国際連帯へ ベトナム反戦とべ平連をめぐって
●花崎 皋平(はなざき こうへい)
著述業。『天と地と人と―民衆思想の実践と思索の往還から』ほか著書多数。
●山口 たか(やまぐち たか)
元札幌市議。市民自治を創る会代表
日本はアメリカが行うベトナム戦争の出撃拠点だった。相模原からは戦車が運び出され、返還前の沖縄からは爆撃機が飛び立った。日中・太平洋戦争の反省として平和主義
を掲げた日本で、ベトナムの人々を殺す兵器が準備される不条理。生々しい戦争の記憶を背景に、普通の市民が自ら「砲弾の下の人々の悲惨」を想像し、自ら反戦の声をあげ
たことは、戦争を経た市民の「自立の一歩」でもあった。
2018年9月21日(金)第5回
革命的暴力と「制度への長征」日・独68 年運動の行方を読む
●秋元 由裕(あきもと ゆうすけ)
1984 年札幌生まれ。北海道大学専門研究員。専門は、社会批判の哲学史。
敗戦国という似た条件の下で共に1968 年を経験した日本とドイツ。しかし50 年を経た現在、二つの社会は互いに全く異なっています。それぞれの68 年運動を振り返り、今・ここからの思想と実践について考えます。
[社会・人権]市民がつくる平和 ~核兵器禁止条約を力に
●5月22日(火)開講 全5回 18:45 ~ 20:45(第3回のみ10:30 ~ 12:00)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 ユース2,000 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 ユース500 円)
この地球上にある核兵器の数を知っていますか? およそ15,000 発です。地球は何万回滅びるのでしょうか? 戦争で核兵器が使用されたヒロシマ、ナガサキの被害の後も軍事演習や核実験で被害が出ています。日本に住む私たちは核兵器を無くしていく責任があります。核の傘の下にある日本の子どもたちのために、そして核兵器を持たない世界の大多数の国々に犠牲を強いることのないために。
2018年5月22日(火)第1回
ナガサキ佐世保基地の現状
●芳賀 由子(はが ゆうこ)
原水爆禁止北海道協議会 2017 年北海道代表団
長崎県佐世保基地には、自衛隊の基地とアメリカ軍の基地があります。日本の米軍基地の第3位(横須賀、沖縄)の基地です。北朝鮮のミサイルを口実に、軍事予算の増大、軍事産業のビジネスへのお金の流れが加速しそうな今、冷静な議論が求められます。2017年現在の佐世保基地の現状を、スライドを交えてわかりやすく解説します。
2018年6月19日(火)第2回
核兵器と原発
●姫宮 利融(ひめみや としあき)
元稚内北星学園大学教授、日本科学者会議会員、原発問題全道連絡会常任理事、日本金属学会会員
原発のある国・日本は、いつでも核兵器を作ることが可能だ、と麻生大臣は12年前に発言しました。核兵器と原発ってどういう関係にあるのでしょうか?科学の専門家の
立場から教えてもらいます。
2018年7月7日(土)第3回(午前10:30 現地集合)
原爆資料館ツアー
●ヒバクシャの方の体験談
札幌に「広島・長崎原爆資料展示館」があるのをご存じですか?JR平和駅を降りたらすぐのところです。原爆の実態を知るために足を運んでみませんか。当日、被爆者の
方の体験談をお伺いします。館内展示を見たりしたあと、みなさんで意見交流し、学びを深めます。
※駐車場がありませんので公共交通機関でお越しください。
2018年8月9日(木)第4回
映画上映会「狂夏の烙印」
8月6日広島に、8月9日長崎に原爆が落とされました。この日、祈りを捧げるためにみなさんで集まりましょう。映画は広島をとりあげます。広島で被爆したと言われる韓国・朝鮮人は約5万人。戦後、祖国に帰った被爆者たちは、日本国内の被爆者と同等の援護を受けることができず、それぞれが苦難の人生を歩んできました。これはあの夏の日の広島を背負い続ける韓国・朝鮮の人々の記録です。映画を見た後、参加者で感想を交流し合います。
2018年9月18日(火)第5回
国際的な情勢と私たちのアクション
●高城 由香里(たかじょう ゆかり)
昨年7月国連で核兵器禁止条約が採択されました。第2次世界大戦後、世界の軍事バランス、核不拡散条約、非核保有国の共同宣言・「新アジェンダ」など、国際的な流れ
を学習します。国際的な動きを見ながら、核兵器のない世界に変えるために私たちにできることを考えます。
[社会・人権]歴史修正主義の闇を斬る
●5月25日(金)開講 全5回 月1回金曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 ユース2,000 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 ユース500 円)
歴史修正主義とは、すでに確定している“歴史的事実” に異議を唱え、存在しなかったかのように主張したり、修正を迫ったりすることです。ナチス・ドイツによるホロコースト(大虐殺)の否定論者が自らを歴史修正主義者と名乗ったことから批判的な意味合いで使われるようになりました。歴史修正主義者の言説は、自分たちに都合の悪い歴史的事実を覆い隠し、ねじ曲げることで、他国や異なる民族への偏見や差別、そして暴力を助長します。近年の日本におけるヘイトスピーチやヘイトクライムには、歴史修正主義者による歴史の捏造・改ざんが大きく影響しています。政権の中枢からメディア、教育現場に至るまで、日本社会に広くはびこる歴史修正主義の闇に迫ります。
2018年5月25日(金)第1回
歴史修正主義の克服と歴史認識の共有をめざして
●本庄 十喜(ほんじょう とき)
東京都生まれ。北海道教育大学札幌校准教授。専攻は日本現代史、戦後補償運動史、民衆運動史。
日本社会における歴史修正主義の課題とその克服方法について、日本軍「慰安婦」問題をめぐる「日韓合意」や「少女像」問題、そして日中韓歴史共通教材の試みから考えてみたいと思います。
2018年6月29日(金)第2回
歴史修正主義と教科書問題
●平井 敦子(ひらい あつこ)
札幌市立中学校社会科教師。子どもと教科書北海道ネット21共同代表、北海道歴史教育者協議会会員。
新しい歴史教科書をつくる会による教科書の出現以来、次世代を育む教育が大きくゆがめられてきました。この20年近く何が起こってきたのか、未来をどう描くのか、現場教師の目で語りたいと思います。
2018年7月27日(金)第3回
歴史修正主義者のフェイクニュース 慰安婦否定論の源流に迫る
●植村 隆(うえむら たかし)
元朝日新聞記者。連載「新聞と戦争」取材班で2008 年度石橋湛山早稲田ジャーナリズム大賞受賞。韓国カトリック大学客員教授。高知県出身。
私の24 年前の慰安婦問題の記事を「捏造」とレッテル貼りした櫻井よしこ氏。こうした扇動で、私は激しいバッシングに直面した。このレッテル貼りの背後にあるものは一体何なのか。櫻井よしこ氏と法廷で闘うジャーナリストからの報告。
2018年8月24日(金)第4回
アイヌ民族と歴史修正主義
●丹菊 逸治(たんぎく いつじ)
北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授
アイヌ民族に対する現在のヘイトスピーチには、歴史修正主義的な傾向を持つものが多いように思われます。人類学、歴史学などにみられるアイヌ民族に対する歴史修正主義を検証します。
2018年9月28日(金)第5回
歴史修正主義とヘイトクライム 私たちはなぜ植民地主義者になったのか
●前田 朗(まえだ あきら)
東京造形大学教授
朝鮮、韓国、中国をはじめとする周辺諸国への差別とヘイト、アイヌ民族や琉球民族への差別とヘイト。戦後民主主義と平和主義のもとにあった日本が、いま憎悪と排外主義の吹き溜まりと化しています。在特会や安倍政権だけでなく、日本社会全体の問題です。私たちはなぜレイシズムを克服できていないのでしょうか。近現代日本社会そのものに根源があるのではないでしょうか。
[社会・人権]記者たちの白熱教室 ~ジャーナリストを目指す君へ <前編>
●5月31日(木)開講 前期全6回 木・土曜 ※ 回によって時間帯が異なります
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F・南側奥)
●受講料 一般6,000 円 会員4,800 円 ユース2,400 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 ユース500 円)
日本の「報道の自由度」ランキングはついに72 位(2016 年度)まで落ちた。民主主義の基盤を支える「知る権利」。それを担保するはずのメディアは大丈夫か。人権問題を掘り起こし、事件でスクープを放ち、海外特派員で活躍した第一線の記者たちが、取材体験を語り、ジャーナリスト志望の若者、市民とともにジャーナリズムの未来を考える。
※ 10 月より<後編>も開講いたします。
2018年5月31日(木)18:45 ~ 20:45 第1回
私たちは誰のためにペンをとるのか スニーカーで走り回った元編集局長
●外岡 秀俊(そとおか ひでとし)
元朝日新聞ゼネラルエディター兼東京編集局長。札幌市出身
ジャーナリズムは組織にではなく、個人に宿る。強弱大小あれば、つねに弱と小の側に立つ。壁に穴をあけ、密室に風を通し陽を入れる。この仕事の原点を考えてみましょう。
2018年6月11日(月)18:45~20:45 第2回
行政機関としての警察を取材する
●田中 徹(たなか てつ)
北海道新聞東京支社メディア委員。北海道警裏金取材班で新聞協会賞、菊池寛賞、新聞労連大賞など受賞。小樽市出身
記者なら必ず経験する「サツまわり」、警察担当記者といえば、一般には事件取材がイメージされるでしょう。しかし、警察を行政機関として捉えると、また違った姿が見えてきます。
2018年6月28日(木)18:45 ~ 20:45 第3回
障害者と事件報道 社会に居場所はあるか
●佐藤 一(さとう はしめ)
北海道新聞記者。北海道警裏金取材班キャップで新聞協会賞、菊池寛賞、新聞労連大賞など受賞。福島県出身
障害者は、加害者になれば司法の無理解などで無防備にバッシングされ、被害者になれば匿名の壁で存在が消され救われない。ジャーナリズムはどう対応すべきか考えます。
2018年7月21日(土)13:00 ~ 15:00 第4回
声なき声に耳を傾けて
●大久保 真紀(おおくぼ まき)
朝日新聞編集委員。福岡県出身
虐待を受けた子どもたち、難病に苦しむ患者と家族、「志布志事件」などの冤罪被害者、「戦争」を背負い続ける中国残留日本人孤児…。なかなか声をあげられない人たちの声にじっくりと耳を傾けると、社会の問題、課題が見えてきます。
2018年8月23日(木)18:45 ~ 20:45 第5回
脅迫・バッシングを乗り越えて それでも私は書き続ける
●植村 隆(うえむら たかし)
元朝日新聞記者。連載「新聞と戦争」取材班で2008 年度石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。韓国カトリック大学客員教授。高知県出身
標的になったのは、24 年前に書いた元日本軍慰安婦の証言記事だった。「捏造記者」のレッテルを貼られ、転職先を失い、職場の北星学園大学を爆破する、娘を殺すと脅された。だが、歴史修正主義者との過酷な闘いから、得たものがある。希望だ。
2018年9月27日(木)18:45 ~ 20:45 第6回
あなたなら書くか? 慰安婦問題、沖縄密約、詩織さん
●徃住 嘉文(とこすみ よしふみ)
1979 ~ 2017 年に北海道新聞記者。沖縄密約を政府高官に初めて認めさせ2006 年に日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞。旭川市出身
かつて北洋で国ぐるみの密漁をしていた時代、新聞は事実を知って書かなかった。2014 年、北星学園大学が右翼に脅された時も、書かなかった。あなたならどうする?
[文化・芸術]アメリカ社会と音楽
●10月5日(金)開講 全5回 月1回金曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円)
●講 師 くろだ としひこ
1956 年生まれ。北海道教育大学・非常勤講師。NPO 小さなカレッジ代表。ポピュラー音楽史研究家。「北海道ジャズ物語」(2006 年出版)編著者。SMG 編集長。自由学校「遊」、文化教室等でアメリカやヨーロッパの音楽史セミナーを開催。
戦後、日本の文化に多大な影響を与えたアメリカ音楽。今回はその音楽が発祥したアメリカの時代背景や音楽が社会にどのような影響を与えてきたかを考えるための講座です。映画やCM ソング、癒しの音楽やレクイエム(鎮魂曲)もあれば、軍歌や戦いの歌もあります。いろいろな音楽が多種多様な場面で演奏・歌われて来ました。今回の講座では、音楽の生まれた背景を中心に、音楽の成り立ちや経過を知ることで、音楽で私達の生活をより文化的にそしてより豊かにすることを趣旨としています。
2018年10月5日(金)第1回
国家の成立と音楽
「ヤンキー・ドードゥル」と「天国のアナクレオン」
新大陸の発見と移民、独立戦争の歴史で歌われた音楽。ひとつの国が出来るまでに創られ歌われてきた音楽について解説します。アメリカを独立に導いたヤンキー・ドードゥル。そしてアメリカ国歌はどのようにして生まれたのか。州歌は誰が作ったのか。大統領はどんな音楽を聴いてきたかなど、音楽とアメリカ国家について説明します。
2018年11月9日(金)第2回
西部開拓と南北戦争時代の音楽
「フォスター」と「ミンストレル・ショー」
19 世紀に入って移民の急増と西部開拓による東西連結、南北戦争によるアメリカの南北分断が起こり、音楽文化も影響を受けました。南部・北部ともにミンストレル・ショーが流行し、また移民により多種の音楽が持ち込まれました。そんな時代のアメリカ音楽を解説します。
2018年12月7日(金)第3回
奴隷解放と南部音楽の始まり
「ブルース」、「ジャズ」、「ヒルビリー(カントリー)」
南北戦争中にリンカーン大統領により奴隷解放がなされ、黒人は自由になったと言われますが、実際は南部での人種差別を激化する結果となりました。更にアパラチア地
域に入植した白人でカトリックのアイルランド人達も差別の対象となります。しかし彼らは音楽という文化で抵抗していきました。こうして出来たブルース・ジャズ・ビルビ
リー音楽等を解説します。
2019年2月1日(金)第4回
大衆音楽の開花
「狂乱の20 年代」と「大恐慌」、「レコード」や「ラジオ」の登場
20 世紀が幕を開け、アメリカには大衆音楽が生まれ、広く伝播されるようになります。レコードやラジオといったメディアの登場により、音楽は時間と場所を越えて、人々に届くようなります。こうした中、狂乱の20 年代を迎え、音楽は大衆文化として多くの人に受け入れられました。そんな時代の音楽について解説します。
2019年3月1日(金)第5回
内憂外患のアメリカ音楽
「ワシントン大行進」「ウッドストック」「ニューシネマ」が与えたもの
第2 次世界大戦後、内憂外患のアメリカ。冷戦の始まりと国内では公民権運動、そしてベトナム戦争反対の動きが国内外で活発化します。若者の音楽「ロックンロール」は
追放され、南部を中心に人種差別・偏見はさらに一層過激になります。こうした時代の音楽について解説します。また音楽がどうあるべきかを考えていきたいと思います。
[文化・芸術]多様な生き方と技術の民主化 人工知能は危険? 仮想通貨は詐欺?
●10月20日(土)開講 全6回 月1回土曜14:30 ~ 17:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A または6F 愛生舘サロン)
●参加費 1回 一般2,000 円 会員1,800 円 25 歳以下1,000 円
6回 一般10,000 円 会員9,000 円 25 歳以下5,000 円
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ)
VR、人工知能など、さまざまな講座を、2013 年から継続しています。コミュニティFM 三角山放送局で1998 年から20 年間、映像関係の番組のパーソナリティーを継続中。1996 年からインターネットのホームページ、ブログ、ソーシャルメディアなどで情報発信を続けています。
技術( テクノロジー) は、はるか昔から繰り返されて来た人間の能力の拡張です。技術は、社会を画一化してきた側面がありますが、これからの技術は、むしろ多様な生き方を可能にします。そのためには、技術を自ら活用することが必要です。技術の民主化を促進しましょう。
連続講座では、民主化に向けて、人工知能、仮想通貨、ドローン、3D プリンター、遺伝子編集、xR(AR・VR・MR) などの可能性と危険性を整理します。参加者による討議を通じて、理解を深めます。テーマは分かれていますが、それぞれが密接に関係しています。最新情報を紹介し、ドローン、VR・AR など最新のテクノロジーを体験できる時間も用意します。
2018年10月20日(土)第1回
人工知能・拡張知能
情報社会の鍵を握っている
2018年11月10日(土)第2回
仮想通貨・ブロックチェーン
価値のインターネット
2018年12月8日(土)第3回
センサー社会・ドローン
新たな産業革命が始まる
2019年1月12日(土)第4回
3D スキャナ・プリンタ
ものづくりが大きく変わる
2019年2月9日(土)第5回
バイオ技術・遺伝子編集
生命の可能性をひらく
2019年3月16日(土)第6回
xR(AR・VR・MR)
現実空間が多層化する社会
※3月9日から日程が変更となりました。
[文化・芸術]黄金色の手しごと ―道産小麦のストロー使用
●10月10日(水)開講 全3回 月1回第二水曜10:00 ~ 12:00
10/10、11/14、12/12
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A ほか)
●受講料 3 回通し4,000 円 単発1,500 円
●講 師 土肥 信子(どい のぶこ) 札幌村文化センター麦わら細工の会代表
小麦を加工するとパンやうどんになり、ストロー(麦わら)に手を加えると作品が生まれます。遺跡の発掘により、1000 年前の札幌・丘珠では、小麦の大農園が存在していたことが証明されています。郷土の素材、ストロー(麦わら)で作品づくりはいかがですか?
2018年10月10日(水)第1回
ブローチ
2018年11月14日(水)第2回
鶴
2018年12月12日(水)第3回
雪の結晶
[文化・芸術]アイヌアートデザイン教室 <後期>
●10月3日(水)より(~ 2019 年4月)
毎週水曜13:00 ~ 15:00
*5週ある月は第5週がお休みとなります。
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 5,000 円/月(材料費は含みません)
※受講をご希望の方は、 クラスの見学(1回)可能です。 まずはお問い合わせください。
●講 師 貝澤 珠美(かいざわ たまみ)
アイヌアートデザイナー。1974 年8月10 日平取町二風谷に生まれる。高校卒業後デザイン学校に通い、’97 年に独立。ファッション、インテリア、アクセサリー等、アイヌ文様をモチーフにしたオリジナル作品を製作している。
アイヌ民族が先住民族と認められてからまだ日が浅いですが、アイヌ文化・芸術の歴史はとても深いものです。生徒さん自身の手で作る事によって、それらの文化を身近に感じる事ができると思います。是非一度チャレンジしてみませんか。お待ちしてます。
[文化・芸術]「遊」のキャンドルナイト企画
1年で、昼が最も短い日に、皆さんで語り合える企画を予定しています。
詳しくは日程が近づきましたら、あらためてご案内します。
●日 時 12月18日(火)18:30 ~ 20:30
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F・南側奥)
●参加費 500 円
[文化・芸術]「遊」版 うたごえ喫茶 2018<後期>通わそうよことばと心!思い切りうたって気持ちすっきり!
●10月10日(水)より 全6 回 月1回水・土隔月開催 14:00 ~ 16:00
10/10(水)、11/17(土)、12/12(水)、1/12(土)、2/13(水)、3/9(土)
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F・南側奥)
●参加費 1回600 円 通し3,000 円
2016 年度後期から始まった「うたごえ喫茶」を、今期も引き続き開催します。
なつかしい歌、お気に入りのうた、思い出のうた、元気が出るうた…、みなさんのリクエストでいろんな歌を歌います。みんなで歌うと、みんなの声が合わさって、なぜかとても気持ちがいい!!
参加者どうしの語り合いも大切にしています。どうぞ気軽にのぞいてみてください!
[文化・芸術]アイヌ民族に伝わるリムセ(踊り)で学ぶ 北海道の自然と世界観
●6月4日(月)開講 全4回 月or 木曜18:45 ~ 20:45
6/4(月)、6/7(木)、7/9(月)、7/12(木)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501 または6F愛生舘サロン)
●受講料 一般4,000 円 会員・アイヌ民族3,200 円 ユース1,600 円
(単発 一般1,500 円 会員・アイヌ民族1,000 円 ユース500 円)
●コーディネーター 阿部 千里(あべ ちさと) アイヌ・先住民族電影社代表
この大地には、本州とは異なる歴史軸、150 年よりもずっと前から紡がれてきたアイヌ民族の文化があります。今回学ぶリムセには、神々への感謝の気持ちを表す踊りや杵つき等の作業の様子を踊りにしたもの、動植物をモチーフにその動きを模写したものなどなど、さまざまな種類があります。
今回はリムセを通して、この自然環境に育まれたアイヌの世界観をもっと身近に感じていただけるよう企画しました。ただ歌や踊りを見るだけ、衣装を着るだけでなく、一歩踏み込んで、「どんな積み重ねの上に、今があるのか」をたのしく学び、互いを尊重しあう共生の一歩を踏み出しましょう!
2018年6月4日(月)第1回
アイヌの精神文化と儀礼が持つ意味とは?
●藤村 久和(ふじむら ひさかず) 北海学園大学名誉教授
自然に深く感謝し、共に生きるというアイヌ民族の世界観は、どのような暮らしの中で形成されたのか。カムイとアイヌの関係についてもお話していただきます。
2018年6月7日(木)第2回
儀式で踊るリムセを踊ってみよう
●早坂 由似(はやさか ゆに) ほか アイヌアートプロジェクト所属
神をアイヌ語で「カムイ」といい、神に祈ることを「カムイノミ」といいます。この儀式の中で、奉納される踊りについて考えてみましょう。
2018年7月9日(月)第3回
北海道の野鳥を知ろう
●武田 忠義(たけだ ただよし) 日本野鳥の会会員
野鳥の名前だけでなく、野鳥の生態や自然界のつながり、人との関わりなどを知り、日々生活しているこの大地の自然を振り返ってみましょう。
2018年7月12日(木)第4回
動物の動きを模写したリムセも踊ってみよう
●早坂 由似(はやさか ゆに) ほか アイヌアートプロジェクト所属
第3回目の講座で学んだ鳥の動きを模写したリムセを踊ってみましょう♫
[文化・芸術]現実空間が変わる ~AR・VR で人と社会が豊かに
●4月14日(土)開講 全6回 月1回土曜14:30 ~ 17:30
※ 4 月14 日の講座を参加申し込みしていただいた先着10 人の方に、スマートフォンで簡単にVR が楽しめる携帯VR 機器をプレゼントします。
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●参加費 1回 一般2,000 円 会員1,800 円 ユース1,000 円
6回 一般10,000 円 会員9,000 円 ユース5,000 円
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ)
2013 年から、さまざまなVR 講座を継続しています。コミュニティFM 三角山放送局で1998 年から20年間、映像関係の番組のパーソナリティーを継続中。1996 年からインターネットのホームページ、ブログ、ソーシャルメディアなどで情報発信を続けています。
AR(拡張現実)・VR(仮想現実)は、社会に大きな影響を与える技術です。AR は現実に情報を付加します。VR は別な世界に入り込みます。体験の質は違いますが、現実空間がより多彩になります。空間認識を変えるAR・VR は、人や社会を便利に豊かにします。生活や市民活動を別次元に広げていきます。講座では、AR・VR の歴史や最新情報を解説します。あわせて最新のAR・VR アプリが体験できます。
2018年4月14日(土)第1回
AR の歴史・AR とは、VR の未来・クロスモーダル、 AR・VR 体験
2018年5月12日(土)第2回
AR の歴史・AR と日本文化、VR の未来・触覚、 AR・VR 体験
2018年6月9日(土)第3回
AR の歴史・セカイカメラ、VR の未来・視覚、 AR・VR 体験
2018年7月21日(土)第4回
AR の歴史・ポケモンGO、VR の未来・聴覚、 AR・VR 体験
2018年8月11日(土)第5回
AR の歴史・AR アプリ、VR の未来・臭覚、 AR・VR 体験
2018年9月8日(土)第6回
AR の歴史・AR 機器、VR の未来・味覚、 AR・VR 体験
[文化・芸術]続・音楽と美術で学ぶヨーロッパ文化
●5月11日(金)開講 全5回 月1回金曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 一般5,000 円 会員4,000 円 ユース2,000 円
(単発 一般1,500 円 会員1,000 円 ユース500 円)
●講 師 くろだ としひこ
1956 年生まれ。北海道教育大学・非常勤講師。NPO 小さなカレッジ代表。ポピュラー音楽史研究家。地域アートイベント企画・運営。アート・セラピー研究。「北海道ジャズ物語」(2006 年出版)編著者。SMG 編集長。 2012 年に自由学校「遊」で「音楽でみるアメリカ史」を開催。その後、文化教室等でアメリカやヨーロッパの音楽史セミナーを開催。 2015 年に自由学校「遊」で「音楽でみるヨーロッパ史」を開催。2016 年に「音楽でみるアメリカ文化」及び「音楽と社会」を開催。2017 年に「音楽と美術で学ぶヨーロッパ文化」を開催。
いままでに自由学校で開催されたヨーロッパ音楽の講座などを土台に、音楽だけでなく美術も含めたアートを学ぶことでヨーロッパ各地域の持つ文化を知るための講座です。音楽と美術との関係について深く掘り下げていきます。
2018年5月11日(金)第1回
北欧のアート
北欧神話と北欧アート。画家ムンク( ノルウェー)やカール・ラーション(スウェーデン)、グリークやニールセンと北欧音楽。フィンランド叙事詩「カレワレ」から湧き出た作家カッレラや音楽家シベリウスなどを通して北欧の文化を学びます。またヨイクやサーミ民謡などの民族音楽や民族楽器を通して北欧の音楽を解説します。
2018年6月8日(金)第2回
東欧のアート
ポロネーズやマズルカ、ポルカ、ハンガリー音階、ドイナ、マネレ、チェチェク、ロマ音楽、ターボ・フォークなどを通して中欧や 東欧の音楽を解説します。美術ではポーランドのキスリング、チェコのミュシャ、ルーマニアのニコラエ・グリゴレスクなど東欧の画家の作品を紹介します。
2018年7月13日(金)第3回
ロシア・ウクライナのアート
スコモローフ(漂泊楽師)、宮廷音楽、グリンカとロシア5 人組、ロシア歌謡、コサック文化と 音楽、バンドゥーラとコーブザなどの民族楽器を通してロシア・ウクライナの音楽を解説します。また美術ではビザンツ美術からロシア・アヴァンギャルドまでその流れを解説いたします。更にロシア出身のカンデンスキーやシャガール等の作品などを紹介いたします。
2018年8月10日(金)第4回
ギリシャ・トルコのアート
レンベーティカ、ライカなどのギリシャの大衆音楽、ビザンツ聖歌、オスマン古典音楽、マカーム、トルコ民謡、サズと吟遊詩人、 トルコ民族舞踊、大衆音楽(サナート、ハルク、アラベスクなど)、トルコポップを通してギリシャ・トルコの音楽を解説します。美術では古代ギリシャ美術やギリシャ神話をモチーフとした作品や名画を紹介します。またギリシャ(クレタ島)出身のエル・グレコについて解説します。更にトルコ美術について最新情報を紹介します。
2018年9月14日(金)第5回
音楽絵画に学ぶ中世ヨーロッパの文化
音楽をモチーフとした中世の絵画、教会や修道院に描かれている天使の楽奏などの絵画、ルネサンスやバロック絵画で描かれている音楽演奏の絵画、15 世紀以降一般庶民
に楽器が普及してきた頃の風俗画などを解説し、音楽と絵画の関係について解説します。
[文化・芸術]黄金色の手しごと ~麦わら細工に親しもう
●6月13日(水)開講 全3回 月1回第二水曜10:00 ~ 12:00
6/13、7/11、8/8
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 3 回通し4,000 円 単発1,500 円
●講 師 土肥 信子(どい のぶこ) 札幌村文化センター麦わら細工の会代表
*「まちさぽ」に講師と会の活動が紹介されています。
http://sapporo-machizukuri.com/craft/j1.html
北海道産の麦わらは、細工にすると淡い黄金色の光を放ちます。鉱物質を連想させる輝きは、宝石のオパールと同じプラントオパールを含んでいるからです。今回の講座では、麦の光を活用して、ダックスフンド、亀、キリンを作ります。経験や年齢を問わず、ご参加いただけます。
2018年6月13日(水)第1回
キリン
2018年7月11日(水)第2回
ダックスフンド
2018年8月8日(水)第3回
亀
[文化・芸術]アイヌアートデザイン教室
●5月9日(水)開講(~ 2019 年4月)
毎週水曜13:00 ~ 15:00
*5週ある月は第5週がお休みとなります。
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 5,000 円/月(材料費は含みません)
※受講をご希望の方は、 クラスの見学(1回)可能です。 まずはお問い合わせください。
●講 師 貝澤 珠美(かいざわ たまみ)
アイヌアートデザイナー。1974 年8月10 日平取町二風谷に生まれる。高校卒業後デザイン学校に通い、’97 年に独立。ファッション、インテリア、アクセサリー等、アイヌ文様をモチーフにしたオリジナル作品を製作している。
アイヌ民族が先住民族と認められてからまだ日が浅いですが、アイヌ文化・芸術の歴史はとても深いものです。生徒さん自身の手で作る事によって、それらの文化を身近に感じる事ができると思います。是非一度チャレンジしてみませんか。お待ちしてます。
[文化・芸術]キャンドル☆ポエム★ささやかナイト
●日 時 6月22日(金)18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●参加費 500 円
夏至に1日遅いその日の夜。明かりを消して、キャンドルの明かりだけで過ごし、 エネルギーの大切さ、平和の願い、自然との共生、いろいろな人と共に生きるということなどに思いをはせてみませんか。
◇キャンドルの光の中で、詩を読んでみましょう。
お好きな詩、紹介したい詩、自作の詩、俳句、短歌などをお持ちいただき、読んで聞かせてください。今年は、新たに 自作の詩の紹介も試みたいと思います。もちろん聞くだけでもOK.
◇お手元にキャンドルがありましたら、お持ちください。
【参加申込】さっぽろ自由学校「遊」 TEL.011-252-6752 FAX.011-252-6751
[文化・芸術]「遊」版 うたごえ喫茶 2018 通わそうよことばと心!思い切りうたって気持ちすっきり!
●4月11日(水)より 全6 回 月1回水・土隔月開催 14:00 ~ 16:00
4/11(水)、5/12(土)、6/6(水)、7/14(土)、8/1(水)、9/8(土)
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F・南側奥)
●参加費 1回600 円 通し3,000 円 (お菓子つき)
2016 年度後期から始まった「うたごえ喫茶」を、今期も引き続き開催します。
なつかしい歌、お気に入りのうた、思い出のうた、元気が出るうた…、みなさんのリクエストでいろんな歌を歌います。みんなで歌うと、みんなの声が合わさって、なぜかとても気持ちがいい!!
参加者どうしの語り合いも大切にしています。どうぞ気軽にのぞいてみてください!
[技能]Facebook 入門講座
●日 時 11月3日(土) 14:30 ~ 17:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 一般2,000 円、会員1,800 円、ユース1,000 円 *要申込
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ)ソーシャルパワーSAPPORO 創設者
親しい人との連絡にLINE を使っている人は多いと思います。しかし、多くの人との連絡、情報交換を継続して行うなら、Facebook がとても便利です。Facebook の便利な機能を使いましょう。安心して利用できるように、登録時の注意点も説明します。Facebook の過去、現在、未来も解説します。それは、ソーシャルメディアの歴史でもあります。Facebook の登録をしていない方には、講座の時間内で実際に安全な登録の仕方をお伝えします。あまり利用していない方には、私と連絡を取り合って、便利な機能を実感していただけます。
[技能]スマートフォン入門講座 購入・維持・活用
●日 時 4月21日(土) 14:00 ~ 17:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●参加費 一般2,000 円、会員1,800 円、ユース1,000 円 *要申込
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ) ソーシャルパワーSAPPORO 創設者
スマートフォンは、どのように購入し、維持すればよいのでしょう。スマートフォンは、どこが便利なのでしょう。スマートフォンで、何ができるのでしょう。使っていると、生活がどう変わるのでしょう。スマートフォンはなぜ生まれ、どう変化していくのでしょう。
様々な疑問にお答えします。自由な質問時間を多く取ります。アプリの実習もします。スマートフォンの購入を検討している方、もっと活用したい方のための講座です。
[からだ]基礎から学ぶ伝統楊式太極拳<後期>急がず、悩まず、無理をせず
●10月18日(木)開講 全6回 月1回木曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●受講料 一般6,000 円 会員・25 歳以下4,800 円
●定 員 10 名(最少催行人数5名)
●講 師 原田 稔(はらだ みのる)
1952 年生まれ。国内外の太極拳名手、高手に太極拳の指導を受け、2005 年に太極拳札幌交流協会(http://www.taichisapporo.com ) を設立し札幌を中心に普及活動を開始。市内の高校、体育館などで幅広い年齢層の方々に太極拳を指導中。日本武術太極拳連盟公認A 級指導員、世界永年太極拳連盟教練資格。
日本に太極拳が普及し始めてほぼ半世紀が経ちました。太極拳がどんなものかは知らなくてもあのユックリとした動きの特徴を知らないと言う方はいないでしょう。では、どうしてユックリ動くの? という疑問の答えはなかなか聞けないものです。太極拳には陰陽学説や五行説と言った東洋哲学を実践する理論があります。この連続講座で伝統楊式太極拳の8つの動作を学ぶことを通して、その拳理に少しでも触れていただきたい。身体に新しい発見があることでしょう。
◎服 装 ジャージ等の動きやすい服装と運動靴でご参加下さい。ジーンズ、スカート、ヒールのある靴での参加は不可。
◎持ち物 汗拭き用のタオルと水分を持参下さい。
2018年10月18日(木)第1回
手は? 足は? 腰はどこ? 今さら聞けない基本のお話
中国伝来の太極拳はまず言葉の違いに気付くことが大切です。動かすところが違っていれば、動作そのものが異なるはずです。手を振り、足を出し、腰を動かす…では手
はどこ? 足は? 腰は? それを確認することから始めましょう。
2018年11月15日(木)第2回
肩と腰、肘と膝、手と足の動きをつなげましょう
あのユックリの歩き方と身体を緩めるということに取り組んでみると意外な発見に驚かされます。つなげるって、どういうこと? ゆるめるってどうやって? そんな疑問
にお答えします。歩いて、歩いて何度も歩いて身体のゆるみは作り出されます。
2018年12月20日(木)第3回
8つの動作を連続して行いましょう
覚えられないとか、上手にできないとか悩まなくてもかまいません。幾つかの動作をゆっくりと繰り返します。そうすると…身体の方が疑問に答えてくれることでしょう。
2019年1月17日(木)第4回
「気の流れ」を学びます
ここまで参加して頂いた皆さんの身体が、経絡やツボのお話を受け入れてくれると思います。姿勢や方向にもチョッとだけ注意を払いましょう。講師からも心や意識についてのお話が出てきます。楽しんでできることを続けましょう。
2019年2月21日(木)第5回
放鬆と眼法を学びましょう
太極拳の『放鬆(フアンソン)』とはゆるむこと、でもリラックスとはちょっと違う。のびのび緊張と言われる放鬆と目で繋ぐと言われる眼法を学んで頂きたいと思いま
す。眼法に必要な集中と放鬆のゆるみ、一見矛盾する2 つのことを同時に行う太極拳の大命題に取り組みましょう。
2019年3月21日(木)第5回
総仕上げは ゆっくり完成していきましょう
「3年門を出ず」という言葉が太極拳にはあります。毎日練習して3年、そうすると出来る様になるというのです。「えーっ!なぁんだ」…とがっかりすることはありません。続けることで身体の方が覚えてしまった。そんなことがたくさんあるはずです。
[からだ]基礎から学ぶ伝統楊式太極拳<前期>急がず、悩まず、無理をせず
●5月17日(木)開講 全5回 月1回木曜18:45 ~ 20:45
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●受講料 一般5,000 円 会員・ユース4,000 円
●定 員 10 名(最少催行人数5名)
●講 師 原田 稔(はらだ みのる)
1952 年生まれ。国内外の太極拳名手、高手に太極拳の指導を受け、2005 年に太極拳札幌交流協会(http://www.taichisapporo.com ) を設立し札幌を中心に普及活動を開始。市内の高校、体育館などで幅広い年齢層の方々に太極拳を指導中。日本武術太極拳連盟公認A 級指導員、世界永年太極拳連盟教練資格。
日本に太極拳が普及し始めてほぼ半世紀が経ちました。太極拳がどんなものかは知らなくてもあのユックリとした動きの特徴を知らないと言う方はいないでしょう。では、どうしてユックリ動くの? という疑問の答えはなかなか聞けないものです。太極拳には陰陽学説や五行説と言った東洋哲学を実践する理論があります。この連続講座で伝統楊式太極拳の8つの動作を学ぶことを通して、その拳理に少しでも触れていただきたい。身体に新しい発見があることでしょう。
◎服 装 ジャージ等の動きやすい服装と運動靴でご参加下さい。ジーンズ、スカート、ヒールのある靴での参加は不可。
◎持ち物 汗拭き用のタオルと水分を持参下さい。
2018年5月17日(木)第1回
手は? 足は? 腰はどこ? 今さら聞けない基本のお話
中国伝来の太極拳はまず言葉の違いに気付くことが大切です。動かすところが違っていれば、動作そのものが異なるはずです。手を振り、足を出し、腰を動かす…では手はどこ? 足は? 腰は? それを確認することから始めましょう。
2018年6月21日(木)第2回
肩と腰、肘と膝、手と足の動きをつなげましょう
あのユックリの歩き方と身体を緩めるということに取り組んでみると意外な発見に驚かされます。つなげるって、どういうこと? ゆるめるってどうやって? そんな疑問
にお答えします。歩いて、歩いて何度も歩いて身体のゆるみは作り出されます。
2018年7月19日(木)第3回
8つの動作を連続して行いましょう
覚えられないとか、上手にできないとか悩まなくてもかまいません。幾つかの動作をゆっくりと繰り返します。そうすると…身体の方が疑問に答えてくれることでしょう。
2018年8月16日(木)第4回
「気の流れ」を学びます
ここまで参加して頂いた皆さんの身体が、経絡やツボのお話を受け入れてくれると思います。姿勢や方向にもチョッとだけ注意を払いましょう。講師からも心や意識についてのお話が出てきます。楽しんでできることを続けましょう。
2018年9月20日(木)第5回
総仕上げは ゆっくり完成していきましょう
「3年門を出ず」という言葉が太極拳にはあります。毎日練習して3年、そうすると出来る様になるというのです。「えーっ!なぁんだ」…とがっかりすることはありません。続けることで身体の方が覚えてしまった。そんなことがたくさんあるはずです。
[ゼミ・学習会]SDGs そもそも論学習会
●10月9日(火)開講 全6回 月1回火曜18:45 ~ 20:45
10/9、11/13、12/11、1/8、2/12、3/12
※日程は変更になる可能性もあります。事前に確認のうえご参加ください。
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 1 回500 円 通し2,500 円 (定員10 名)
●ナビゲーター
牧原 ゆりえ(まきはら ゆりえ) サステナビリティ・ダイアログ代表理事
小泉 雅弘(こいずみ まさひろ) さっぽろ自由学校「遊」事務局長
2030 年までに達成すべき世界共通の目標として国連が採択した持続可能な開発目標(SDGs)は、そのカラフルなロゴと共に、一般にも広まりつつあります。ところで、この目標の元になっている「持続可能な開発(Sustainable Development)」とはそもそもどのような考え方なのでしょうか? この学習会では、「持続可能な開発」の参考となるテキストなどを読みながら、その理解を深め合いたいと思います。
●テキスト(予定)
マンフレッド・マックス=ニーフ著 牧原ゆりえ監訳「“ていねいな発展” のために私たちが今できること」
国連文書「私たちの世界を変革する:持続可能な開発のための2030 アジェンダ」 など
●テーマ SDGs、ESD、マックス・ニーフ、ナチュラル・ステップ、対話型組織開発 など
[ゼミ・学習会]フリードリッヒ・エンゲルス著 『空想から科学へ』を読む<後期>
●10月3日(水)開講 全4回 月1回水曜18:45 ~ 20:45
10/3、11/7、12/5、1/9
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
●参加費 一般3000 円 会員2,400 円 25 歳以下1,200 円
(単発 一般1,000 円 会員800 円 25 歳以下400 円)
●チューター 宮田 和保(みやた かずやす)
熊本県生まれ。北海道大学卒業。現在、北海道教育大学名誉教授。専門は、理論経済学( マルクス経済学) と言語理論です。せっつかれるのが極めて苦手で、マイペースでしか生きていけない性格です。
エンゲルスの「空想から科学へ」を継続して読んでいきます。輪読しながら、討論を交え、進めています。現在、本文全部を読み終わりましたが、そのなかにある「英語版序文」というかなり長い文章をエンゲルスは書いています。そこでは、近世の哲学史、エンゲルス時代の社会をいかに特徴づけるべきかなどについて、興味深い叙述があります。この序文は『フォイエルバッハ論』にも関連して読むと面白い点があります。したがって『序文』を読み終えてから『フォイエルバッハ』論を読みたいと思っています。この『フォイエルバッハ』論は入門書として軽視されているようですが、とても重要な問題が提起されているのです。だから、今回の『序文』は『フォイエルバッハ』論への橋渡しにもなります。エンゲルスへの批判が一部にはありますが、そんなことは気にせず、自分の頭で、そして一緒にエンゲルスの本を読み通す喜びを味わってみませんか。
●テキスト フリードリッヒ・エンゲルス著『空想から科学へ』
テキストはいろいろな翻訳がありますが、訳の現代性と注解を考慮すれば、そして文字の大きさからすれば、大月センチュリーズ版を薦めます。
[ゼミ・学習会]花さんの読書ゼミ『天と地と人と―民衆思想の実践と思索の往還から』を読む
●5月9日(水)開講 全5 回 月1回水曜14:00 ~ 16:00
5/9、6/13、7/11、8/8、9/12
●会 場 愛生舘サロン(愛生舘ビル6F・南側奥)
●参加費 一般7,500 円 会員6,000 円 ユース3,000 円
●チューター 花崎 皋平(はなざき こうへい)
1931 年、東京生まれ。著述業。近著に『田中正造と民衆思想の継承』『天と地と人と―民衆思想の実践と思索の往還から』(いずれも、七つ森書館)など。
今年度前期で、永年続けてきた読書ゼミのまとめのつもりで、いちおうテキストとしては、自著の「天と地と人とー民衆思想の実践と思索の往還から」をあげておきますが、毎回、話題を決めて問題提起をし、参加してくださる方々と自由な議論をしたい。第1回は、この本の「始めに」の「エコロジーと倫理」(生命論)について論じたい。それ以後の話題は、これからの時代の望しい社会・国家・世界について、多文化共生について、スピリチュアリティについて、などです。詳しくはいずれ提案することにします。(花崎 皋平)
●テキスト 花崎皋平著『天と地と人と―民衆思想の実践と思索の往還から』(2012 年、七つ森書館、2,300 円+税)
※テキストは、各自ご用意ください。
[ゼミ・学習会]フリードリッヒ・エンゲルス著 『空想から科学へ』を読む
●5月9日(水)開講 全5回 月1回水曜18:45 ~ 20:45
5/9、6/13、7/11、8/8、9/12
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)
●参加費 一般4,000 円 会員3,000 円 ユース1,500 円
(単発 一般1,000 円 会員800 円 ユース400 円)
●チューター 宮田 和保(みやた かずやす)
熊本県生まれ。北海道大学卒業。現在、北海道教育大学名誉教授。専門は、理論経済学( マルクス経済学) と言語理論です。せっつかれるのが極めて苦手で、マイペースでしか生きていけない性格です。
エンゲルスの「空想から科学へ」を継続して読んでいきます。資本主義社会のシステムがいかなるものであるか、についての叙述を輪読しながら、討論を交え、進んめています。現在、第3章に入っています。エンゲルスは、「むずかしいのは、けっきょく第3章だけであるが、この章は労働者の一般的生活条件を総括しているのであるから、労働者にとっては『教養のある』ブルジョアにとってよりもずっとむずかしくない」、と述べています。この第3章は、現代社会を把握するための大きなヒントを提供する部分です。エンゲルスへの批判が一部にはありますが、そんなことは気にせず、自分の頭で、そして一緒にエンゲルスの本を読み通す喜びを味わってみませんか。今までの議論について振り返りながら進めていきますから、途中からの参加も可能です。
●テキスト フリードリッヒ・エンゲルス著『空想から科学へ』
テキストはいろいろな翻訳がありますが、訳の現代性と注解を考慮すれば、そして文字の大きさからすれば、大月センチュリーズ版を薦めます。
[交流]読書室よりみちまわりみち<後期>
●10月27日( 土) より 全6回 月1回第4土曜14:00 ~ 16:00
10/27、11/24、12/22、1/26、2/23、3/23
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
( 愛生舘ビル5F 501A または6F 愛生舘サロン)
●参加費 1回500 円 通し2,500 円
“読書が好き” “興味深い本を紹介してほしい” そんな仲間が集まる、気さくで楽しい場です。ジャンルは問いません。これまで、話題の本、旅行記、古典文学から現代小説まで、そして、サードプレイス、ロングライフ、環境問題など、様々な分野の本が紹介されてきました。普段なかなか手にとることのない本を紹介され、自分の興味対象が広まったりすることも多かったです。自分がおもしろかったと思う本を紹介しあうのが基本ですが、そこからいろいろに話が広がったりすることもあり楽しいです。話を聞くだけでも、おしゃべりするだけでもOK です。朗読もOK です。本を通して、一緒に楽しいひとときを過ごしませんか? 新しい仲間をお待ちしてま~す♫
[交流]読書室よりみちまわりみち
●4月28日( 土) より 全6回 月1回第4土曜14:00 ~ 16:00
4/28、5/26、6/23、7/28、8/25、9/22
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」( 愛生舘ビル5F 501)
●参加費 1回500 円 通し2,500 円
“読書が好き” “興味深い本を紹介してほしい” そんな仲間が集まる、気さくで楽しい場です。ジャンルは問いません。これまで、話題の本、旅行記、古典文学から現代小説まで、そして、サードプレイス、ロングライフ、環境問題など、様々な分野の本が紹介されてきました。普段なかなか手にとることのない本を紹介され、自分の興味対象が広まったりすることも多かったです。自分がおもしろかったと思う本を紹介しあうのが基本ですが、そこからいろいろに話が広がったりすることもあり楽しいです。話を聞くだけでも、おしゃべりするだけでもOK です。朗読もOK です。本を通して、一緒に楽しいひとときを過ごしませんか? 新しい仲間をお待ちしてま~す♪
[対話・討論]選んだ人とざっくばらんに!民主主義って何だ? 政治家と語ろう
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501)など
●参加費 500 円/回
※開催日時・ゲストは確定し次第、ウェブサイト、ML等でご案内します。
※ゲストとの調整上、会場が変更になる可能性もあります。事前にご確認いただいたうえ、ご参加 願います。
全道各地で、市民と野党の共闘・共同が成果を挙げています。2018 年度の政治家との対話講座「選んだ人とざっくばらんに」では、2019 統一地方選を意識し、政党人や候補者などとの対話をしていきたいと思っています。月1 回くらいのペースで実施します。具体的な日時のご案内は決まり次第発信します。
[プロジェクト]SDGs(国連・持続可能な開発目標) 関連プロジェクト 誰も取り残されない社会に向けて
●2018年4月~2019年3月
※詳しい内容などはお問い合わせください。
2015 年9 月の国連総会において、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030 アジェンダ」が採択され、17 の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)が2030 年までの世界共通目標として掲げられました。「遊」では2015 年度よりSDGs を下敷きにした北海道の地域目標づくりなどに取り組んできました。今年度も引き続き、多様なセクター間の対話や提言活動に取り組んでいく予定です。プロジェクトに関心のある方は、「遊」事務局までご連絡ください。
[公開イベント]「1968 年から50 年―その「問いかけ」を今に<後編>」プレ公開企画「1968年」-無数の問いの噴出の時代-
●日 時 10月19日(金) 18:00 開場 18:30 開演
●会 場 札幌市民ホール(わくわくホリデーホール)第1会議室
札幌市中央区北1条西1丁目
●参加費 当日1,000 円 事前予約800 円
●講 師 荒川 章二(あらかわ しょうじ)
前・国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)教授。静岡大学情報学部副部長、総合研
究大学院大学教授など歴任。研究テーマは近代日本の軍隊と地域関係史。著書に『全
集日本の歴史16 豊かさへの渇望』(小学館)、共編著に『地域のなかの軍隊8 日本
の軍隊を知る 基礎知識編』(吉川弘文館)、高校教科書『新日本史A』(実教出版)。
国立歴史民俗博物館は昨年秋、同名のタイトルの企画展を開いた。そのプロローグで1960 年代後半の全共闘運動、ベ平連による反戦市民運動、さらに公害反対運動、開発政策への異議申し立てなどあげ、「この時代に噴出した様々な『問い』は、今なお『現役』としての意味を持ち続けている」と提起した。これらが切り開いた「市民」に立脚する運動の理念やスタイルは、現代までに大きな影響を与えているとも指摘している。
[公開イベント]「企業と人権―SDGs 時代の企業に求められるもの」プレ公開企画スマホから考える世界・わたし・SDGs サプライチェーンからみた企業と市民の責任
●日 時 10月20日(土) 15:00 ~ 17:30
●会 場 佐藤水産文化ホール
札幌市中央区北4 条西3 丁目交洋ビル3F(JR 札幌駅南口前)
●参加費 500 円(要申込)
●ファシリテーター 八木 亜紀子(やぎ あきこ)
認定NPO 法人 開発教育協会(DEAR)事業主任。大学時代に国際ワークキャンプに参加したことをきっかけに、ボランティアや市民活動の世界へ。2007 年よりDEAR の職員となり、広報や教材作成、ワークショップのファシリテーターなどを務めている。2017 年度よりアジア太平洋資料センター(PARC)理事。
生活必需品と考える人も多くなったスマホ。そんなスマホが採掘現場や組立工場で様々な問題を引き起こしている!? ワークショップを通して、消費者として、また、市民として果たすべき責任を考えます。
●共 催 北海道NGO ネットワーク協議会
[公開イベント]「企業と人権―SDGs 時代の企業に求められるもの」公開企画「ビジネスと人権」とSDGs
●日 時 12月16日(日) 13:30 ~ 16:00
●会 場 愛生舘サロン
札幌市中央区南1 条西5 丁目愛生舘ビル6F(南側奥)
●参加費 当日1,000 円 事前予約800 円
●講 師 松岡 秀紀(まつおか ひでき)
地方自治体、国際協力NGO、環境NGO、京都CSR 推進協議会事務局長等を経て、現在、一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)特任研究員などとして、ビジネスと人権やCSR 関連の調査研究、教材開発などに携わっている。同志社大学大学院、関西学院大学非常勤講師。ビジネスと人権NAP 市民社会プラットフォーム副代表幹事。
世界人権宣言70 周年を迎えたいま、「誰ひとり取り残さない」とするSDGs における人権の重要性を伝えるとともに、SDGs でも重視されている「ビジネスと人権」をめぐる世界と日本の動きについて、企業と市民、双方の目線から考えます。
[公開イベント]ICAN ノーベル平和賞受賞記念 川崎 哲さん講演会
●日 時 4月21日(土) 18:00 開場 18:30 開演
●会 場 札幌エルプラザ 4階大研修室
札幌市北区北8 条西3 丁目JR 北口から徒歩3 分
●参加費 当日1,000 円 事前予約800 円
●講 師 川崎 哲(かわさき あきら)
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員。ピースボート共同代表。2008 年から広島・長崎の被爆者と世界を回る「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」プロジェクトを実施。東京大学法学部卒業。著書 『核兵器を禁止する』岩波ブックレット2014、『核拡散 軍縮の風は起こせるか』岩波新書2003、編著書「脱原発世界会議」実行委員会編『原発のない世界のつくりかた』合同出版2012
2017 年7月7日に、国連ではじめて、核兵器禁止条約が成立し、核兵器廃絶のための大きな力となっています。核兵器禁止条約を成立に導いた国際NGO「ICAN」がノーベル平和賞を受賞しました。日本で唯一のICAN国際運営委員である川崎哲さんにICANの歩みを通して核兵器のない世界にしていくためのお話を伺います。
[公開イベント]『山ハ空ヘ モレアガル わが心の師 木田金次郎ものがたり』
●日 時 4月21日(土) 13:30 ~ 15:30
●会 場 札幌市教育文化会館4階 ギャラリー
札幌市中央区北1条西13 丁目 地下鉄西11 丁目駅徒歩5分
●参加費 当日1,200 円 事前予約1,000 円 ユース500 円
●お 話 斉藤 武一(さいとう たけいち)
1953 年生まれ。岩内町在住。岩内原発問題研究会代表。泊原発廃炉訴訟原告団長。元保育士、現在学習塾経営。泊原発の温排水の影響を調べるために、海水温の計測を始めてから、40 年。仕事、計測、そして、原発を止めるための行動、講演を重ねる。著書多数。最新刊は、ブックレット「泊原発とがん」(寿郎社)
「山ハ絵ノ具ヲドッシリ付ケテ、山ガ地上カラ空ヘモレアガッテイルヨウニ描イテ見タイモノダト思ッテイマス」
有島武郎の小説「生れ出づる悩み」のモデルとなった木田金次郎という洋画家をご存知でしょうか? 鰊で栄えた生まれ故郷-岩内町で漁師をしていましたが、画家をこころざして上京をめざすも、有島武郎に自分の故郷で地に足をつけて絵を描くことをすすめられ、その教えを守り、故郷の自然や風景を一生描き続けた人です。のちに、北海道を代表する洋画家となったこの人物について、『木田金次郎 山ハ空ヘ モレアガル』の著者で、同じく岩内出身の斉藤武一さんに、お話を伺います。ぜひ、ご参加ください。
[公開イベント]「記者たちの白熱教室 ―ジャーナリストを目指す君へ」プレ公開企画 望月 衣塑子さん講演会 なぜ、菅官房長官会見に臨み続けるのか?
●日 時 4 月30 日(月・休) 10:00開場 ⒑:30開演(~12:30)
●会 場 道新プラザ イベントスペースDO-BOX
札幌市中央区大通西3丁目6 北海道新聞社1階 道新プラザ内
●参加費 一般1,000 円 学生無料
※参加ご希望の方は、上の「申込フォーム」より事前申込みをお願いいたします。
●講 師 望月 衣塑子(もちづき いそこ)
1975 年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。慶応義塾大学法学部卒業後、東京・
中日新聞に入社。17 年4月以降は、森友学園・加計学園問題の取材チームの一員と
なり、取材をしながら官房長官会見で質問し続けている。著書に『新聞記者』『武器
輸出と日本企業』(いずれも角川新書)、『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(あけ
び書房、共著)など。二児の母。
37 分で23 回。「モリカケ疑惑」で菅義偉官房長官に質問し続け、ネット右翼に攻撃され、殺害予告まで受けた。安倍長期政権で、メディアは萎縮していないか。ジャーナリズムはどう権力と対峙すべきか。日本歯科医師連盟ヤミ献金疑惑のスクープ記者が考察します。
●共 催 メディアと政治を考える学習会
(代表 内田和浩 北海学園大学経済学部教授)