2013年度講座

2013年度に開催した講座をご紹介します。

2013年度

[語学・コミュニケーション]出会う英語 Listen&Talk!<後期>

●10月7日(月)開講 18回
 毎週月曜19:00~20:30 (10/7~3/10)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●定 員 12名(最少催行5名)
●受講料 一般30,000円 会員28,500円 学生24,000円
  *体験(1回のみ)1,000円
●講師 
Dilip BK Sunar(ディリップ ビーケー シュナール)
BA St. Louis University USA

英語は、世界じゅうの異なった文化や歴史をもつ人たちと交流するためのツールのひとつです。このクラスでは、環境・平和・人権などのテーマについて、身近な話題を切り口に、英語で話し合います。まずは、つたなくても間違ってもいいから、躊躇しないで話してみるのが第一歩。だんだん使える語彙が増え、自分の考えを英語で言えるようになります。それは、自己を再認識したり、多様なものの見方に触れたり、知識や考えを深めたりすることにつながります。話すことに自信がない方は、まず講師や参加者の話に耳を傾けることから始めてみましょう。

皆様へ ~メッセージ~
All of you are most welcome to talk and discuss in English at Freedom School. Together lets get into various topics, get know each other and exchange our views and ideas. Bring your hopes to a issue or just be socialized, get informed or let others , the everyday matters around us in English language has never been so fun and helpful. I look forward to see you all and can’t wait building a new community. Never End Peace and Love.

[語学・コミュニケーション]英語で開く世界のトビラ<後期>~読む、観る、聴くで幅広く~

●10月18日(金)開講 6回
 月1回金曜19:00~20:30
 10/18, 11/15, 12/6, 1/17, 2/7, 3/7
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
 *体験(1回のみ)1,000円

※クラスでは、テキストの読解をメインに、視聴覚素材を補助的に使用します。テキストのレベルは、中・上級レベルです。クラスの仲間と苦楽をともにしながら、あきらめずに続けましょう! 

●講師 吉田 三千代(よしだ みちよ)
ネイバーズ代表。1998年に「飛んでけ!車いす」の会を設立。障がい者、先住民関連での通訳・翻訳が主分野。英会話講師としては30年。

●講師 滝口 香織(たきぐち かおり)
さっぽろ自由学校「遊」事務局スタッフ。2006年より、当団体の英語関連企画のアシスタントやコーディネーター、翻訳・通訳業務を務める。

日本のマス・メディアでは流れない世界の出来事を、英文記事や映像素材を通して学びます。人権、子ども、保健衛生、労働、紛争、開発、貧困、環境、エネルギー、貿易などのテーマを取り上げ、理解したことを参加者同士で意見交換(日本語で)します。世界の動きを知りたい人、日本を客観的に考えたい人、ぜひご参加ください。

[語学・コミュニケーション]うれし、たのし、ハングル<後期>

~ヨロブン ハムケ ハングンマルル ペウプシダ (皆さん 一緒に 韓国語を 習いましょう)~

●10月21日(月)開講 18回(10月~2014年3月)
 毎週月曜18:30~19:50(入門コース)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●定 員 10名(最少催行5名)
●受講料 一般30,000円 会員28,500円 学生24,000円
 *体験(1回のみ) 1,000円 
●講師 奇 春花(キ チュナ) 北海道大学教育学院博士課程

「ヨロブン=皆さん」から始まって「ペウプシダ=習いましょう」と終わるように、日本語と韓国語とその語順は同じです。文字も、ひらがなと同じく表音文字。「やくそく」と「ヤグソク」は「約束」、「うんてん」と「ウンジョン」は「運転」というように共にする漢字語がとても多いのも、なじみやすいところ。もっとも、同じ表音文字とはいっても、母音と子音とで構成されるハングルは、音には敏感で、そこはなかなか難しい。学ぶ中ですっかり同じというところや、全く違うところに気づいて、いつもは意識していない日本語の思わぬ発見があったりするのもおもしろい。ドラマ・映画・音楽、そして食べることなど、日韓の日常生活のあれこれに触れながら、行きつ戻りつしつつ学んでいきます。ご一緒しませんか。テキストには「韓国語レッスン初級」(スリーエーネットワーク出版)を使います。

[語学・コミュニケーション]うれし、 たのし、 ハングル<前期>

~ヨロブン ハムケ ハングンマルル ペウプシダ(皆さん 一緒に 韓国語を 習いましょう)

●5月13日(月)開講 全 36 回(5月~ 2014 年3月)
 入門コース 毎週月曜 18:30 ~ 19:50
 初級コース 毎週月曜 20:00 ~ 21:20
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●定 員 各クラス8名(最小催行各5名)
●受講料 一般 55,000 円(分割 30,000 × 2)会員 52,000 円 学生 48,000 円
 *体験(1 回のみ) 1,000 円 
●講師 奇 英花(キ ヨンファ)北海道大学教育研究科卒

1997 年に始まった 「遊」 のハングル講座。 言葉を入り口にすぐお隣の人たちのことをもっと知る機会にすると同時に、一人歩きできる会話力の習得というゴールを目指します。ハングルを学び始めたという方のための 「入門コース」 と、 文字が読めて、 ごく簡単な会話ができるという方のための 「初級コース」 の二クラスを設けています。

「入門コース」は、ハングルの読み書きを行きつ戻りつしながら進めます。全く初めてという方も挑戦してはいかが? かな文字と同じく表音文字とはいえ、 母音と子音とで構成されるハングルは、 音にはより敏感なところは難しい。でも日本語によく似た漢字音も多く、また語順もほぽ同じ。 テキストには 「韓国語レッスン初級Ⅰ(スリーエーネットワーク版」を使います。

「初級コース」は、 ハングルで書かれた文が読めて、 ごく簡単な会話の出来る方たちに最適です。 文法を学びつつ、 ドラマ ・ 映画 ・ 音楽そして日韓の日常生活のあれこれにも触れながら語彙をふやし、 日常会話を習得していきましょう。

[語学・コミュニケーション]出会う英語 Listen & Talk !<前期>

●5月13日(月)開講 前期18回
 毎週月曜 19:00 ~ 20:30 (5/13 ~ 10/7)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●定 員 12 名(最少催行5名)
●受講料 一般30,000 円 会員28,500 円 学生24,000 円
  *体験(1回のみ)1,000 円
●講師 
Dilip BK Sunar (ディリップ ビーケー シュナール)
BA St. Louis University USA

皆様へ ~メッセージ~
All of you are most welcome to talk and discuss in English at Freedom School. Together lets get into various topics, get know each other and exchange our views and ideas. Bring your hopes to a issue or just be socialized, get informed or let others , the everyday matters around us in English language has never been so fun and helpful. I
look forward to see you all and can’t wait building a new community. Never End Peace and Love.

英語は、 世界じゅうの異なった文化や歴史をもつ人たちと交流するためのツールのひとつです。 このクラスでは、環境 ・ 平和 ・ 人権などのテーマについて、 身近な話題を切り口に、 英語で話し合います。 まずは、 つたなくても間違ってもいいから、 躊躇しないで話してみるのが第一歩。 だんだん使える語彙が増え、 自分の考えを英語で言えるようになります。 それは、 自己を再認識したり、 多様なものの見方に触れたり、 知識や考えを深めたりすることにつながります。 話すことに自信がない方は、 まず講師や参加者の話に耳を傾けることから始めてみましょう。

[語学・コミュニケーション]英語で開く世界のトビラ<前期>~読む、観る、聴くで幅広く

●5月17日(金)開講 前期5回
 月1回金曜 19:00 ~ 20:30
 5/17, 6/14, 7/12, 8/9, 9/13
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般9,000 円 会員8,000 円 学生7,000 円 
 *体験(1 回のみ)1,000 円
●講師 吉田 三千代(よしだ みちよ)
ネイバーズ代表。1998 年に「飛んでけ!車いす」の会を設立。障がい者、先住民関連での通訳・翻訳が主分野。英会話講師としては 30 年。

●講師 滝口 香織(たきぐち かおり)
さっぽろ自由学校「遊」事務局スタッフ。2006 年より、当団体の英語関連企画のアシスタントやコーディネーター、翻訳・通訳業務を務める。

日本のマス・メディアでは流れない世界の出来事を、 英文記事や映像素材を通して学びます。 人権、 子ども、保健衛生、 労働、 紛争、 開発、 貧困、 環境、 エネルギー、 貿易などのテーマを取り上げ、 理解したことを参加者同士で意見交換 (日本語で) します。 世界の動きを知りたい人、 日本を客観的に考えたい人、 ぜひご参加ください。
※クラスでは、テキストの読解をメインに、視聴覚素材を補助的に使用します。テキストのレベルは、中・上級レベルです。クラスの仲間と苦楽をともにしながら、あきらめずに続けましょう! 

[語学・コミュニケーション]初めての中国語 <不成立>

●5月7日(火)開講 全 18 回
 毎週火曜 14:30 ~ 16:00  5 月~ 9 月
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 27,000 円(全 18 回)
 *体験(1回のみ)1,000 円
●テキスト
 『ゼロからスタート中国語 会話編』1,470 円
 *テキスト代は受講料に含まれません
●講師 Carol Niu Lan(キャロル ニュウ ラン)
1986 年生まれ。中国四川省出身。2006 ~ 2012 年までシンガポール在住。2012 年に結婚し、札幌に移り住む。趣味は乗馬、ヨーガ、四川料理、旅行。
BA Oxford Brookes University UK

~講師からのメッセージ~
中国語は 13 億人に話されている言葉です。中国語を学ぶとたくさんの人たちとコミュニケーションができるようになりますよ。中国の美しい文化を学んで、友達を作り、人々とふれあうチャンスを広げましょう。
みなさんは中国語に興味がありますか? 外国語を学ぶときに一番大切なことは、 興味を持つことです。 興味を持つことで、 学ぶ意欲を持ち続けることができるでしょう。 このレッスンでは、 楽しく実用的な表現をわかりやすく学びます。 このコースは初心者向けです。 語学は人々の心の扉を開き、 心と心をつなぐ架け橋だと思います。ネイティブ表現を楽しんで学んでいきましょう!

[暮らし・環境]地域でつくる、小さな仕事~ソーシャル・ビジネスを起業しよう~

●10月1日(火)開講 全6回 火曜日夜19:00~21:00 
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般6,000円 会員・学生4,800円(単発 一般1,500円 会員・学生1,000円)

近年、さまざまな社会的課題をビジネスの手法によって解決しようとするソーシャルビジネスが注目されるようになっています。今日、グローバル経済による世界的規模での格差の拡大、地域経済の疲弊、過疎化、少子高齢化、環境問題など、私たちの社会は多くの課題を抱えています。ソーシャルビジネスがこれらの社会的課題にどのように向き合い、どのように解決しようとしているのか、研究者、ソーシャルビジネスを起業された経営者の皆さんのお話を通じて考えていきたいと思います。ソーシャルビジネスに関心のある方、ソーシャルビジネスの起業を考えている方、多くの皆さんが受講されることを期待します。

2013年10月1日(火)
ソーシャルビジネスの意義と経営
●河西 邦人(かわにし くにひと)札幌学院大学経営学部教授。北海道NPOバンク副理事長
ソーシャルビジネスとは何か? 豊富な実践例を紹介していただき、経営の視点からソーシャルビジネスをどう創出するのか、ソーシャルビジネスによって持続可能な社会を創り上げていくことができるのかなど、ソーシャルビジネスの課題について語っていただきます。

2013年10月29日(火)
次世代とともに作り上げていく社会を北海道から
●草野 竹史(くさの たけし)NPO法人ezorock代表理事
北海道最大級の音楽フェスティバル「RISING SUN ROCK FESTIVAL」等のごみの分別ナビゲートやサイクルシェアサービス「ポロクル」の運営、福島県在住の子供たちを受け入れ、自然体験活動を提供する「ふくしまキッズ」など、次世代とともに作り上げていく社会づくりを目指す草野竹史さんにお話をお聞きします。

2013年11月26日(火)
「自分らしく生きたい」をお手伝いします
●木村 美和子(きむら みわこ)NPO法人在宅生活支援サービスホーム花凪理事長
「なりたい自分になる」を理念として、訪問介護、デイサービス、高齢者下宿、バリアフリーショップ、移送サービス、バリアフリー居酒屋-今日だけ酒場花凪など、多彩で豊かな活動をされている木村美和子さんにお話しをお聞きします。

2014年1月7日(火)
障がい者とその家族の人たちが 安心して生き生きと暮らせる地域を作る
●安斉 尚朋(あんざい なおとも)一般社団法人らぷらす代表理事
夕張市において障がいを持つ方が地域で安心して生き生きと暮らせるまちづくりの実現のために、お弁当を作って配食するサービスを行っている「さぽーとセンターシューパロ」、障がいを持つお子さんなどをお預かりし支援する「児童発達支援事業所・放課後デイサービスセンターからころ」などの活動をされている安斉尚朋さんにお話をお聞きします。

2014年2月4日(火)
プロボノ・カフェやコミュニティ・カフェを通じて障がい者の自立を支援します
●服部 美代子(はっとり みよこ)NPO法人RSジンジャー事務局長
主に若者の障がい者への就労支援・生活支援事業を展開する中で障がい者が地域で働き、暮らしながら、高齢者への福祉向上の手助けをすることを目的として、プロボノ・カフェ「すけっとハウス」やものづくり工房「ジンジャーハウス」を運営している服部美代子さんのお話をお聞きします。

2014年3月11日(火)
ソーシャルビジネスを起業しよう
●加納 尚明(かのう なおあき)一般社団法人プロジェクトデザインセンター代表理事
 障がい者の社会参加と働くことを支援するボランティア団体・札幌チャレンジドの事務局長として活躍し、その後、札幌市の任期付職員として「事業型NPO育成」の担当者となり、その経験を生かして一般社団法人プロジェクトデザインセンターを設立、代表理事として活動されている加納尚明さんに、ソーシャルビジネスの起業のしかた、マーケティングについてお話をお聞きします。

[暮らし・環境]なぜ食糧廃棄? どうする私たち?~生産現場から食卓までの驚愕の現実~

●10月4日(金)開講 講座全3回(金曜19:00~21:00)+現地学習1回
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 4,000 円 会員・学生 3,200 円(単発 一般1,500 円 会員・学生1,000 円 現地学習のみ一律1,000円)

私たちが生命を維持するため、また食を楽しむために入手する食糧は、生産から流通を経て消費にいたるまでのフードシステムによって支えられています。その過程で廃棄される食糧は、全世界で3分の1、日本を含む先進国では2分の1にも及び、国内外の環境問題や貧困問題を生み出す原因にもなっているという報告があるほどです。この講座では、フードシステムの各段階での食糧廃棄の実態にせまり、問題意識を共有し、解決の道のりを考えます。

2013年10月4日(金)
畑で廃棄される農産物 ~運命はどう決められている?~
●コーディネーター 大熊 久美子(おおくま くみこ)北海道食の自給ネットワーク事務局長
●ゲスト 宮越 祐二(みやこし ゆうじ)JAいわみざわ 青果部青果課 課長
せっかく作られた野菜が収穫されずに畑で廃棄処理される場合があるのはどうして? 世界一厳格といわれる日本の農産物規格はなぜ必要? など、身近な野菜の廃棄の実態を例に考えます。

2013年11月1日(金)
捨てないで!! 食材、加工食品~流通過程での食糧廃棄の実態~
●千塚 妥(ちづか やすし)ハンズハーベスト北海道
毎日おびただしい量の食品が、流通上の都合で廃棄されています。もったいない! フードバンク活動を通して知ったその氷山の一角を実例を交えてお話しいただき、問題意識を共有します 。

2013年11月9日(土)<現地学習>
札幌卸売市場の見学
●ナビゲーター 東 龍夫(ひがし たつお)(有)ひがしリサイクルサービス代表取締役。地域に根ざしたリサイクルサービスに取り組んで34年目。札幌市環境保全アドバイザー
現地集合 午前10:00(予定)(札幌市中央区北12条西20丁目 )
市場ではどのくらいの食糧が捨てられ、どのような対策がとられているのでしょう? 実際に見て聞いて考えます。

2013年11月29日(金)
家庭での食糧廃棄の現実~私たちができることは?~
●東 龍夫(ひがし たつお)(有)ひがしリサイクルサービス代表取締役。地域に根ざしたリサイクルサービスに取り組んで34年目。札幌市環境保全アドバイザー
近年、開封もされずにそのまま捨てられる「手付かず食品」が「ごみ」の中に目立ってきました。食べものを無駄にしないためのライフスタイルや地域社会のあり方を、ともに探っていきましょう。

2014年2月15日(土)<関連公開イベント>(予告)
グローバルな食糧システムとTPP(仮題)
●講師 佐久間 智子(さくま ともこ)
アジア太平洋資料センター理事。世界と日本の食料・水問題について翻訳・著述活動。近年の訳書:ラジ・パテル著、 佐久間智子訳『肥満と飢餓―世界フード・ビジネスの不幸のシステム』作品社、2010年。
●2月15日(土) 開場13:15 開演13:45
●会場 札幌エルプラザ・3Fホール
●参加費未定
【講演】食糧廃棄問題とグローバル経済の関係、そして貧困・飢餓問題(仮題)
グローバルな視点から食糧廃棄問題を捉え、飽食を享受する国がある一方で飢餓に苦しむ人々がいるという矛盾や、私たちの食生活の成立のために何が・誰が犠牲にされているかを追及します。

[暮らし・環境]未来を汚すな!~放射能汚染の実態を検証する~

●10月16日(水)開講 全6回 水曜夜19:00~21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般6,000円 会員・学生4,800円(単発 一般1,500円 会員・学生1,000円)

福島第一原発の大事故によって莫大な量の放射性物質が放出され、福島を中心に広範な地域が高濃度に汚染されました。大気や海洋に放出された放射性物質は、国内のみならず世界中に拡散しており、私たちが口にする食べ物や私たちの身体に目に見えない影響を与えています。3.11から2年半が経過したいま、放射能汚染の現実に正面から向き合い、この取り返しのつかない事態からどのように未来を展望していけばよいのか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

2013年10月16日(水)原発出前授業
これならわかる放射能のお話
●川原 茂雄(かわはら しげお)3・11後、全道各地で原発出前授業をやっている現役高校教師。
レベル7という深刻な福島での原発事故によって、膨大な量の放射性物質が福島、そして日本に広がっていきました。「放射能が恐い!」とか「放射能が危険!」と言われますが、意外とよくわからないのが「放射能」や「放射線」の事柄です。「ベクレル」とか「シーベルト」とか、難しいカタカナが並んでいるけど、いったいどういう意味なの?という方々にも、「これならわかる!」という「出前授業」を全道各地でやってきました。今回は、「遊」での特別授業バージョンをご披露したいと思います。

2013年11月6日(水)
福島のいま
●中手 聖一(なかて せいいち)原発事故子ども・被災者支援法市民会議
収束しない事故、止めどない汚染、終わらない避難、見えない健康被害。昨年札幌に移住した“福島人”として、どうしても伝えねばならない「福島のいま」をお話しします。

2013年12月4日(水)
低線量被ばくの安全神話を斬る
●松崎 道幸(まつざき みちゆき)深川市立病院・内科部長
原発事故後から、政府は、100mSv以下の放射線被ばく(低線量被ばく)ではほとんど健康に影響がないと言っています。ところが、最近CT検査などの医療被ばく後の追跡調査で、10mSv毎にがんのリスクが3%有意に増加することがわかりました。被ばくの影響は、政府やICRPの主張よりも一桁大きい可能性があります。最新のデータを紹介して低線量被ばくの問題を考えます。

2014年1月15日(水)
福島原発事故による海洋汚染
●渡邉 豊(わたなべ ゆたか)北海道大学・大学院環境科学院 地球圏科学専攻・准教授
福島第一原発事故による放射性物質の放出量の推移、その太平洋への広がり、海底堆積物への濃縮、生物への移動などについて、科学的データに基づき分かり易く講演する予定である。

2014年2月5日(水)
食品の放射能汚染~放射能汚染国日本の現実~
●富塚 とも子(とみずか ともこ)さっぽろ市民放射能測定所はかーる・さっぽろ代表。豊平区西岡で市民から依頼された食品や土壌の放射能濃度を10人のスタッフで測っています。
汚染された農地で続く営農の努力。日々深刻になる海洋汚染。食品自給率39%。さまざまな立場から、日本の食卓の現実に向き合い、未来を展望しましょう。真に取り戻すべきものを。

2014年3月5日(水)
核のゴミはどうするのか?~幌延の歴史を踏まえて~
●滝川 康治(たきかわ こうじ)ルポライター。著書に『核に揺れる北の大地』(七つ森書館)他。
地下深く“核のゴミ”を埋め棄てる計画は今、どうなっているのか。かつて処分場に狙われた幌延町での経緯を振り返りながら、原発の負の遺産の扱いを一緒に考えます。

[暮らし・環境]ハーブとともに四季を暮らす 2013~生命を慈しむ知恵

●4月19日(金)開講 講座7回 ☆お手入れ日4回 ( 予定 )
●通し参加費 一般 15,000 円 会員・学生 12,000 円  (材料費別途 6,000 円)
●会 場 花崎皋平さん宅(小樽) * 4/19 は「遊」にて
●時 間 10:05 小樽駅改札前集合 解散 15:30 前後 * 4/19 は別
●持 物 軍手、ビニール袋・新聞紙(お持ち帰り用)、農作業に適した服装、園芸用はさみ、移植ごて
●講 師 村上 朋子(むらかみ ともこ)ハーブ料理研究家

古来から薬用植物として使われてきたハーブ。 この講座では、 ハーブを自分たちの手で育て、 慈しみ、 収穫し、 味わうことを通して、 暮らしの様々な場面で役立つハーブの効用を学びます。 ハーブたちと季節を巡りながら、 香しく美味しい時を過ごす健やかな時間をご一緒にいかがですか。 小樽、 花崎皋平さんの畑とキッチンをお借りし、 身体を動かし五感で覚えることを目指しましょう。 野菜の栽培も可能な範囲で行い、 食卓に取り入れます。

★お手入れ日
(仮予定:畑や参加者の状況により変更の場合があります)
第1回 6月2日(日) 、第2回 6月30日(日)、第3回 8月25日(日)、第4回 11月3日(日)

2013年4月19日(金)18:30 ~ 20:30 
ハーブの世界へようこそ~ハーブの魅力と可能性
●会場 さっぽろ自由学校「遊」
●参加費 1,500 円(材料費込)
さまざまなハーブのサンプルを目と鼻で確かめながら、暮らしへのハーブの取り入れ方を知り、あこがれのハーブガーデンづくりへの思いを巡らしましょう。
★オリジナルハーブティー付

2013年5月19日(日)
キッチンハーブガーデンを作ろう その 1
●参加費 2,500 円 (材料費別途 1,000 円)
●最小催行5名 定員 10 名(以下、第7回まで同様)
いよいよシーズン到来 ! ハーブの庭を想像する。地球に庭の絵を描く。春の庭の手入れ、越冬したハーブの確認。新しくハーブ苗植えと種まき。 
★ハーブ料理の昼食

2013年6月16日(日)
キッチンハーブガーデンを作ろう その2
●参加費 2,500 円 (材料費別途 1,000 円)
初々しいハーブの成長を確認。ハーブの名前を覚え、ハーブの力を知り、具体的に使える知恵を出し合う。草取り、虫除け作り。ハーブの部分収穫。 
★ハーブ料理の昼食

2013年7月14日(日)
キッチンハーブガーデンを作ろう その3
●参加費 2,500 円 (材料費別途 1,000 円)
ぐんと育ったハーブのお手入れ。ハーブの名前を覚え、ハーブの力を知り、具体的に使える知恵を出し合う。草取り、野外休憩所作り。ハーブの部分収穫。
★ハーブ料理の昼食

2013年8月4日(日)
オーガニック・ハーブ料理教室 その1
●参加費 2,500 円 (材料費別途 1,000 円)
ハーブの庭は最盛期! ハーブを使い、身体が小躍りして喜ぶ料理をつくる。フレッシュハーブティー、夏のハーブ料理、ハーブソースなど。 
★ハーブ料理の昼食

2013年9月16日(月)
オーガニック・ハーブ料理教室 その2
●参加費 2,500 円 (材料費別途 1,000 円)
ハーブの庭はシーズン終盤。ハーブを使い、身体が小躍りして喜ぶ料理をつくる。秋のハーブ料理、ハーブティー、ハーブソースなど。庭にて感謝祭パーティー。
★ハーブ料理の昼食

2013年10月13日(日)
オーガニック・ハーブ料理教室 その3
●参加費 2,500 円 (材料費別途 1,000 円)
ハーブの庭は冬支度。ハーブを使い、身体が小躍りして喜ぶ料理をつくる。秋のハーブ料理、ハーブティー。ハーブを冬に向けて保存する。ドライハーブ作り。
★ハーブ料理の昼食

[暮らし・環境]もっと楽しめるはず!子育て~子育て支援の専門家と一緒に、子育てを楽しむヒントを見つけよう!

●5月16日(木)開講 全5回 木曜午前 10:30 ~ 12:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 5,000 円 親子連れ・会員・学生 4,000 円(単発 一般 1,500 円 親子連れ・会員・学生 1,000 円)
 *単発で受講希望の方は、各開催日の一週間前までにお申し込み下さい。

子育て支援の専門家は、 どんな視点で子どもを見ているのでしょうか? 親子だけで悩んでいてなかなか抜け出せないことも、 専門家と一緒に 「遊ぶ」、 成長していく 「芽」 をみつける、 生きる力に感動してみる、 などなどすることで、 子育てを楽しんでいく原動力に変えていくこともできるはず。 親子で参加できる企画です!参加の際は、 大人も子どもも動きやすい服装でお越しください。 子どもはいないけど、 興味があるという 「大人」 の参加も歓迎します。

2013年5月16日(木)
アートセラピーで才能開花! 心の世界とファンタジー
●松谷 桂子(まつや けいこ)子育てアートセラピーサロン「ま・れうれう」を主宰
(資格:産業カウンセラー、クエスト認定心理療法士・絵画療法士)
成長する上で、安心して・満たされ・満足できる経験や情報を充分に取り入れることは大切なこと。心の成長を促し、発育段階に応じた関わり方や情報を提供するアートセラピー。子どもが持つ可能性が開花していく様子を体験してみませんか?
( 持ち物:子どもが描いた最近の絵、色鉛筆)

2013年6月20日(木)
発達検査や知能検査は遊びのアイデアのヒントが満載なのです
●秋田 有紀子(あきた ゆきこ)メンタルクリニック、発達クリニック、札幌市保健センター他の心理士。札幌市スクールカウンセラー。趣味はスキー。(資格:臨床心理士、学校心理士)
発達検査、知能検査ってどういうことを調べているのでしょうか?発達の偏りに対しては、どんなアプローチで接すれば良いのでしょうか?昔からの遊びにも、発達の促すヒントが!また、遊びの中のちょっとした関わりの工夫で、さらに伸びていくことができます。

2013年7月18日(木)
幸せな未来を願って~集団の中でも個性を生かしていくには?
●鮒田 新世(ふなだ しんよ)鍼灸師、スキーのインストラクター、元特別支援学校教諭、保育士さん他のゲストも予定
お母さんにとっては、子ども集団の中でみんなと違うことが気になってしまいがち。発達障害が最近注目されていますが、成長していった先にはどんな世界があるのでしょうか? わらべうたなどで集団遊びを見守りながら、お母さんのお話を聞く時間をつくります。

2013年8月15日(木)
優しい体のふれあいは、優しいこころのふれあい
●落合 裕昭(おちかい ひろあき)地域生活サポートセンターノンノ顧問(長年、重度身体障害児者へ関わってきた作業療法士)
落合先生の「健康体操」には感動と喜びがあります。こころにふれあいながら、自発的な運動をサポートすることで、自分の体をコントロールして動かすことを学ぶ。障害のあるなしにかかわらず、老若男女、誰でもできる健康体操。生涯、発達する喜びがあるんです。

2013年9月19日(木)
お母さんが元気になると子どもも元気になる! アロマの力を借りてみよう
●島田 洋実(しまだ ひろみ)助産師、保健師、アロマセラピスト
赤ちゃんとお母さんの区別が曖昧な、一体の世界。幸せな気持ちが伝わる世界。お母さんも(を?)癒すチャイルドアロママッサージを通じてお母さんも元気、子どもも元気、親子で幸せ気分!母乳のお話、虐待についての相談経験など、お話がたくさん聞けちゃいますよ。

[暮らし・環境]地域の中の小さなコミュニティ~シェアハウス・コミュニティハウスの取り組み

●5月7日(火)開講 全6回 火曜 19:00 ~ 21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 6,000 円 会員・学生 4,800 円(単発 一般 1,500 円 会員・学生 1,000 円)

この国の 「失われた20年」 は、 家族、 企業、 地域という、 コミュニティを形成していた社会的単位が、 個々人にバラバラにされてしまった過程でもありました。 その中で、 バラバラにされた個人がコミュニティの再生を通じて再び繋がり合おうとする様々な取り組みがなされようとしています。シェアハウス、社会的企業の共同住宅の運営、法律のもとでの住宅支援の施設の運営などを通じて、 生活の場としてのコミュニティの新しいあり方、 その運営や経営について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 多くの皆さんが受講されることを期待します。

2013年5月7日(火)
シェアハウスによる若者のコミュニティ 作りと起業支援
●山崎 明信(やまざき あきのぶ)株式会社 FULLCOMMISSION 代表取締役 シェアハウスwagaya を経営
北海道の若者の起業を支援したいという思いをもって札幌に帰って来られ、現在、若者を中心としたシェアハウスwagaya を経営している山崎明信さんに、シェアハウスのコンセプトである「家族作り」やそこでの若者の生活、起業支援などについてお話しをお聞きします。

2013年6月4日(火)
部屋ならぬ部家を目指して
●川村 健治(かわむら けんじ) ㈱ MASSIVE SAPPORO 代 表  シ ェ ア ハ ウ ス BUIE 4 棟、COWORKING CAFE36 運営
現在、札幌を中心に4棟のシェアハウスを運営、他にもカフェ、仕事場、バー、イベントスペースが融合したCOWORKING CAFE36 においてコミュニティつくりに取り組まれている川村健治さんに、その体験談、動機、運営などについてお話しをお聞きします。

2013年7月2日(火)
ホームレス・生活困窮者への支援のための取り組みとコミュニティ
●中塚 忠康(なかつか ただやす)合同会社なんもさサポート代表
路上生活者や生活困窮者に住居を提供し、就労・自立支援のサポートを行っているなんもさサポート代表中塚忠康さんに、具体的なサポートの内容、現在の課題、社会的企業としての経営などについてお話しをお聞きします。

2013年7月30日(火)
生活保護者のための取り組みとコミュニティ
●山田 智己(やまだ ともみ)社会福祉法人札幌明啓院施設長
生活保護法のもとでの救護施設として、障害者、ホームレス、福祉支援が必要な生活保護者への介護、軽作業、就労支援を行っている札幌明啓院施設長の山田智己さんに、具体的な支援の内容、行政からの委託事業の課題などについてお話しをお聞きします。

2013年9月3日(火)
「Housing Works」の活動を通じてNPO・社会的企業を考える
●樽見 弘紀(たるみ ひろのり)北海学園大学法学部教授 
HIV 保持のホームレス・低所得者の生活を向上させることをミッションとして、アパートメント、書店・カフェ・スリフトショップを経営しているアメリカのハウジングワークスの紹介を通じて、NPO・社会的企業の運営・経営の内容、課題についてお話しをお聞きします。

2013年9月24日(火)
ワークショップ
●ファシリテーター 亀田 成春(かめだ しげはる)弁護士(亀田成春法律事務所)
第1回から5回までの講義を踏まえ、小さなコミュニティとしての様々な施設(居住空間)の在り方、運営や経

[社会・人権]大人のための社会学~複眼的に見る力を身につける~

●10月2日(水)開講 全4回 水曜19:00~21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般4,000円 会員・学生3,200円(単発 一般1,500円 会員・学生1,000円)
●講 師 宮内 泰介(みやうち たいすけ)
北海道大学大学院文学研究科教授、さっぽろ自由学校「遊」共同代表、アジア太平洋資料センター(PARC)理事。環境社会学。参考文献:宮内泰介編『なぜ環境保全はうまくいかないのか』、宮内泰介『開発と生活戦略の民族誌―ソロモン諸島アノケロ村の自然・移住・紛争』、藤林泰・宮内泰介編『カツオとかつお節の同時代史』

経済だけで世の中を見るのではなく、数字だけで世の中を見るのでなく、さまざまな<人びとの動き>や<社会のしくみ>に注目して世の中を複眼的に見る見方を学んでみましょう。社会学は、<社会>という関係性に注目して、それを記述・分析し、そのよりよいあり方を構想する学問です。講師の宮内が、自然、発展途上国社会、震災・復興、グローバリゼーションなどを社会学的に読み解きます。

2013年10月2日(水)
自然の社会学~なぜ環境保全はうまくいかないのか~
「自然を守ろう」は、今は誰もが反対しない理念になっています。しかし、実は現場では、どんな自然を「守る」べきなのか、誰が「守る」べきなのか、そもそも「守る」とはどういうことなのか、といったことが問題になっています。今自然をどう見るべきか、日本各地の事例を見ながら、社会学的に考えてみたいと思います。

2013年10月30日(水)
震災と復興の社会学~被災地では何が起きているのか~
東日本大震災は今も進行中です。たまたま被災地の一つ(宮城県石巻市北上地区)とつながっていた私は、震災後、その復興を支援することになります。復興という巨大で複雑なプロセスを前に、住民たちは何を考えているのか、被災地では何が起こっているのか。そして、私たちは何ができるのか。支援とは何なのか。現場からの社会学的レポート。

2013年11月20日(水)
熱帯の社会学~途上国の住民は何を考えているのか~
ソロモン諸島という小さな国の、そのまた小さな村アノケロ村とつきあいを初めて20年。熱帯の村の人々は、何を食べ、何に悩み、何に喜んでいるのか。一見「伝統的」に見える村も、この百年で劇的に変わりました。その中で、人々はしたたかに生きています。途上国の人びとを今私たちはどう見ればよいのか。現場からのレポート。

2013年12月18日(水)
かつお節の社会学~グローバリゼーションとは何なのか?~
明治から昭和にかけて、北海道でもかつお節が作られました。それは今ではまったく忘れられた歴史です。昭和初期、多くの沖縄の人たちが、ミクロネシア、ボルネオ、インドネシアにかつお節を作るために移民して、その後戦争に巻き込まれました。現在、茨城県大洗には、インドネシアに行った沖縄県民の末裔が、日系インドネシア人として多く働いています。かつお節から見える歴史、グローバリゼーション、そして私たち。

[社会・人権]あらためて考える 雇用・労働をどうするか

●10月8日(火)開講 全5回 火曜19:00~21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般5,000円 会員・学生4,000円(単発 一般1,500円 会員・学生1,000円)
●講 師 川村 雅則(かわむら まさのり)
北海学園大学准教授。労働経済専攻。現場に足を運んで考えることを重視。

雇用・労働をめぐる問題は、何度か「遊」でも扱ってきました。今回あらためて幾つかの問題に焦点をあてながら、政策的な課題はもちろんのこと、私たちにもできる具体的な問題解決方法も考えてみましょう。まず、大学生のシュウカツ、非正規雇用、長時間労働を取り上げます。次に、実際に労働組合にたどり着き職場の問題を克服した若者をゲストにお招きします。そして最後には、受講者の「力」の獲得(エンパワーメント)を目指しましょう。

2013年10月8日(火)
大学生のシュウカツはいま
就活のプレッシャーは、若者が自ら命を絶つ事態さえ発生させています。就活はどのような問題をはらんでいるのか。就活の実態から考えてみましょう。

2013年11月5日(火)
非正規雇用を考える~非正規公務員を題材に~
ワーキングプアの温床としてその改善が指摘されながらも増え続ける非正規雇用。あまり知られていない非正規公務員を例にその問題性を考えます。

2013年12月3日(火)
長時間労働、過労死問題を考える
過労死という不名誉な事態が依然として日本からなくなりません。過労自殺など、むしろ若者の間にひろがりをみせてさえいます。具体例から問題解決の方向性を考えましょう。

2014年1月14日(火)
若者と労働組合
●ゲスト 橋本 良太(はしもと りょうた)札幌地域労組田井自動車支部・支部長 
労働組合にたどり着き、長時間労働、賃金不払いなどの問題を解決した若者たちがいます。彼らの経験に学んでみましょう。

2014年2月18日(火)
私たちには何ができる?
●ゲスト 鈴木 一(すずき はじめ)札幌地域労組書記長
労働問題の解決には、働く人たち一人ひとりのエンパワーメントが必要です。最終講義では、みんなの経験や問題意識を出し合い、たとえわずかでも、職場を変える力の獲得を目指しましょう。

[社会・人権]刑務所は最後のセーフティネットか? ~福祉社会のありかたを考える~

●10月11日(金)開講 全5回 金曜19:00 ~ 21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般5,000 円 会員・学生4,000円(単発 一般 1,500円 会員・学生 1,000円)
●北海道新聞社会福祉振興基金助成事業

●コメンテーター 大賀 浩一(おおが こういち) 弁護士 
 *都合により欠席される場合もあります。

★2014年8月、報告書が完成しました★
https://sapporoyu.org/publish/booklet/
刑務所に収容される人の中には、犯罪に至った要因が貧困や生活苦であるという障害者や高齢者が少なくありません。また、非行をした少年の多くは、家庭崩壊や劣悪な養育環境など複雑な要因を抱えているそうです。本来、十分な福祉的支援があれば、そのような人たちが社会復帰を果たし、犯罪や非行を繰り返さないで済むはずですが、そうではない現実があります。関係諸機関の方々のお話をうかがい、市民の視線でよりよい福祉社会を考えるきっかけとしましょう。

<講座受講者対象 見学会> 
日程は11月~2014年3月までの間の平日午後を予定。決まり次第、講座の際にお知らせします。
■刑務所見学・学習会(予定)
居室(独居房、雑居房)、工場、浴室、運動場など、施設の職員の方に案内していただいたあと、質疑を通して理解を深めます。
■少年院見学・学習会(予定) 
少年院内の施設や生活について、施設の職員の方に説明いただいたあと、質疑を通して理解を深めます。

2013年10月11日(金)ガイダンス
犯罪を犯した人の更生と 再犯防止にかかる現状と課題
●佐々木 孝一(ささき こういち)北海道地方更生保護委員会 部長委員 
罪を犯した人が、逮捕され刑事裁判にかかり、判決を受けて刑に服し社会復帰するまでの一連の流れを概観するとともに、再犯防止を目指した最近の取組みについて学び、市民として問題への認識を深めます。

2013年11月8日(金)
刑務所とは? 少年院とは?~施設の目的の違い~
●田畑 賢太(たばた けんた)札幌刑務所 統括矯正処遇官
刑務所は懲役刑や禁固刑の執行をする施設、少年院は非行少年に矯正教育を行う施設です。それぞれの施設の性格、収容対象者、どのような処遇が行われているかなどを事例とともに学びます。

2013年12月13日(金)
受刑者の社会復帰のための福祉~近年の新しい制度の展開状況~
●野村 宏之(のむら ひろゆき)北海道地域生活定着支援センター所長 
2009年に厚生労働省が創設した「地域生活定着支援事業」の背景と目的、北海道での展開状況を知り、福祉的支援の必要な高齢や障害を有する退所者の社会復帰をめぐる現状と課題を学びます。

2014年1月10日(金)
刑務所を出た後の地域定着支援と再犯防止~取り組み現場からの報告~
●長谷川 直実(はせがわ なおみ)デイケアクリニックほっとステーション院長 
刑務所を出た後の生活支援や就労支援等が適切に行われれば、本人の社会復帰のみならず再犯防止につながり、社会全体にとっても有益のはずです。ある医療機関の取り組みを題材に考えます。

2014年2月14日(金)
心神喪失で無罪になった後は、どうなるの?~触法精神障がい者の治療と社会復帰の支援~
●長舩 浩義 (おさふね ひろよし)札幌保護観察所 統括社会復帰調整官
重大犯罪を犯した精神障がい者が心神喪失と判断されれば、刑事裁判では無罪または減刑となり、あるいは不起訴となります。その後の処遇方針を決める医療観察法の手続と運用上の課題について学びます。

[社会・人権]世界の先住民族、 その権利回復への動き~アイヌ民族の今後と重ね合わせながら~

●10月22日(火)開講 全5回 火曜19:00~21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般5,000円 会員・学生・アイヌ民族4,000円(単発 一般1,500円 会員・学生・アイヌ民族1,000円)

2007年に採択された「先住民族の権利に関する国連宣言」は、近代の人権概念の拡張の成果であると同時に、これまで私たちが自明のものとしてきた国家や社会のあり方を揺さぶる内容を含んでいます。近代国家の形成の過程で、抑圧され、周辺に追いやられてきた世界各地の先住民族は、どのような社会に向かって自らの権利の回復を求めてきたのでしょうか? この講座では、世界の先住民族の権利回復の動きやその現在について学びながら、アイヌ民族の今後に向けての示唆を得たいと思います。

2013年10月22日(火)
国連総会先住民族権利会議のための アルタ準備会議の意味と役割
●阿部 ユポ(あべ ゆぽ)北海道アイヌ協会副理事長
※講師を予定していました相内俊一さんは、この回は都合により不参加となります。
国連は、総会に比肩する会議を来年9月に開いて、先住民族の権利について議論します。去る6月にノルウェイのアルタで開催された、先住民族側の準備会の内容を報告します。

2013年11月19日(火)
世界の先住民族の権利回復の現状~先駆的成果を見る~
●相内 俊一(あいうち としかず)小樽商科大学特認名誉教授、市民外交センターメンバー
アルタ準備会議を運営し、その見事な成果に貢献したのはサーミ民族でした。サーミたちの権利回復のための運動を振り返り、アイディアを見つけます。

2013年12月24日(火)
北欧の先住民族・サーミの現状~スウェーデン・ノルウェーにおける調査から~
●小内 透(おない とおる)北海道大学大学院教育学研究院教授
2012年度より開始したサーミに関わるヒアリングやアンケート調査の結果を基に、サーミの復権の現状を具体的に紹介します。

2014年1月28日(火)
台湾原住民族の権利と法制化~自治権の保障をめぐって~
●ディヴァン・スクルマン 台湾南投県出身、ブヌン族。台湾基督長老教会宣教師。
●三浦 忠雄(みうら ただお)日本基督教団北海教区アイヌ民族情報センター主事
台湾では現在、14の民族、およそ50万人が原住民族として認定されています。1980年代以降の権利獲得運動の成果として、様々な法制度上の権利も獲得してきています。原住民族が求める自治権の保障とその現状についてお話します。

2014年3月4日(火)
アラスカ先住民の先住権~歴史と現代事例~
●ゲーマン・ジェフ 北海道大学メディア・コミュニケーション研究院准教授。先住民族教育学専門。
米国の諸先住民族の中、いわゆる「居留地」を持たないアラスカ・ネイティブの先住権の歴史と現代的事例を検討することを通じて、アイヌ民族の今後の先住権の行方を考えたい。

[社会・人権]「真の文明は 山を荒らさず 川を荒らさず 村を破らず 人を殺さざるべし」~田中正造没後百年にちなんで~

●11月2日(土)開講 全6回 金曜夜19:00~21:00(初回映画のみ土曜)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(初回映画のみ別会場)
●受講料 一般6,000円 会員・学生4,800円(単発 一般1,500円 会員・学生1,000円)

田中正造没後百年のいま、3・11の後に、改めて正造が訴えてきたことに耳を傾け共有しようという声が多い。そこには、私たちが学ぶべきこと、実践への示唆が数多くある。都合の悪いことは「なかったこと」にしてしまうこの国の手法は、村一つを水没させてしまった。けれど、そこで闘った正造や村の人々までも「なかったこと」にするわけにはいかない。そして、谷中村を追われた人々と、故郷を離れざるを得なかった福島の人々を重ね、私たちの今をとらえ返す場ともしたい。

2013年11月2日(土)
映画「襤褸の旗」上映
●会場 札幌プラザ2・5 地下ホール(中央区南2西5狸小路)
●時間 ①14:30~ ②17:30~
三國連太郎が正造を演ずる「襤褸の旗」。「製作委員会」が1974年につくったモノクロ・35mm・115分を「遊」では初めて劇場を借り切っての上映会です。

2013年11月22日(金)
田中正造という人~谷中村に向かうまで~
●花崎 皋平(はなざき こうへい)著述業(哲学、社会思想)。著書に『田中正造と民衆思想の継承』(七つ森書館)など。
田中正造の歩みをたどり、足尾鉱毒事件において果たした役割と直訴の顛末、など衆議院議員時代をとらえる。

2013年12月20日(金)
民衆思想家としての正造~その示唆するもの~
●花崎 皋平(はなざき こうへい)著述業(哲学、社会思想)。著書に『田中正造と民衆思想の継承』(七つ森書館)など。
民衆思想家としての田中正造を、渡良瀬川の治水のためにそそいだ活動から浮き彫りにし、晩年の思索について考え、今日の問題に対する示唆をまなぶ。

2014年1月24日(金)
田中正造から父・立松和平が受け取ったもの
●横松 心平(よこまつ しんぺい)作家。
私の父、作家の立松和平の絶筆のひとつは、田中正造を描いた小説『白い河』だった。わがやの祖先が足尾銅山で働いていたこともあり、父にとって正造と鉱毒事件は、生涯を懸けたテーマであった。行動する思想家である正造から父が受け継いだ精神のバトンを、現在を生きる私たちがどのように受け取るべきなのか、考えてみたい。

2014年2月21日(金)
正造と黒澤酉蔵―そして北海道
●中原 准一(なかはら じゅんいち)酪農学園大学名誉教授
黒澤酉蔵(1885~1982)は、弱冠16歳のとき正造の天皇直訴に共鳴して足尾銅山鉱毒被災民救済運動に馳せ参じた。正造や黒澤の闘いは、足尾精錬所の操業停止だ。かれらの闘いは、問題の本質を衝いたものだ。黒澤にとって、鉱毒被災民救済は、他面で貧しさからの解放を目指す闘いでもある。本講座では、その軌跡を探る。

2014年3月28日(金)
これからの100年を考える
●中島 圭子(なかじま けいこ)さっぽろ自由学校「遊」理事、「水俣」を子どもたちに伝えるネットワーク・札幌窓口
足尾鉱毒事件によって、多くの人々が苦難を被ってから100年後、今福島で同じことが起こっています。なぜ、この国は、過去に学び教訓にすることができないのでしょうか。福島を離れざるを得なかった人と共に学び、一緒にできることを考えていきましょう。100年後の未来のために。

[社会・人権]政治を変えたい!~市民と政治の可能性をさぐる

●5月14日(火)開講 全5回 月1回火曜日 19:00 ~ 21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 5,000 円 会員・学生 4,000 円(単発 一般 1,500 円、会員・学生 1,000 円)
●講 師 本田 宏(ほんだ ひろし)
1968 年小樽市生まれ。北海学園大学法学部政治学科教授。政治過程論、比較政治、社会運動論。とりわけドイツ政治に詳しい。著書『脱原子力の運動と政治』(北大図書刊行会、2005 年)。

昨年 12 月の総選挙結果は、 政治と市民のあり方の再検討を迫っています。 英米型の小選挙区制が、 日本で機能する条件があるのか、 法外な供託金を課す公職選挙法など、 制度そのものの問題も浮き彫りになりました。 しかし、 改革には時間がかかるからには、 投票行動にも戦略が必要です。 欧州では、 共生の実現をめざす政治勢力が健在ですが、 日本ではむしろ異なる人々への憎悪をあおる政治家がもてはやされています。この違いはどこから来るのでしょうか。 こうした疑問を出発点に、 政治のあり方と市民のかかわり方を根本的に考え直すための手がかりとしたいと思います。

2013年5月14日(火)
昨年 12 月の衆議院選挙を検証しよう~選挙制度を考える
自民党の圧勝は、民主党の自滅に加えて、得票率と議席率のずれに明らかなように小選挙区制度に助けられた面が強いですが、有権者の投票行動の再検討も必要です。望ましい選挙制度とそれが機能する条件とは何か、衆議院選挙の教訓とは何かを考えます。

2013年6月11日(火)
政党政治を考える~諸外国と日本の現状
衆議院選挙は政党政治のあり方の問い直しも迫っています。イギリスさえも純粋な二大政党制から遠ざかり、ドイツのような大小政党の二大ブロックから成る「穏健な多党制」の長所が明らかになってきています。諸外国と日本の政党政治について知り、政党と社会のつながりについても考えます。

2013年7月9日(火)
日本政治の構造を知ろう
日本では、なぜ政策の異なる派閥が同じ政党内で対立し、またなぜ政策の近い政党同士の連携が難しいのでしょうか。こうしたことは、戦後の政治・経済闘争の中で形成された対立や連携の構造と関係しています。戦後から現在までの日本政治の構造的な問題を問い直します。

2013年8月6日(火)
政治不信を乗り越えるために
これまでの政党はタコツボ化して、有権者の期待に応えられず、政治不信を増幅してきました。政党の関係者においでいただき、参加者と率直な議論をしたいと思います。また、市民と政治を近づけるために、何が足りないのか、何が必要なのかを考え合います。

2013年9月17日(火)
脱原発を決めたドイツの政治について知ろう
反原発運動、緑の党の登場、社会民主党と労働組合の政策転換、「赤緑」政権と電力会社の脱原発合意、保守政権の転換という 40 年近い流れを経て、脱原発を決めたドイツの例を参考に、脱原発を日本でも実現していくための条件を考えます。

[社会・人権]フクシマ以降、 歩む道を探る~原発はホントに必要なの?

●5月15日(水)開講 全6回 水曜 19:00 ~ 21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 6,000 円 会員・学生 4,800 円(単発 一般 1,500 円 会員・学生 1,000 円)

東日本大震災と福島原発事故から2年。 この札幌でも、たくさんの人が、原発について考え、意見を表明し、さまざまなスタイルで行動しています。 どんな人たちが、 具体的にどんなことをしてきたのか、 当面何を目的に活動しているのか、 今後どんなことをしたいと思っているのか……をお話しいただいて、 交流します。 未来をつくっていくのは私たち。 まずはこの札幌で生まれているさまざまな市民の動きに触れて、 知ることから未来への一歩を!

2013年5月15日(水)
学びと行動と
● 原発出前授業 高校社会科教師 川原 茂雄 ( かわはら しげお )
2011 年 5 月からはじめた市民向けの原発についての授業。わかりやすくておもしろいと評判で,まもなく 200回になる。

● SHUT 泊 共同代表 小林 善樹( こばやし よしき)
泊原発の廃止を求める市民団体として 2011 年 6 月に発足した。

2013年6月5日(水)
あきらめない女たち
● 北海道のエネルギーの未来を考える 10000 人の会 世話人 細谷 洋子(ほそや ようこ)
チェルノブイリ原発事故直後に、女性たちや子どもたちの声を発信しようと発足した。今年で 27 年になる。

● 脱原発をめざす女たちの会・北海道  呼びかけ人 山口 たか(やまぐち たか)
女たちの力を結集して原発依存社会を変えたい! 女性たちの会。

2013年7月3日(水)
路上で刻む反原発のリズム !!
● NO NUKES ! 北海道反原発連合 呼びかけ人 パンクミュージシャン KO(SLANG)
道庁前に俺たちパンクスが毎週集まる理由。学校で習えないことは、街路で学べ! 黙ってちゃ何も始まらねぇ。福島から学ばなかったら、バカだぜ。

2013年7月31日(水)
司法の場でのたたかい
● 泊原発の廃炉を求める会 世話人 弁護士 難波 徹基 ( なんぱ てつき )
2011 年 11 月 11 日泊原発の廃炉を求めて民事訴訟を提訴,4 月には第 5 回公判を迎える。原告は 1233 名 ( 1次612 名,2次 621 名 ) に,賛同人は 2000 人に達している。

2013年8月28日(水)
株主総会での論議
● 脱原発をめざす北電株主の会 事務局  小林 善樹 ( こばやし よしき )
2012 年 3 月に発足。同年 5 月には取締役に対する警告書を提出。6 月の株主総会においては,質問にとどまったが,今年の総会では脱原発を求める提案を提出する。

2013年9月18日(水)
STOP ! 放射能汚染
● さっぽろ市民放射能測定所 はかーる・さっぽろ 代表 富塚 とも子(とみづか ともこ)
放射能汚染食品から子どもや若者を守るため、市民ニーズに即した測定に取り組んでいる。

● 福島の子どもたちを守る会・北海道  事務局長 山口 たか(やまぐち たか)
東日本大震災で被災された方たち、とりわけ子どもたちやその家族が放射能の影響から免れ、心身の健康を取り戻すための支援として夏冬春休みの保養受け入れをしている。

[社会・人権]「生活保護」 の現在(いま)とこれから~この厳しい時代を餓死しないで生き延びるために…

●5月21日(火)開講 全3回 火曜 19:00 ~ 21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 3,000 円 会員・学生 2,400 円(単発 一般 1,500 円 会員・学生 1,000 円)

「本当に餓死しそうになったら “生活保護” という制度があるんだよ。」 と私たちは教えられてきただろうか。 長引く不況で増える生活保護費。業を煮やした政府は生活保護の基準を引き下げることで、 問題を解決しようとしている。今、生活保護は誰もが困ったときに利用しやすい制度になっているだろうか。 人間としての誇りを傷つけることなく活用し、再生の足掛かりとできるような ・ ・ ・ 。 生活保護の現状を学ぶとともに、 これからの在り方を探りたい。

2013年5月21日(火)
生活保護の現在(いま)を知ろう!
●池田 真紀(いけだ まき)社会福祉士
生活保護の仕組み、申請の大変さ、諦めさせる動き、バッシング(生活保護受給は恥)など、生活保護の現状について学びます。

2013年6月18日(火)
生活保護、こうだったらいいのになあ!
●木下 武徳(きのした たけのり)北星学園大学准教授
外国の状況等と比べながら、なぜ日本は捕捉率が低いのか、どのような制度だったらもっと利用しやすいのかを考えます。

2013年7月16日(火)
生活保護は社会の矛盾を映す鏡~生活保護を取り巻く問題
●細川 久美子(ほそかわ くみこ)北海道生活と健康を守る会連合会副会長
生活保護の問題の根っこは年金と雇用問題だと言われている。生活保護の問題を糸口に社会全体の問題を考えます。

[社会・人権]精神医療の歴史と未来 ・ 地域のつながり~支えあう社会を目指しての地域集団の成熟とは?

●5月24日(金)開講 全5回 月1回金曜 19:00 ~ 21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 5,000 円 会員・学生 4,000 円(単発 一般 1,500 円 会員・学生 1,000 円)

太古の昔から、 どんな社会でも地域の中に困った時に相談できる場所と人というものは身近にあったはずです。「遊」 では、以前に 「こころのケアを再考する」 「精神医療の正体を問う」 などの連続講座を企画してきました。今回は、 もう一度、 精神医療やカウンセリングの歴史を振り返り、 自分たちの生きる社会がどうなれば生きやすくなるのか、 精神医療の現場の実践例やピアサポーターの実践例、 入院医療から地域医療、 さらに地域保健へという流れを見ながら、 地域全体の成熟した未来像、 精神医療の未来像を考えてみたいと思います。

2013年5月24日(金)
カウンセラーって何?精神科医と違うの?~心理療法の歴史と言葉の意味を整理してみよう
●佐々木 智城 ( ささき ともしろ ) 臨床心理士
例えば、スクールカウンセラーという職業が定着してからしばらく経ちますが、最近はスクールソーシャルワーカーの職業も制度化されました。心理士の国家資格化の最近の動きは?どんな歴史があり今に至っているか?必要とされている専門家とはどんなもの?

2013年6月21日(金)
精神障害者の理想の暮らし方は?~みんなが安心して暮らせる場所と人ってどんな所?
●鮒田 新世 ( ふなだ しんよ)鍼灸師・スキーのインストラクター・「遊」会員
専門家とまではいかないけども、地域で支え合う活動の実践例を紹介し、未来の地域社会と精神医療の世界を話し合ってみる。ゲスト予定。占い師、居酒屋、洋服屋、各種民間セラピストなど。

2013年7月19日(金)
「地域移行」事業とピア・サポーターの実践~社会的入院から地域移行へ
●阿部 幸弘 ( あべ ゆきひろ )
精神科医、現「こころのリカバリー総合支援センター」所長。市民メディアとマンガ評論に一家言あり、その分野の講師を「遊」でたま~にやっている。
地域に受け皿がないための精神科病院への「社会的入院」の問題と、「地域移行」事業への取り組み、精神障害当事者による” ピア・サポーター” が、専門職と一緒に退院を手伝う活動の実践について紹介します。

2013年8月23日(金)
隔離せず地域生活を支えるACT~精神障害者を支える新しいプログラムの実践
●桶田 昌平 ( おけた しょうへい )
精神科医。道立緑ヶ丘病院副院長。北海道で唯一のACTに携わっている。
精神障害を持つ人を病院に隔離せず、地域生活で支えていく方法にACT(アクト=包括型地域生活支援)というプログラムがあります。帯広で行われているACTの実際をうかがいます。

2013年9月20日(金)
障害年金申請のサポート~精神障害の年金に関わる特殊性と無年金問題
●加福 保子
障害年金サポート社労士の会代表。特定社会保険労務士、行政書士、社会福祉士、産業カウンセラー
不安定な雇用情勢と労働条件悪化のなか、心の不調に陥り職を失い経済的困難に直面している例は多い。障害年金の無料相談会などを実施している社会保険労務士の方にお話を聞きます。

[社会・人権]世代を超えて受け継ぐもの~アイヌ民族の文化継承と教育

●5月28日(火)開講 月1回火曜 19:00 ~ 21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 5,000 円 会員・学生・アイヌ民族 4,000 円(単発 一般 1,500 円 会員・学生・アイヌ民族 1,000 円)

明治期以降の急速な近代化と強烈な同化政策の中で、 否定されてきたアイヌ民族の言語や文化。 しかし、そうした厳しい状況の中でも受け継がれてきた民族の文化 ・ 精神があり、 また残された記録や記憶から言語や文化を復興し、 新たな世代に引き継いでいこうという動きも生まれてきています。 文化や言語の復興 ・ 継承活動に取り組んでいる方々をお招きし、 アイヌ語 ・ アイヌ文化の継承やそのための教育について考えます。

2013年5月28日(火)
砂沢クラさんから受け継いだもの
●砂澤 代恵子(すなざわ よえこ)アイヌ民族文化伝承会らぷらん代表。苫小牧市在住。
砂沢クラさんの孫にあたる代恵子さんは、クラさんから受け継いだアイヌの伝統文化や精神を広めるために「らぷらん」を立ち上げ、道新文化センターや大学などで広くアイヌ刺繍を教えています。クラさんの思い出を交えながら、代恵子さんの半生についてお聞きします。

2013年6月25日(火)
ユカラに息づくアイヌのこころ
●大須賀 るえ子(おおすがるえこ)白老楽しくやさしいアイヌ語教室主宰
白老のイソンクル(名猟師)宮本エカシマトクの孫として、アイヌ文化に触れながら育ってきた大須賀さんをお迎えし、祖父母の記憶や記録から辿るアイヌの暮しについてお話していただくとともに、ユカラに表現されたアイヌの精神文化を紹介していただきます。

2013年7月23日(火)
ウレシパ・プロジェクトの挑戦
●本田 優子(ほんだ ゆうこ)札幌大学文化学部教授
ウレシパ・プロジェクトは札幌大学文化学部が 2010 年度よりスタートさせたアイヌ文化の担い手育成を目的とした全国初のユニークな教育プログラムです。プロジェクト設立の背景と意義、活動の実際や学生たちの様子などについて紹介していただきます。

2013年8月20日(火)
アイヌ語の復興
●大田 満(おおた みつる)ヤウンクル(北海道アイヌ)、フリーのアイヌ語教師
現在アイヌ語を知り身に着けたいと頑張っている若者たちの中にはユカラやオイナを上手にできる者たちがいますが、日常アイヌ語で会話してる人はいないといってもあながち出鱈目ではないでしょう。アイヌ語を使う機会がないのでそういう状態なのです。けれども現在はコンピューターもありインターネットもあるので、その言葉を使いたい人たちはお互い離れて暮らしていても会話したり教え合ったりできます。この講座ではインターネットにおけるアイヌ語使用の可能性についてお話ししたいと思います。

2013年9月10日(火)
マオリに学んだ言語・文化の継承法~アオテアロア・アイヌモシリ交流プログラムから
●島田 あけみ(しまだ あけみ)アオテアロア・アイヌモシリ交流プログラム実行委員会代表&交流プログラム参加者
2013 年初頭の1ヶ月間、7名のアイヌの若者たちがニュージーランド(アオテアロア)の先住民族、マオリの言語・文化の復興や権利回復に向けての取り組みを学んできました。このプロジェクトを企画した代表の島田あけみさんらを迎えて、マオリに学んだ具体的な取組みについてお話いただきます。

[社会・人権]地球に生きる私と世界のつながり~国際協力、開発援助とはなにか

●5月29日(水)開講 全5回 水曜 18:30 ~ 20:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 5,000 円 会員・学生 4,000 円(単発 一般 1,500 円 会員・学生 1,000 円)
●コメンテーター ディリップ・BK・シュナール NGO つぼみ学校ポカラ代表
 (各回お越しいただく予定ですが、都合により参加できない場合があります)

3.11 と原発事故、労働条件の悪化や格差社会の進行、政治への不信感…日本には閉塞感が漂っています。つい近視眼的に物事を捉えがちになり、自分は地球社会の一員であることを忘れてはいませんか? このシリーズでは視点を世界に向け、「国際協力」 「開発援助」 の切り口からテーマを追いかけます。 自分の拠って立つところを再認識し、自分と社会、ひいては世界とつながり直す機会になればと思います。

2013年5月29日(水)
アフリカから捉える日本の国際関係~第5回アフリカ開発会議を目前に
●森川 純(もりかわ じゅん)酪農学園大学環境共生学類教員
日本の外務省当局者側は「アフリカ問題?」をどのように捉え対応し評価してきたか? その鳥瞰図を提起しつつ、NGO や市民によるアフリカへの貢献について意見交換したい。

2013年6月19日(水)
国際開発援助プロジェクトは、誰のため?~フィリピン・ダバオ市のサマの事例から
●青山 和佳(あおやま わか)北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授
国際開発援助プロジェクトには様々な立場の人びとが関わります。それらの人びとの行為や目的は一致するとは限りません。ダバオ市の文化的少数者サマの経験から考えます。

2013年7月17日(水)
日本の ODA はいったい誰のため?~アフリカの JICA 事業の事例から
●レイモンド・エップ メノビレッジ長沼代表
日本の ODA(政府開発援助)の名の下に、モザンビークでは現地の農民が望まない大規模な農業開発計画が進められている。実際何が起きているのか? 知ることから始めよう。

2013年7月31日(水)
「援助」する前に考えよう!~国際協力と開発教育
●小泉 雅弘(こいずみ まさひろ)さっぽろ自由学校「遊」、北海道開発教育ネットワーク
開発教育は国際協力に携わるボランティアやNGOの活動の中から生まれてきた教育活動です。「援助」とは何か?「国際協力」とは何か? する側、される側の立場に寄り添いながら一緒に考えてみましょう。
*パンフレットの日程が8/1となっていましたが、7/31の間違いです。訂正いたします。

2013年9月4日(水)
北海道から発信する国際支援の輪~さまざまな活動のかたちを知ろう

◆北海道から世界へ。~誰にでもできる国際協力~
○佐々木香澄(ささき かずみ)認定NPO法人「飛んでけ!車いす」の会事務局長
活動15年で世界75ヵ国に2245台の車いすを届けてきました。今回は北海道発、世界行きの誰にでもできるボランティアの仕組み、具体的な活動を紹介します。

◆未来をつくるのは誰? ~ネパールの貧しい子どもたちの救援活動
○ディリップ・BK・シュナール  NGOつぼみ学校ポカラ代表
2005年、ネパールのポカラで極貧の子どもたちの生活や教育を支援する試みを始めたことが起源。最終目標は、すべてのネパールの子どもたちに生活の安全と必要な教育を行き渡らせること。

◆命と健康のために~カンボジア、ネパールそして気仙沼~
○大泉 樹(おおいずみ たつ) NPO法人どさんこ海外保健協力会 代表理事
カンボジア・ネパールの農村地域での保健のシステムづくり、人材育成を続けて20年。震災以降は気仙沼、石巻で医療機関支援、健康相談やコミュニティー支援も行っています。

[社会・人権]若者たちと語る 私たちにとっての日本国憲法

●5月31日(金)開講 全5回 月1回金曜 19:00 ~ 21:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 5,000 円 会員 4,000 円 学生 2,500 円(単発 一般 1,500 円 会員 1,000 円 学生 500 円)
●参考テキスト 日本国憲法全文、自民党改憲案

自民党改憲案に代表される為政者の側からの憲法改定の動きが再浮上してきています。 一方、 市民の多くは、 日常生活の中で憲法の存在をあまり意識していないのが現状ではないでしょうか。 このシリーズでは、20代の若者4~5名に毎回登場してもらい、彼・彼女らとともに憲法の基本的な姿勢についての考えを深めたいと思います。 憲法の何が大切なのか、 それをどのように私たちの社会生活に活かしていけばよいのか、 一緒に考えましょう。

2013年5月31日(金)
トーク 若者たちが語る私にとっての憲法
●コーディネーター 林 千賀子(はやし ちかこ)弁護士。札幌弁護士会所属。北海道ひびき法律事務所。
若い世代は、憲法にどのようなイメージを抱いているのでしょうか? 弁護士である林さんの解説を交えながら、若者たちが思いのたけを語り合います。

2013年6月28日(金)
「基本的人権の尊重」とは?
●岩本 一郎(いわもと いちろう)北星学園大学経済学部教授
憲法の中核にある原理は、個人尊重の原理です。国民を個人として尊重することが、基本的人権の保障の基礎にあります。その根本から人権を考えてみたいと思います。

2013年7月26日(金)
「主権在民(国民主権)」とは?
●伊藤 雅康(いとう まさやす)1963 年生まれ。札幌学院大学法学部教授
国民が主権者であることを「国民が政治の主人公」という表現でに伝えることに関わる話を口火にしながら、わたしたちと国政との関係を参加者とともに考えてみたいと思います。

2013年8月30日(金)
「平和主義」とは?
●結城 洋一郎(ゆうき よういちろう)今年3月まで小樽商科大学教授(憲法)
憲法九条は、本来どういう意味で作られたのか。そして現実はどうなっているのか。では、今後の日本はどうあるべきか。九条を手がかりに憲法の存在意義を考えてみたい。

2013年9月27日(金)
フリートーク  改憲をめぐって
●コーディネーター 林 千賀子(はやし ちかこ)
自民党の改憲案に代表される改憲に向けての動きが改めて浮上してきています。憲法の基本理念を確認したうえで、私たちが守るべきもの、変えるべきものについて参加者の皆さんと話し合います。

[文化・芸術]アイヌアートデザイン教室

【昼のクラス】
●10月2日(水)より(~2014年4月) 
 通年 毎週水曜13:00~15:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 5,000円/月(材料費は含みません)

【夜のクラス】
●10月9日(水)より(~2014年4月) 
 第二、第四水曜18:30~20:30
 10/9、10/23、11/13、11/27、12/11、 12/25、1/8、1/22、2/12、2/26、3/12、3/26、4/9、4/23
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 3,000円/月(材料費は含みません)

※受講をご希望の方は、クラスの見学可能です。まずは、お問い合わせください。

【昼のクラス】
●5月8日(水)開講(~ 2014 年4月) 
 通年 毎週水曜 13:00 ~ 15:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 5,000 円/月(材料費は含みません)

【夜のクラス】
●5月8日(水)開講(~ 2014 年4月) 
 第二、第四水曜 18:30 ~ 20:30
 5/8、5/22、6/12、6/26、7/10、7/24、  
 8/7、8/21、9/11、9/25

●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 3,000 円/月(材料費は含みません)

<無料見学会>
新たに参加ご希望の方を対象に、以下の日程で無料見学会を行います。
4月24日(水)13:00 ~、18:30 ~
*参加ご希望の方は、事前に事務局までご連絡ください。

●講 師 貝澤 珠美(かいざわ たまみ)
アイヌアートデザイナー。1974 年8月 10 日平取町二風谷に生まれる。高校卒業後デザイン学校に通い、’97 年に独立。ファッション、インテリア、アクセサリー等、アイヌ文様をモチーフにしたオリジナル作品を製作している。

アイヌ民族が先住民族と認められてからまだ日が浅いですが、 アイヌ文化 ・ 芸術の歴史はとても深いものです。生徒さん自身の手で作る事によって、 それらの文化を身近に感じる事ができると思います。 是非一度チャレンジしてみませんか。 お待ちしてます。
*中途からの参加も受付けます。お気軽にお問合せください。

[文化・芸術]「ハイサイ! ぼん太」 の沖縄三線教室

●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●最少催行 各コース5名
●受講料 各コース 6,000 円/月(4回分)
 *教材費(1 年分)として別途 1,500 円が必要となります。

【入門初級コース・昼】
10月7日(月)より 毎週月曜14:00~15:00
【入門初級コース・夜】
10月3日(木)より 毎週木曜19:00~20:00
 三線をはじめて習う方を対象にしています。
*三線は各自ご準備いただくのが基本ですが、個数限定で カンカラ三線貸出します(先着順・無料)。
【中級コース】
10月3日(木)より 毎週木曜20:15~21:15
三線を習ったことがあって何曲か演奏できる方。さらにグレードをあげて、BEGIN・ネーネーズ・エイサー等、幅広い曲の演奏を目指します。
*三線は各自準備ください。

中途からの受講も受付けます。お気軽にお問合せください。

【入門初級コース・昼】
5月6日(月)開講 毎週月曜 14:00 ~ 15:00
【入門初級コース・夜】
5月9日(木)開講 毎週木曜 19:00 ~ 20:00
三線をはじめて習う方を対象にしています。
*三線は各自ご準備いただくのが基本ですが、個数限定でカンカラ三線貸出します(先着順・無料)。

【中級コース】
5月9日(木)開講 毎週木曜 20:15 ~ 21:15
三線を習ったことがあって何曲か演奏できる方。
さらにグレードをあげて、BEGIN・ネーネーズ・エイサー等、幅広い曲の演奏を目指します。
*三線は各自準備ください。

<無料見学会>
新たに参加ご希望の方を対象に、以下の日程で無料見学会を行います。
4月22日(月)14:00 ~、4月25日(木)19:00 ~
*参加ご希望の方は、事前に事務局までご連絡ください。

●講 師 ハイサイ! ぼん太 (永田 竜也)
名護市東江出身。地元では青年会会長をつとめ、エイサーでは三線を担当。20 年ほど前から札幌暮らし。沖縄三線札幌絃友会代表。沖縄三線かりゆしケアーズとしても活動中。

沖縄と聞いて何をイメージしますか? 青い海に珊瑚礁、 泡盛にゴーヤ、 沖縄戦と基地という人もいるでしょう。 沖縄の音楽のメロディーが浮かぶ人もいるかもしれません。 この講座では、 沖縄の音楽と、 人々の暮らしにかかせない楽器 ・ 三線 (さんしん) を習います。 三線は三本弦の弦楽器で、 胴体は蛇の皮、 三味線よりすこし小ぶりです。 三味線のルーツとなったといわれています。 「唄三線」 といって、 歌いながら奏でるのが普通です。いま人気の島唄ポップスをみなでたのしく練習しましょう。ぼん太先生のウチナンチュならではのトークも楽しみです。

[文化・芸術]ショートフィルム入門の入門~多彩な分野の作品を楽しみましょう!

●4月24日(水)開講 全6回 隔週水曜 18:30 ~ 20:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般 6,000 円 会員 4,800 円(単発 一般 1,500 円 会員 1,000 円)
●講師 俵屋 年彦 ( たわらや としひこ ) FM 三角山放送局パーソナリティー

SAPPORO ショートフェストが人気を集め、今年からゆうばり映画祭でショートフイルムのコンペが新設されるなど、ショートフィルムは近年注目される分野です。 2 月のさっぽろ雪まつりで注目されたプロジェクション ・ マッピングは、新しいショートムービーのスタイルです。 独立したムービー作品だけでなく、CM、 映画タイトル、 ミュージックビデオなど幅広い分野の歴史を見渡し、 その変化、 魅力と可能性を簡潔に解説します。

【講師から一言】
1998 年から地域 FM 三角山放送局で映画をテーマにした番組を担当しています。8 ミリフイルムからCG アート作品まで幅広い映像表現を見続けてきました。インターネットの浸透やモバイル機器の登場で作品を創り、観る環境が激変しています。さまざまな分野で注目される作品が生み出されています。幅広い分野の作品を紹介します。

2013年4月24日(水)
多彩なショートフィルム~プロジェクションマッピング、CM 等の歴史
建築物などに映像を投影するプロジェクションマッピングの名作と優れた CM、テレビドラマのタイトルを紹介します。

2013年5月8日(水)
アニメ、映画のタイトル~アニメ、映画の OP、ED タイトルの歩み
アニメ、映画のオープニング・エンディング・タイトルの中には、それだけで一編の作品と呼べるレベルの優れたタイトルがあります。

2013年5月22日(水)
ミュージックビデオの歴史~名作を厳選して紹介します
長いミュージックビデオの歴史の中で、とびきり光る作品を厳選します。

2013年6月12日(水)
ミュージックビデオの監督~注目される監督作品をピックアップします
多くの監督の中で、面白く独創的な監督を数人セレクトします。

2013年6月26日(水)
ショートムービーの歴史1~アニメ、CG
短編映画のアニメ、CG 分野の名作をよりすぐります。楽しめる作品を選びます。

2013年7月10日(水)
ショートムービーの歴史2~実写作品をセレクトしました
短編映画の実写分野の名作をよりすぐります。楽しめる作品を選びます。

[文化・芸術]北海道美術入門

●5月11日(土)開講 全5回 月1回土曜 14:00 ~ 16:00
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」および各美術館(詳細は各回の紹介を参照)
●受講料 一般 5,000 円 会員・学生 4,000 円 (資料代含む)   
     (単発 一般 1,500 円 会員・学生 1,000 円)
●講師&ナビゲーター くろだ としひこ 
フリーライター&創成川イーストカレッジ代表。北海道美術館協力会員。

北海道の美術 (主に絵画) には興味はあっても、 作家や作品の知識がないという方や教養として北海道の美術を身に付けたいという方、 北海道美術の入門講座としてどうぞ。

2013年5月11日(土)会場:さっぽろ自由学校「遊」
北海道の美術史
北海道の美術(主に絵画)の創成期から現在までの流れ。美術団体や公募展の歴史。美術館の歴史など。

2013年6月8日(土)現地集合・現地解散
三岸好太郎美術館の見学
三岸好太郎の作品を鑑賞し、その後「三岸好太郎と北海道美術」についてご案内します。
*講座料金の他に、入場料 500 円が必要です。
*美術館の展示日程により実施日変更の可能性があります。

2013年7月13日(土)会場:さっぽろ自由学校「遊」
北海道美術の鑑賞
北海道の美術館・美術展・イベント等の紹介。地域性と作家について。美術鑑賞に関する提言など。

2013年8月10日(土)現地集合・現地解散
北海道近代美術館・これくしょんぎゃら りーの見学
近代美術館の所蔵作品を鑑賞し、その後「北海道の名作概要」についてご案内します。 
*講座料金の他に、入場料 500 円が必要です。
*美術館の展示日程により実施日変更の可能性があります。

2013年9月14日(土)会場:さっぽろ自由学校「遊」
北海道の名作を知る
北海道を代表する作家及び作品の紹介。木田金次郎・中村善策・小川原脩・田辺三重松・片岡球子・岩橋永遠・神田日勝・居串佳一・国松登・小谷博貞の作品を中心に紹介。

[技能]ネット時代の社会力講座~情報力・交流力・表現力をみがく~

●10月19日(土)開講 全6回 月1回土曜14:00~17:30(15:30-16:00休憩)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 一般10,000円 会員・学生8,000円(各回 一般2,000円 会員・学生1,500円)
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ)
ソーシャルパワーSAPPORO創設者。これまで、ソーシャルメディアやモバイル機器について、幅広い講座を続けてきました。今回は、参加される方の多様な要望に、できるだけお応えしながら、進めます。

ソーシャル・モバイル時代の新たな「社会力」を高めるための連続講座です。情報の集め方、セキュリティに配慮した効果的な交流の仕方、アプリなどを活用したさまざまな表現方法などについて、丁寧に説明します。少人数の気さくな雰囲気の講座です。初心者の方をはじめ一人一人の要望に応えます。変化の激しい分野なので、毎回ホットな内容も盛り込みます。講座参加者の電子書籍個人出版を、個別サポートします。

2013年10月19日(土)
ネット時代の社会力(序論) 、モバイル最前線(OS) 、電子書籍(序論)
これまでの時代の流れを概括し、講座全体の内容を説明します。モバイルOSの歴史も解説。

2013年11月16日(土)
ソーシャルメディアの現状1、モバイル最前線(音楽・絵画)、 電子書籍(キンドル)
ソーシャルメディアの変遷、音楽・絵画などのアプリ解説、キンドルストアの実践解説。

2013年12月21日(土)
ソーシャルメディアの現状2、モバイル最前線(動画・3D)、 電子書籍(iBook)
ソーシャルメディアの方向性、動画・3Dなどのアプリ解説、iBookストアの実践解説。

2014年1月18日(土)
新しいソーシャルメディア1、モバイル最前線(健康管理)、 電子書籍(Google)
マイクロボランティアなどの動き、健康管理のアプリ解説、Googleplayの実践解説。

2014年2月22日(土)
新しいソーシャルメディア2、モバイル最前線(プログラミング) 、電子書籍(国内)
クラウドファンディングなどの動き、プログラミング入門、国内電子書店の実践解説。

2014年3月15日(土)
社会力を高める(総論) 、電子書籍の未来(総論)
これから求められる新たな「社会力」を解説。電子書籍の可能性を踏まえた個人出版の実践解説。

[技能]iPhone ・ iPad 実践集中講座~アプリ活用のスキルアップを目指します

●4月20日(土)、5月18日(土)、6月29日(土)
 いずれも 14:00 ~ 17:30(1 部 14:00 ~ 15:30、2 部 16:00 ~ 17:30)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 2,000 円/回
●講 師 俵屋 年彦(たわらや としひこ) 
ソーシャルパワー SAPPORO 創設者

iPhone と iPad 初心者講座では、 幅広い魅力を解説しましたが、 4月からは分野別に優れたアプリを選び、使い方をじっくりと実践的に説明します。 iPhone と iPad 活用のスキルアップを目指す講座です。

2013年4月20日(土)
データ管理・写真・絵画
1部 ( データ管理 ) 2部 ( 写真加工・絵画系 )
データ管理・共有と写真加工や絵画系のアプリを解説します。
※ 4月12日までに参加申し込みをした方に講座で使うタッチペンをプレゼント。

2013年5月18日(土)
電子書籍・電子出版
1部 ( 歴史、読み方 ) 2部 ( 作り方、売り方 )
今、注目の電子書籍・電子出版の歴史を振り返り、その読み方、作り方、売り方を実践的に解説します。

2013年6月29日(土)
動画・プレゼンテーション
1部 ( 動画編集 ) 2部 ( プレゼン )
ビデオ撮影、編集、プレゼンテーションの仕方と資料スライド制作を解説します。

[技能]動画投稿サイト活用集中講座~Youtube、Ustream、ニコニコ動画に投稿しよう

●7月20日(土) 14:00 ~ 17:30
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」
●受講料 2 部通し2,000 円(1 部のみ1,200 円)
●講 師 俵屋年彦(たわらや としひこ)
 ソーシャルパワー SAPPORO 創設者

動画投稿サイトの変化を解説します。 そして、Youtube、Ustream、ニコニコ動画等の投稿サイト別に仕組み、投稿の仕方などのポイントを具体的に説明します。 受講者が、 自分のパソコンやモバイル機器からインターネットにつなぎ、 作品を実際に投稿する実践的な講座です。

<1部> 14:00 ~ 15:30
動画投稿サイトの歴史、Youtube の仕組み・投稿

<2部> 16:00 ~ 17:30
Ustream、ニコニコ動画等の仕組み・投稿

[からだ]食べて + 語って = ごはんの会 <後期>

●10月25日(金)より 5回 
金曜または水曜19:00~21:00(延長の場合あり)
10/25(金)、12/27(金)、1/29(水)、2/19(水)、3/19(水)
●会 場 さっぽろ自由学校「遊」 
●定 員 20 名(最小催行3名)
●参加費(オードブル+お茶付) 
 1,000円~ 1,500 円(参加人数で割ります)
 *3日前までに必ずお申込ください。

★アルコール飲みたい方★
・持ち込みOKですのでお好きな飲み物ご持参ください。
※オードブルは、ご近所の居酒屋の「クスクス」から取り寄せる予定です。みなさんのご希望により出前を取ることも可能です。

「楽しく食事しながら、 気の向くままにおしゃべりし、 ホッとする時間を分かち合いましょう」 という集まりです。 話題は、 自己紹介や何気ない日常のつぶやき、 趣味のこと、 「遊」 や他の講座やイベントのこと、 社会で起きていること、 人生のテーマなど、 特にきまりはありません。 お誘いあわせのうえ、 お気軽にお集まりください。

◆各回のテーマ例◆
(話す内容は、参加者のご希望にあわせます!)
・講座担当者より、新年度講座おすすめ情報や、途中経過報告と、Q&Aタイム。
・講座についてぶっちゃけトーク(おもしろかったこと、悩んだこと、次はこんなことをしたいetc.)
・趣味や映画、音楽、芸術、旅行についてあれこれ語る。
・多様なライフスタイルと、暮らしのデザイン。
・その他、こんなこと話したい、聞きたいというアイデア随時募集!

[からだ]食べて + 語って = ごはんの会 <前期>

●5月10日(金)より 月1回金曜   
 19:00 ~ 21:00(延長の場合あり)
 5/10, 6/7, 7/5, 8/2, 9/6
●会場 さっぽろ自由学校「遊」 
●定員 20 名(最小催行7名)
●参加費(オードブル+お茶付)  
 5回通し 6,000 円 1回ごと 1,500 円
 *3日前までに必ずお申込ください。

★アルコール飲みたい方(事前にお知らせを)★
・瓶ビール、ワイン等一括注文予定(料金は別途徴収。飲む量によりますが1回 500 円前後。)
・お好きなドリンクのお持込やボトルキープも OK

※オードブルは、「ワーカーズコレクティブかまら~ど」製です。生活クラブ生協の食材や調味料を使用し、無添加、野菜豊富で栄養バランスのとれた、身体が喜ぶメニュー。あざやかな盛り付けとともに、和風・洋風・中華風・韓国風・東南アジア風・オリジナル創作料理など、多種多様な味を楽しむことができます。

5月 春風るんるんオードブル
6月 新緑に心躍るオードブル
7月 さわやかな初夏のオードブル
8月 まぶしい夏のオードブル
9月 残暑に負けないオードブル

「楽しく食事しながら、 気の向くままにおしゃべりし、 ホッとする時間を分かち合いましょう」 という月1回の集まりです。 話題は、 自己紹介や何気ない日常のつぶやき、 趣味のこと、 「遊」 や他の講座やイベントのこと、 社会で起きていること、 人生のテーマなど、 特にきまりはありません。 事前予約くだされば単発参加も可能です。 お誘いあわせのうえ、 お気軽にお集まりください。

◆各回のテーマ例◆
(話す内容は、参加者のご希望にあわせます!)
・講座担当者より、新年度講座おすすめ情報や、途中経過 報告と、Q&Aタイム。
・講座についてぶっちゃけトーク(おもしろかったこと、 悩んだこと、次はこんなことをしたい etc.)
・趣味や映画、音楽、芸術、旅行についてあれこれ語る。
・多様なライフスタイルと、暮らしのデザイン。
・その他、こんなこと話したい、聞きたいというアイデア随時募集!

[ツアー]マレーシア・スタディツアー ~コミュニティづくりを学び、人々と交流する旅~

●日 程 2014年2月下旬の一週間
●新千歳空港発着(⇔クアラルンプール)
●募集人数 最少催行6名 定員10名
*ツアー参加に関心のある方は、「遊」事務局までお早めにお問い合わせください。旅行代金や旅程など詳細が決まり次第、直接ご連絡致します。

●現地コーディネーター
ジョハン・タン:アジア各国で活躍するコミュニティ・オーガナイザー。KOMAS(コマス)の設立者の一人。著書に『Get Organized!』(共著、日本語版あり)など。
砂澤 嘉代(すなざわ かよ):北海道出身のアイヌ女性。ジョハンと結婚後、マレーシアに在住。今年、クアラルンプールにカフェ「Coffee  5 Cups」を開業。

東南アジアの多民族国家、マレーシア。急速な経済開発の影で、様々な社会問題も抱えています。このスタディツアーでは、マレーシアの現場を訪れ、地域でコミュニティづくりや問題解決に取り組む現地NGOの活動に触れ、そのアプローチや活動の実際を学ぶとともに人々と交流します。現地コーディネートは、「遊」でも何度かお世話になっているジョハン・タンさんと砂澤嘉代さんにお願いしています。

●主な訪問先とプログラム(予定)*都合により変更になる場合があります。
・KOMAS(コマス)訪問
 ~KOMASは人権教育、市民への人権に関するトレーニング等を行っているマレーシアの人権団体。
・都会に住む貧困層のロングハウス・コミュニティ訪問~居住問題等の課題とその解決へのアプローチを学ぶ。
・オランアスリの村訪問・泊
 ~オランアスリは西マレーシアの先住民族。彼らの土地を守る闘いを続けている。
・「Coffee 5 Cups」(コミュニティ・カフェ)にて、NGOリーダーたちとの交流・意見交換
・クアラルンプール市内散策
 ~中心街(独立記念碑、ムルデカ・スクエア、チャイナタウン等)、バトゥー寺院(ヒンドゥー教の寺院)、KLCC(ツインタワー)、ベトロサインス博物館、バサ・マラム(ナイトマーケット)等

[映画上映]ドキュメンタリー映画 「フリーチャイナ~信じる勇気」 上映会 & 星野仏方さん(酪農学園大学教授)のお話

日時:2013年9月28日(土)18:00~20:00
会場:さっぽろ自由学校「遊」(札幌市中央区南1条西5丁目 愛生舘ビル207 )
参加費:500円
お申込み・お問合せ:TEl:011-252-6752 FAX:011-252-6751 syu@sapporoyu.org

元共産党員の曾錚さんと中国系米国人の李祥春さんが中国の監獄で拷問を受け、強制労働を強いられたとの実話に基づいて、法輪功(ファルンゴン)への集団弾圧の実態が描かれたドキュメンタリー映画。マイケル・パールマン(Michael Perlman)監督と新唐人TVが共同制作。53分

法輪功(ファルンゴン)は、中国伝統文化の一つ、気功による心身健康法。約20年前から完全無料で一般に公開され、世界中に普及してきた。心身への効果 が高いことから、一般庶民から政府高官や軍の関係者も含めて、中国社会の各層で学習する人が爆発的に増え、弾圧されるまでは、愛好者は1億人に上ったとさ れている。当時の江沢民・前国家主席はこのことを政権への脅威と受け止め、1999年7月に弾圧を命じた。
※終了後、内モンゴル自治区出身・酪農学園大学教授星野仏方さんのお話があります。

[映画上映]田中正造没後百年・三國連太郎追悼「襤褸の旗~足尾鉱毒事件と田中正造~」上映会

●日 時 11月2日(土)①14:30~ ②17:30~
●会 場 札幌プラザ2・5 地下ホール(札幌市中央区南2西5狸小路)
●入場料 前売1,200円 当日1,500円    高校生以下500円
チケット取り扱い
●各プレイガイド:大丸藤井、道新、サンピアザ、パルコチケットポート、デュオ(新札幌)、サンピアザ、教育文化会館
●各店舗等:これからや、みんたる、アースカバー、くすみ書房、さっぽろ自由学校「遊」
●主催 さっぽろ自由学校「遊」

百年前の1913年9月4日。この日、足尾銅山鉱毒事件で鉱毒被害農民の先頭に立ち銅山の操業停止を求めて闘った田中正造が亡くなった。
「大勢来ているそうだが、うれしくとも何ともない。みんな正造に同情するだけだ。正造の事業に同情して来ているものは一人もない。行って、みんなにそう言え」左眼をつり上げて言った。それが最後の言葉であった。(城山三郎「辛酸」) 
そして、百年。正造の事業に「同情」していたらと今更ながらに悔やまれる…。

「遊」久しぶりの上映会は、初めての劇映画で三國連太郎が正造を演ずる「襤褸の旗」。「製作委員会」が1974年につくったモノクロ・35mm・115分をこれまた初めて劇場を借り切っての上映会です。是非、お運びください。
※6回シリーズの「田中正造講座」の1回目になります。講座の通し参加の方の入場料は受講料に含まれます。

[映画上映]映画「いのちを楽しむ」上映会~容子とがんの2年間~

●2014年2月8日(土)①10:00②14:00③18:00
      2月9日(日)①10:00②14:00

● 会 場 さっぽろ自由学校「遊」
※会場が狭いため混雑が予想されます。開演の10分前までにご来場ください。
※上映後、感じたことを話し合う時間を持ちます

●チケット 前売800円 (当日1000円)
 プレイガイド(大丸藤井・道新・サンピアザ)・これからや・らる畑・アースカバー・みんたる

「患者よ、がんと闘うな」の著者・近藤誠医師を主治医に持つ渡辺容子さんは、40歳で乳がんを発症、近藤医師の「早期発見・早期治療には根拠がない」という考え方に共鳴し、体にダメージの大きい手術・抗がん剤を極力避け緩和治療に徹する。彼女が迫る死を淡々と受け止め、友人と交流し、旅に出かけ母親を看取り「自分の死後には関心がない。現実が大事」と語って脱原発のデモに参加する様子を映画は映し出す。近くに住む友人たちがシフトを組んでそんな彼女を支える。容子さんの持っている人とのつながりの豊かさ、がんの末期になっても自分で調べ、交渉し、治療法や過ごし方を自分で決めていく姿に驚かされる。私たちはどのように生きどのように死んでいくのか?そんなことを深く考えさせられる映画であり、上映後ともに考え、語り合いたい。

制作著作:ビデオプレス 取材・構成:松原明 佐々木有美 宣伝協力:ウッキー・プロダクション(猿田) デザイン:渡辺純 2013年/日本/ドキュメンタリー/102分/カラー/4:3/DV-CAM

[公開イベント]水溜真由美さん出版記念『サークル村』―分断・格差とたたかう文化運動

「『サークル村』と森崎和江~交流と連帯のビジョン~」を語る

● 10月12日(土) 15:00~17:00
● 会 場 さっぽろ自由学校「遊」
● 受講料 当日1,000円 事前予約800円(お電話で申し込みください)

●水溜 真由美(みずたまり まゆみ) 北大大学院准教授(日本近現代思想史)。「『サークル村』と森崎和江」(ナカニシヤ出版)著者

今年4月に「『サークル村』と森崎和江」という本を出された水溜さんをお迎えし、本書に込めた思いなどを語っていただきます。筑豊の炭鉱地帯という場での労働者の闘い、横たわる矛盾を語り合い、文章にして交流することで乗り越えようとした取り組みの数々、それらを知ることが今の時代に向き合って生きることにきっとつながるにちがいありません。 
(水溜さんの著作「『サークル村』と森崎和江」は「遊」でも取り扱っています。なお、本書を読んでいなくても理解できる講座を考えております。)

「・・・労働者と農民の、知識人と民衆の、古い世代と新しい世代の、中央と地方の、男と女の、一つの分野と他の分野の間に横たわるはげしい断層、亀裂は波瀾と飛躍をふくむ衝突、対立による統一、そのための大規模な交流によってのみ越えられるのであろう。共通の場を堅く保ちながら、矛盾を恐れもなく深めること、それ以外に道はありえない。」(『サークル村』創刊宣言「さらに深く集団の意味を」より) 
『サークル村』は1958年9月に九州・山口におけるサークル交流誌として創刊され、1961年10月に終刊した。谷川雁、上野英信、森崎和江、石牟礼道子等がかかわり、三池闘争を超えようと闘われた大正闘争の中心となった。
※ 講座終了後、講師の水溜さんを囲んで出版祝いも兼ねた交流会を行います。そちらの事前申し込みも受け付けます。

[公開イベント]私たちを不幸にする世界の食糧システム~つくられた肥満と飢餓~

●日 時 2014年2月15日(土)13:15開場 13:45開演 (16:45終了)
●会 場 札幌エルプラザ(札幌市男女共同参画センター)・3Fホール(北8西3、札幌駅北口地下通路直結)
●入場料 500円
●主 催 さっぽろ自由学校「遊」、北海道食の自給ネットワーク、TPPを考える市民の会
●後 援  北海道 北海道生活協同組合連合会 生活クラブ生活協同組合

今、知ってほしい大切な「未来」の話。

世界では8億人の人々が飢餓状況にあると言われていますが、
その一方で肥満に陥る人々も10億人に達します。
そして、その生産・流通・消費の過程では、大量の食糧が食べられることなく廃棄されている現実があります。
少数の巨大企業が世界の食品の生産と流通を支配しつつある現在、
TPP(環太平洋連携協定)により、さらにその動きは加速されようとしています。
フォーラムでは、世界に広がる食糧システムの現状と問題点を見つめながら、
希望の持てる未来のために、今私たちが選ぶべき道をともに考えていきます。

<プログラム>
第1部 講演
世界の食のしくみと未来への提言~この現状を変えるために~
佐久間智子氏

第2部 対談 
TPPでどうなる? 私たちの食糧事情
佐久間智子氏 × 内田聖子氏

●ゲスト・スピーカー
・佐久間 智子(さくま ともこ)
アジア太平洋資料センター(PARC)理事。世界と日本の食料・水問題について翻訳・著述活動。近年の訳書: ラジ・パテル著、 佐久間 智子訳『肥満と飢餓――世界フード・ビジネスの不幸のシステム』作品社、2010年。
・内田 聖子(うちだ しょうこ)
アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長。国際NGOの一員として、TPP交渉会合にステイクホルダーとして参加、その実態を広く市民に発信している。