13.あしたの葬送

 葬儀の簡素化、樹木葬、散骨の選択など、葬送をめぐる意識、環境が大きく変わっています。日本は、多様化が進んでいるようでほぼ火葬だけを認めている、世界的に例のない画一化した火葬大国でもあります。アメリカでは、遺体をカプセルに入れて微生物の力で安全で豊かな土に変える自然有機還元葬が5年前から浸透しています。これからの葬送のあり方を問い直すために、さまざまな活動をしている方たちに講師になっていただきました。札幌市で自然有機還元葬の実現を目指している「循環をすすめる会」との共催です。

日程5月19日(月)開講 全5回 14:00〜16:00
会場さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
参加費通し:一般5,000円 会員4,000円 25歳以下2,000円
単発:一般1,500円 会員1,000円 25歳以下500円
共催循環をすすめる会
コーディネーター俵屋年彦(さっぽろ自由学校「遊」共同代表)
第1回
5/19(火)

「自然葬推進法」を実現するために
◼ 中村裕二(NPO法人葬送の自由をすすめる会会長)  ※オンライン登壇
 「葬送の自由をすすめる会」は今から35年前に日本で初めて自然葬(散骨)を実施し、その普及啓発に努めてきた市民団体です。さらに国民の基本的人権として確立させるためには、法律の制定が必須と考え、当会では「自然葬推進法」の制定を求めて署名運動を始めています。その経緯と未来をお話します。
第2回
6/16(火)
樹木葬の現在とこれから
◼ 上田裕文(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授、株式会社me.MORI代表取締役)
 日本において、樹木葬墓地は1999年以降急激に普及してきています。樹木葬墓地の国内外の事例から、現代社会における死生観、自然観の変容と新たな弔いのかたちを考察します。
第3回
7/21(火)
安心して最期を迎えるために
◼ 澤知里(認定NPO法人葬送を考える市民の会代表理事)
 1990年代から葬儀やお墓のあり方が大きく変わり、選択肢も広がってきました。反面、超高齢化と単身者の増加により多くの問題点も出てきました。その解決に向けた取り組みが求められています。1997年に始まった会の活動を通し、私たちが学び感じてきたこと、活動内容の広がり等をお話ししたいと思います。
第4回
8/18(火)
韓国の葬送について考える
◼ 朴仁哲(多文化共生・国際交流研究事務所所長) ※オンライン登壇の可能性あり
 韓国の葬送文化は、儒教の影響が根強い「三日葬(サミルチャン)」が基本ですが、近年は土葬から火葬への移行、散骨の制度化、他の宗教(キリスト教、仏教)の影響により大きく変化してきています。韓国の葬送文化について、映像や文学も交えて紹介します。
第5回
9/15(火)
循環する生と死—有機還元葬がひらく新しい葬送
◼ 小野梨奈(nanowa代表) ※オンライン登壇の可能性あり
 有機還元葬は、微生物の力で亡骸やご遺体を堆肥に分解して地球に還し、いのちのバトンを次世代へとつなぐことができる新しい葬送です。2023年に行った米国の有機還元葬スタートアップ視察の内容も一部ご紹介しながら、人間の有機還元葬実現に向けた課題、現在地、そして今後の展望についてお話します。

参加申込

・講座のお申込は以下の申込フォームにご記入のうえ、送信ください。
・参加の流れはこちらのページをご確認ください。
・自動応答メールにて受講料のお支払い方法(郵便振込)をご案内しますので、受講前にご入金ください。
※対面参加の場合は会場で現金にてお支払いいただくこともできます。

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