「らい予防法」と政策が著しい人権の侵害だったと違憲性を国が認めたのは、2001年だった。現在、全国13ヵ所の国立と1ヵ所の私立ハンセン病療養所の入所者(回復者)は、1000人を切り、平均年齢も各園で平均90歳近い。なぜ日本では療養所に囲い込む隔離主義が取られ、偏見、差別が助長されたのか。人権回復の声をあげた人々の闘いは受け継がれて行く。
| 日程 | 2024年6月2日(日)開講 全4回 月1回火曜18:45 ~ 20:45 *初回のみ別時間 |
| 会場 | さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)ほか *オンライン受講可 |
| 受講料 | 通し 3,000円 (単発 第1・2回800 円/ 回 第3・4回1,000 円/ 回 25歳以下500円/回) |
| コーディネーター | 浅川身奈栄(あさかわみなえ)ハンセン病回復者と北海道をむすぶ会 事務局長 七尾 寿子(ななお ひさこ)さっぽろ自由学校「遊」会員 |
プログラム(全4回)
2024年6月2日(日)13:30~ 第1回
公開講座 在日朝鮮人とハンセン病
会場:かでる2.7 1030会議室(札幌市中央区北2西7)
●金貴粉(キン・キブン)国立ハンセン病資料館主任学芸員。著作『在日朝鮮人とハンセン病』(クレイン、2019年)
日本のハンセン病政策のもと、療養所で生きざるをえなかった700名以上の朝鮮人入所者たちがどのように生きてこられたのか、個人史もふまえ、考えていきたいと思います。
7月23日(火)第2回
無らい県運動とは何か~戦時下のハンセン病療養所の実態
会場:札幌エルプラザ 中研修室
●黒尾和久(くろおかずひさ)考古学から縁あって国立ハンセン病資料館学芸員。現在、重監房資料館部長。
ドキュメンタリー映画『学芸員リポート3 無らい県運動をたどる~ハンセン病患者強制収容の実態~』の視聴を手がかりに、無らい県運動の暴力と戦時下の療養所の実態を考える機会としたい。
8月27日(火)第3回
北海道におけるハンセン病問題と家族訴訟
●原琢磨(はらたくま)弁護士、ハンセン病家族訴訟北海道弁護団事務局長
ハンセン病を理由として、北海道内から全国各地に強制隔離を受けた方々がいました。その方々の家族は凄惨な差別を受けて、現在もその差別を恐れて声を上げることができません。北海道のハンセン病問題と家族訴訟についてご報告します。
9月24日(火)第4回
ハンセン病と複合的な差別―旧優生保護法の違憲性と連なるもの
●秀嶋ゆかり(ひでしまゆかり)弁護士、ハンセン病市民学会全国交流集会in北海道実行委員会委員長
ハンセン病問題とともに、旧優生保護法下で行われた強制不妊手術等は、戦後最大の人権侵害の1つであり、日本国憲法のもとでも生かされ続けた法律に基づく非人道的な差別である。その実態を、世代を超えて語り継ぎ、差別を解消するために出来ることを一緒に考えたい。
ハンセン病問題関連イベント
・4月7日(日)ドキュメンタリー『マイ・ラブ』上映とお話 13:30~札幌弁護士会館、無料
問合せ TEL 011-633-6666 NPO法人札幌障害者活動支援センターライフ 田中
・5月11日(土)12日(日)ハンセン病市民学会 第18回総会・交流集会 in 北海道大会 かでる2.7
・7月13日(土)ハンセン病を生きた人のうた~沢知恵ピアノ弾き語りコンサート~
会場: 北光教会(大通り西1)詳細後日
参加申込
・講座のお申込は以下の申込フォームにご記入のうえ、送信ください。
・参加の流れはこちらのページをご確認ください。
・自動応答メールにて受講料のお支払い方法(郵便振込)をご案内しますので、受講前にご入金ください。
※対面参加の場合は会場で現金にてお支払いいただくこともできます。

