講座「20世紀を切り開いたアイヌ列伝」を2年間続けた後、次の企画を準備中、あちこちに声をかけていたら、きびしいアドバイスをいただきました。まず初めに足元を見直せ、和人である自分と向き合え、と。そこで、2025年度からこの講座を始めました。近年は遊に集う市民の新旧世代継承が活気づいていて、今春も鋭いテーマの講座が目白押しです。意識化、言語化への手さぐりが続く「和人問題」も、より深い精緻な掘り下げをしていきたいと思います。
| 日程 | 5月20日(水)開講 全5回 18:45 ~ 20:45 |
| 会場 | さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A) ※オンライン(Zoom)併用 |
| 参加費 | 通し 一般5,000円 会員4,000円 25歳以下2,000円 単発 一般1,500円 会員1,000円 25歳以下500円 |
| コーディネーター | 長岡伸一(元NHK 札幌放送局 番組制作ディレクター) |
| 第1回 5/20(水) | サケの「特別採捕」とオールドメディア ◼ 長岡伸一(元NHK札幌放送局 番組制作ディレクター) アイヌ民族のサケ漁の権利回復を求める訴訟は、今年7月2日(木)に札幌高裁で判決が出ます。初めて北海道知事が「特別採捕」を認めた1987年秋から、ラポロアイヌネイションの国際的な運動の広がりまで、映像記録も引用して振り返ります。 |
| 第2回 6/17 (水) | アイヌ工芸へのまなざし ◼ 山﨑幸治(北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授) アイヌ民族が作り出した工芸品は、日本史でいう近世以降、本州以南にも流通し、和人社会のなかでさまざまなまなざしを向けられてきました。本講座では、その歴史を概観するとともに、今日につながる課題についても考えてみたいと思います。 |
| 第3回 7/15 (水) | 先住民族の人権回復をめざして—市民は国会をどう動かせるか ◼ 上村英明(前衆議院議員〔れいわ新選組〕、市民外交センター元代表) 2024年10月に衆議院議員となり、今年2月の解散総選挙まで1年3か月、 国会質問など精力的な活動の成果を総括し、新たに見えてきた次代への課題を展望します。 |
| 第4回 8/19(水) | アイヌヘイトとオールドメディア ◼ 長岡伸一(元「先住民族の10年市民連絡会」事務局メンバー) 『アイヌ民族否定論に抗する』(河出書房新社)が緊急出版され、ヘイトスピーチ解消法が施行されて10年が過ぎます。国政選挙ではレイシズム煽動演説が票集めに活用される惨状です。このマジョリティ問題を、1億人を超える「当事者」の一人として考え直しましょう。 |
| 第5回 9/18(金) | 居場所を追われ続けた北千島アイヌ ◼小坂洋右(元北海道新聞記者) 千島列島の先住民族・北千島アイヌは、日本とロシアによる植民地化、そして戦争に翻弄され、集団としては消滅させられました。ロシアの圧迫で千島列島を逃げ惑い、日本政府によって色丹島に移住させられ、ソ連軍侵攻で北海道への逃避を余儀なくされた、その歴史をたどります。 *この回のみ、連続講座「『戦後』を問い続ける」との合同開催なので、日程が変則的です。ご注意ください。 |
参加申込
・講座のお申込は以下の申込フォームにご記入のうえ、送信ください。
・参加の流れはこちらのページをご確認ください。
・自動応答メールにて受講料のお支払い方法(郵便振込)をご案内しますので、受講前にご入金ください。
※対面参加の場合は会場で現金にてお支払いいただくこともできます。

