02. 境界をたゆたうLGBTQ+と/のわたしたち(後期)

 LGBTQ+ という言葉に対するイメージが、メディアによって画一的に規定されている現状において、固定的でないジェンダー/セクシュアリティの諸相を探る一年間の講座です。後期のテーマは「恋愛/性愛を問いなおす」。いわゆる「恋バナ」ってあまりにもマジョリティ前提のもので、マイノリティがパートナーの有無やケアなどについて安心して話せる場が無いですよね。恋バナならぬ「クィアバナ」ができる空間を目指して、様々な属性に関する話題提供&参加者との交流を行います。

日程11/24 (月)開講 全5 回 18:30 ~ 20:00
会場さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
参加費通し 一般4,000 円 会員3,200 円 25 歳以下2,000 円
単発 一般1,000 円 会員800 円 25 歳以下500 円
アクセシビリティUDトークなどの情報保障を用意できます。必要な場合はお気軽にお問い合わせください。
コーディネーター成瀬真己杜(北海道大学大学院文学院博士後期課程)、荒熊有(さっぽろ自由学校「遊」会員)
第1回
11/24(月)

LGBT って言うけどバイセクシュアルの話は誰もしない
 異性/同性の区別なく恋愛/性愛を経験するバイセクシュアルやパンセクシュアルは、他の属性と比べてあまり議論されずにいました。バイセクシュアルの消去と呼ばれるこうした状況は、異性愛/同性愛や男女の二元論に基づいています。バイセクシュアルの実践を通じて、セクシュアリティに対する想像力の拡張を検討します。
第2回
12/22(月)
AroAce コミュニティの多様性と他者に惹かれないことの困難
 AroAceとは、恋愛感情を抱かないアロマンティックや、性的惹かれを覚えないアセクシュアルなどの総称です。AroAce のコミュニティはその程度やあり方によってグラデーションを形成していますが、恋愛と性愛を区別する点が大きな特徴です。AroAce の生きづらさはどのような社会規範に起因するのか、議論してみましょう。
第3回
1/26(月)
クワロマンティックからクィアな親密さを考える
 友情と恋愛感情というのは一般的には区別されますが、その区別をしないのがクワロマンティックです。そうした人たちにとって、人間関係における親密さはどのような意味を持つのでしょう。前回のAroAce に関する議論を引き継ぎながら、多様なリレーションシップ(つながり)のあり方について掘り下げます。
第4回
2/23(月)
複数性と誠実さ―ポリアモリーは浮気性ではない
 複数のパートナーを望むポリアモリーの実践はしばしば浮気と混同されますが、誠実さを前提とする点で浮気とは異なります。すなわち、複数の関係性による柔軟性と、誠実なルールに基づく信頼性が両立されます。結婚制度や一対一の関係に限定されない親密さの実践をもとに、社会的に見えにくい関係性の価値を問い直します。
第5回
3/23(月)
開かれた関係性とその彩(いろどり
 これまで見てきた、既存の枠組みに収まらない恋愛/性愛の形や関係性を振り返ります。それぞれがどのような社会規範に抵抗し、どんなケアの実践を行ってきたのか、共通点や差異を見出し、これからの他者とのつながりを探ってみましょう。

参加申込

・講座のお申込は以下の申込フォームにご記入のうえ、送信ください。
・参加の流れはこちらのページをご確認ください。
・自動応答メールにて受講料のお支払い方法(郵便振込)をご案内しますので、受講前にご入金ください。
※対面参加の場合は会場で現金にてお支払いいただくこともできます。

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