2019年度後期から6期にわたり実施した「人も動物も満たされて生きる~アニマルウェルフェア(動物福祉)をめぐって~」の延長で、「人と動物との共存・共生のあり方」をテーマに学んできました。
今期は、新聞記者や酪農場の従業員、研究者、野生動物の保護に関わる人が講師となり、それぞれのテーマについて学びながら、人と動物とのより良い関係を創る道筋を探っていきます。
日程 | 2024年5月11日(土)開講 全5回 月1回 第二土曜13:30~15:30 |
会場 | さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A) *オンライン受講も可 |
受講料 | 通し 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000円 単発 一般1,500 円/ 回 会員・オンライン1,000 円/ 回 25 歳以下500 円/ 回) |
コーディネーター | アニマルウェルフェア講座担当チーム |
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プログラム(全5回)
2024年5月11日(土) 第1回
ヒグマは見ている
●内山 岳志(うちやま たけし)北海道新聞東京報道センター 記者
近年、道内ではヒグマと人との軋轢が増しています。クマたちの生息域が人里近くまで拡大し、人口減により人間の居住域や活動が縮小するなかでの、侵入圧力を防ぐ抜本的な取り組みの必要性などについてお話します。
6月8日(土) 第2回
「ファーム サンクチュアリ」に保護される畜産動物たち
●関口 晴実(せきぐち はるみ)酪農従業員
アメリカに多数存在する畜産動物の保護施設「ファーム サンクチュアリ」での視察・ボランティアの経験を元に、そこに集まる動物や人の生き方などについて紹介します。
7月13日(土)第3回
「タンチョウ鶴居モデル」の構築をめざして
●音成 邦仁(おとなり くにひと)鶴居村教育委員会 タンチョウ自然専門員
釧路管内鶴居村では、タンチョウとの共生に向けた取り組みを進めるため、2018年度に「鶴居村タンチョウと共生するむらづくり推進会議」を発足させました。「タンチョウ鶴居モデル」の構築をめざす、これまでの歩みをお話しします。
8月10日(土) 第4回
動物法への第一歩
●本庄 萌(ほんじょう もえ)長崎大学環境科学部 准教授(動物法、環境法政策)
日本の法制度のなかで、動物福祉(アニマルウェルフェア)がどのように位置づけられているのか、欧米の動物法などと対比しながら、皆さんと一緒に考えます。
9月14日(土) 第5回
ヒグマとの共存へ向けて
●鈴木 ひかる(すずき ひかる)(一財)日本熊森協会 札幌支部長
近年、市街地にまで出没してしまうヒグマが増加し、殺処分という痛ましい結果も生じています。しかし、殺処分を続けても、本当の解決にはなりません。今後、ヒグマとの共存へ向け、どのように取り組んでいけばいいのかをお話します。
参加申込
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