03. わたしたちは沖縄の現状にどう向き合うべきなのか

「日本にとって琉球は単に軍事的な前線基地として、あるいは中国と争ってわがものとしたために19世紀日本の『顔』が立ったことになった一種の植民地としてのみ、重要性があった。日本の政府はあらゆる方法をもって琉球を利用するが、琉球の人々のために犠牲をはらうことは好まないのである」

「琉球の歴史」ジョージ・H・カー(米国人歴史学者)の序文は現在もそのまま生きている。
台湾有事を煽られ、県民の意志を顧みず、県民が選んだ玉城知事の辺野古新基地設計変更への不承認に対して、日本政府は代執行という無謀な圧力で米軍と自衛隊の基地化を進め、沖縄の軍事植民地化はますます深刻化している現状だ。この差別的構造にわたしたちはどう向き合い、今後、行動していけばよいか「沖縄の基地引き取り運動」から学ぶ。

日程2024年4月22日(月)開講
全6回 月1回月曜 18:45~20:45
会場さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)*オンライン併用
受講料通し 一般6,000円 会員4,800円 25才以下2,400円
(単発 一般1,500円/回 会員1,000円/回 25歳以下500円/回)
コーディネーター渡名喜 隆子(とぅなち たかこ) 沖縄の基地を考える会・札幌
飯島 秀明(いいじま ひであき) 沖縄の基地を考える会・札幌

プログラム(全6回)

2024年4月22日(月)第1回
沖縄の米軍基地についてわたしたちはどう向き合うか

●高橋 哲哉(たかはし てつや)*オンライン登壇
東京大学名誉教授

5月20日(月)第2回
米軍基過重負担の沖縄から米軍基地を本土へ持って帰ってください

●岸本節子(きしもとせつこ)沖縄戦体験者
●知念栄子(ちねんえいこ)沖縄戦生き残り 
*オンライン登壇

6月17日(月)第3回
「本土」で基地引き取り運動をはじめて10年の今

●里村 和歌子(さとむら わかこ)  *会場登壇
本土に沖縄の米軍基地を引き取る福岡の会(FIRBO)

7月29日(月)第4回
リベラルと違う立ち位置で考える基地引き取りとは

●中村 之菊(なかむら みどり) *オンライン登壇
元沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党・右翼活動家

8月26日(月)第5回
人とのつながりが私を基地引き取りに導いた

●日野 晴美(ひの はるみ)
音楽サークル会員  *会場登壇

9月30日(月)第6回
投げられたボールを日本人はどう受け取る

●高橋 哲哉(たかはし てつや)
東京大学名誉教授 *会場登壇
沖縄には米軍基地に加え、中国脅威論の中で琉球弧に自衛隊基地が進出して軍事化が加速している、わたしたちは今後どう向き合い行動するか。

参加申込

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