社会・人権– tag –
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03.「手法」から考える社会運動―声をあげやすい社会をみんなで考える
社会を変えたいと思ったとき、必要になるのが社会運動です。さっぽろ自由学校「遊」には社会問題を知ることのできる講座がたくさんありますが、では実際に行動を起こしたいと思ったとき、具体的に何をするのがよいでしょうか。たとえば、消費税への反対... -
07.メンズリブを考えよう
「ジェンダー」と聞くと、男性は、自分たち男による女性への差別を思い浮かべ、「扱いにくい、厄介そう」として敬遠したくなりがちです。でも私たちが知らず知らずに抱え、とらわれている「男らしさ」もジェンダー問題の一面であり、また、男性の感じる生... -
06.境界をたゆたうLGBTQ+と/のわたしたち[前期]
LGBTQ+ という言葉に対するイメージが、メディアによって画一的に規定されている現状において、固定的でないジェンダー/セクシュアリティの諸相を探る一年間の講座です。前期のテーマは「アイデンティティを問いなおす」。性的マイノリティやかれらを取... -
08.コリアン・カルチャーの過去と現在
昨今、韓国の文化面を中心に、とくに若年層の韓国文化への関心の高まりが目覚ましいものとなっています。一方でその関心は表面的なものに留まっている傾向も否めません。2025年は日韓国交正常化から60周年に当たります。この機会に韓国への理解を深めま... -
09.路線バスは、どこへ行く―市民のための交通環境
私たちを取り巻く交通環境が、ここにきて急激に貧困化しています。いわゆる「2024年問題」として一括りに語られてきました。しかし噴出する問題の根底には交通運輸業界の過労働低賃金体質があり、その行く手には少子高齢化・地域衰退など人口問題も横た... -
10.老いと向き合う part 13
本講座も7年目です。日々老いていく自分を受け止め、どう前向きに生きていったらいいのか。仲間や関係団体、施設の方々に話題提供していただいた後、参加者で自由に語り合います。出会いと、お互いの経験に学びあう機会になっています。ぜひ一度参加して... -
17.戦間期日本における女性労働
戦間期日本では、女性の職業進出が活発になり、「職業婦人」という言葉が注目を集めました。労働運動に参加する女性が増え、女性労働者についての研究や女性労働者を描く文学活動も活発化しました。本講座では、『労働をめぐるシスターフッド―プロレタリ... -
18.日本の半導体は“再起”可能か?―国策半導体産業の将来と市民生活のリスク
2025年度から北海道ではラピダス、熊本ではTSMC の半導体工場が本格的な操業を開始します。しかし、地政学的にも経営学的にも環境リスク学的にも非常に厳しい現実があるうえに、米国トランプ政権誕生によって、半導体政策をめぐる米中貿易摩擦や日本の半... -
19.「和人問題」をあぶり出せ―なぜマジョリティは特権に無自覚か?
2024年10月、 佐々木史郎・北原モコットゥナㇱ(監修・著)『最新アイヌ学がわかる』(A&Fブックス)が刊行されました。様々な専門研究分野の最新成果がこの一冊に凝縮され、従来のアイヌ観を塗り替えました。本講座は、特に2つの論考—東村岳史「『和... -
20.カール・マルクス著『資本論』を読む
カール・マルクス著『資本論』は長く、難解で、一人で読むのはかなり困難ですが、重要な古典です。そこで2022年度後期より、宮田和保さんを講師に迎え、励まし合いながらじっくり読み進めています。今期は、「第1巻・資本の生産過程、第3篇・絶対的剰余... -
21.ベーシックインカム、無条件現金給付の社会学[初級編]
「全ての人に無条件に現金を給付する」という、これまでの社会保障になかった形の制度について、世界の事例を参照しながら、理論だけではなく私たち市民の日々の暮らしのレベルで理解し、個人の生き方や社会の在り方などについて考えます。 日程2025年5... -
22.このままでいいの? 再生可能エネルギーの進め方 part16
国は温室効果ガスの排出削減と経済成長の両立を目指し、グリーン投資(環境問題に配慮した経済活動への投資)を促進しています。しかし、その実態は果たして“ クリーン” なのでしょうか。すでに再エネ事業においては様々な問題が噴出し、アセスメント中...