1996年法制審議会答申以来30年間棚ざらしにされてきた選択的夫婦別姓法案がようやく国会で議論されるようになりました。その背景には3次に渡る選択的夫婦別姓訴訟、最高裁「合憲」判決への批判、世論調査を実施するたびに上昇する選択的夫婦別姓支持の高まりなどがあります。世界で唯一夫婦同氏を法律で強制している日本の現状を知り、「これっていいの?」という思いを、声に出して語り合いませんか。
| 日程 | 11 月14 日(金)開講 全5回 18:45 ~ 20:45 |
| 会場 | さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A) ※オンライン(Zoom)併用 |
| 参加費 | 通し 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000 円 単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円 |
| 協力 | 札幌市男女共同参画センター、札幌弁護士会 |
| コーディネーター | 雨宮恭子(さっぽろ自由学校「遊」共同代表) 若月美緒子(さっぽろ自由学校「遊」会員) |
| 第1回 11/14(金) | 私にとっての夫婦別姓 ◼佐藤万奈・西清孝(第三次選択的夫婦別姓札幌訴訟原告) 冒頭、佐藤さん、西さんにテーマに沿った話題提供をしていただき、その後は参加者全員で「自分にとっての夫婦別姓とは」を出し合い交流します。 |
| 第2回 12/12(金) | 結婚して改姓することはどれほどの負担か ◼清末国夫(アフガンに興味を持っている70代) 法律婚の際、妻が夫の姓に改姓する場合が94%以上ですが、6%弱の夫が妻の姓に改姓しています。そのような体験をされた清末(高橋)国夫さんにお話をうかがい、それを受けて参加者で語り合います。 |
| 第3回 1/16(金) | 法律婚と事実婚 ◼寺林智栄(弁護士) 法律婚と事実婚では実際どのような違いがあるのでしょうか。社会保障や遺産相続など多岐にわたる違いをお話しいただき、参加者でそれぞれの経験を出し合い交流します。 |
| 第4回 2/13(金) | 選択的夫婦別姓をめぐる経過と憲法上の権利 ◼清末愛砂(室蘭工業大学大学院工学研究科教授) 夫婦同氏制度はどのような経過から現在に至っているのでしょうか。また選択的夫婦別氏について憲法上の権利がどうなっているのかを学び、話し合います。 |
| 第5回 3/13(金) | 裁判を通して夫婦別姓について考えてみよう! ◼佐藤万奈・西清孝(第三次選択的夫婦別姓札幌訴訟原告)、山田暁子(弁護士) 現在第三次の選択的夫婦別姓制度を求める訴訟が東京札幌地裁に提起されています。過去の裁判も含め、 これまで裁判で問われてきたことを知り、訴訟の持つ意義を考えます。 |
参加申込
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