01. 公共交通は、どこへ行く?―ライドシェア、鉄道、飛行場…市民のための交通環境

 通勤、通学、通院、趣味、社会活動…交通は、私たちの健康で文化的な暮らしに不可欠なものです。いま社会の様々な場面で、交通に起因する問題が噴出しています。交通問題を突き詰めれば、理想的な街づくりを考えることや、さらには市民自治の問題にもつながります。前期講座「路線バスは、どこへ行く」に引き続き、市民のための交通政策や目指すべき都市交通・交通環境をみなさんと考えていきます。

日程10/20(月)開講 全5 回 14:00 ~ 16:00
会場さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)
参加費通し 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000 円
単発 一般1,500 円 会員1,000 円 25 歳以下500 円
コーディネーター北野入江(さっぽろ自由学校「遊」会員)
第1回
10/20(月)

ライドシェア―交通難民の救世主となるか?
◼鈴木久雄(全国自動車交通労働組合連合会北海道地方連合会・執行委員長)
 食料品店、病院、薬局、書店…歩ける距離に何もない町内と、なんでも揃う郊外の巨大スーパー。免許返納時代と頻発する高齢ドライバー事故。鉄道もバスも奪われた後にやって来るものとは?
第2回
11/17(月)
鉄道は誰のものか?
◼山田敬展(ひまわり号を走らせる札幌実行委員会・実行委員長)、榛葉章(同事務局次長)
 生活や健康を維持するため、そして文化を享受するために必要な交通機関。それは手軽で安全で、環境にやさしく誰でも利用できて然るべきもの。この問題にもっとも詳しく経験豊かな方々に提言していただきます。
第3回
12/15(月)
JRローカル線の未来
◼小室正範(北の鉄路存続を求める会)
 災害時の避難や救援などの備えとしても鉄道は必要ではないでしょうか。また、防災だけでなく医療、教育、福祉、環境分野にも鉄道は見えない形で貢献しています。もし鉄道がなかったとしたら、莫大な予算が新たに必要となるでしょう。今ある社会資本をいかに有効に活用していくのか、鉄道価値の「見える化」をみなさんと試みます。
第4回
1/19(月)
膨張する丘珠空港。狭まる市民生活
◼市民ネットワーク北海道
 北区・東区内のバス路線が縮小される中、空港へのアクセス案だけは熱く語られています。増え続け
るジェット機の離発着。増大する便数、騒音や振動、その危険性。市民の同意は、どこまで得られてい
るのでしょうか?
第5回
2/16(月)
自転車は、どこを走るのか?
◼佐藤陽介(北海道新聞社報道センター部次長)
 自転車はエコでシンプル、免許不要の優れた乗物ですが、歩行者との事故やトラブルが生じています。
2026年4月から自転車の交通違反に対して、「青切符」の取締りが始まりますが問題の解決になるでしょ
うか。さらに電動キックボードが全国的に解禁され、道路のカオス状態によりいっそうの拍車をかけて
います。道路は誰のためのもの?

参加申込

・講座のお申込は以下の申込フォームにご記入のうえ、送信ください。
・参加の流れはこちらのページをご確認ください。
・自動応答メールにて受講料のお支払い方法(郵便振込)をご案内しますので、受講前にご入金ください。
※対面参加の場合は会場で現金にてお支払いいただくこともできます。

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