29.戦後80年 札幌・小樽ピクニック

 資料館や記念碑など現存する歴史的遺物を札幌・小樽に訪ね、「戦争に至った戦前」、戦争の実際の一端、そして80年を数えた戦後社会の動きを実感するのがねらいです。また、かかわる人たちの話を聞き、「歴史を残し、伝える意味」を考えたいと思います。

日程2025年5月24日(土)開講 全3回 
 5/24、6/28、8/15
会場いずれも現地集合
参加費通し2,500円 (単発 1,000 円/ 回)
注意事項いずれの回も現地集合です。詳細を連絡しますので、必ず事前に申し込んでください。
コーディネーター山本伸夫(さっぽろ自由学校「遊」会員)/七尾寿子(さっぽろ自由学校「遊」会員)/北村公一(さっぽろ自由学校「遊」理事)

第1回 5月24日(土)13:00~16:00
つきさっぷ郷土資料館と平和公園(月寒)周辺

 つきさっぷ郷土資料館の建物はかつて旧陸軍の北部軍司令官官邸でした。2階には陸軍関係資料が収められ、「戦争資料館」との別名で呼ばれることも。近くの平和公園は第7師団歩兵第25連隊の跡地で、明治以来の戦死者を悼む忠霊納骨塔が残っています。これらの場所を巡り、資料館に係わるボランティアから戦争を伝えるにあたっての課題を聞きます。
◇集合:13時につきさっぷ郷土資料館(札幌市豊平区月寒東2条2丁目3-9)。地下鉄東豊線「月寒中央」駅1番出口から徒歩15分です。

第2回 6月28日(土)13:00~16:00
小樽で暮らした朝鮮の人々の足跡

 日本の帝国主義、植民地政策は小樽ではどう表れていたのでしょうか。最上公園の「朝鮮民主主義人民共和国帰国記念」の植樹と記念碑、市民会館の朝鮮皇太子李垠の植樹と記念碑などを回り、小樽に引き寄せられ、暮らした朝鮮の人々の足跡を辿ります。
◇集合:13時に北海道中央バス天狗山ロープウェイ線・終点「天狗山」。
 ※雨天の場合、翌日6/29に決行します。
共催:小樽自由学校ワオキツネザル

第3回 8月15日(金)10:00~12:00
護国神社の碑や遺品殿見学

 北海道には函館、札幌、旭川の3カ所に護国神社があります。1877年の西南戦争で戦死した屯田兵(戦死8名、戦病死28名)を祀る碑をその翌年に建立したのが始まりでした。アッツ島の資料も多く保存されています。改めてアジア太平洋戦争について考えてみましょう。
◇集合:10時に札幌護国神社(札幌市中央区南15条西5丁目1-1)の細石(さざれいし)があるところ。地下鉄南北線「幌平橋」より徒歩3分、札幌市電「行啓通」より徒歩3分です。

参加申込

・講座のお申込は以下の申込フォームにご記入のうえ、送信ください。
・参加の流れはこちらのページをご確認ください。
・自動応答メールにて受講料のお支払い方法(郵便振込)をご案内しますので、受講前にご入金ください。
※対面参加の場合は会場で現金にてお支払いいただくこともできます。

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