全国で住民無視、環境無視の再エネ開発が横行。水俣ではアセス公聴会で65 人が中止を訴え、宇久島では金に群がる行政・各種利権者が事業者に加担、北海道では既設風車による様々な被害が顕在化しています。林業の現場は、再エネ開発による森林伐採が土砂災害の一因になり得ると警告します。再エネによるクリーンな電気の地産地活の先は、電力大量消費のデータセンターや半導体工場! 半導体工場の実態も学びます。
日程 | 10月17日(木)開講 全6回 月1回木曜18:45 〜 20:45 |
会場 | さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A)*オンライン併用 ※ 講師は全員オンライン登壇です |
受講料 | 通し 一般6,000 円 会員4,800 円 25 歳以下2,400 円 (単発 一般1,500 円/ 回 会員・オンライン1,000 円/ 回 25 歳以下500 円/ 回) |
コーディネーター | 佐々木 邦夫(ささき くにお) 風力発電を地域から考える全国協議会共同代表 安田 秀子(やすだ ひでこ) 北海道風力発電問題ネットワーク副代表 糟谷 奈保子(かすや なおこ) 石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会 |
10月17日(木) 第1回
水俣に風車はいらない その2
●中村 雄幸(なかむら ゆうこう)
水俣の環境を考える市民会議事務局長
かごしま・みなまた風車ネットワーク共同代表
出来ることは、計画予定地域の現場から是非を検証していく。信じていることは、必ず法よりも住民の力が勝るときがある。住民が「自分ごと」として受け止める。何処まで浸透できるか!
11月21日(木) 第2回
長崎県佐世保市宇久島メガソーラー事業
利益重視で住民無視
●佐々木 浄榮(ささき じょうえい)
日蓮宗妙蓮寺住職 NPO 法人宇久島の生活を守る会会長
全国再エネ問題連絡会共同代表
島の1/4 がパネルに覆われようとしている(国内最大規模48 万kW の工事は着工済み)。採算性を追い求める事業者は、住んでいる者のことなんて眼中にない?「過疎化が進む地元のために事業を行う」と言っているが、ほんとに地元のためなのか? 違法な水路改造や土地の改変が届出なしで行われている。
12月19日(木) 第3回
半導体工場は電力多消費、原発依存産業!?
●藤原 寿和(ふじわら としかず)
半導体研究会、化学物質問題市民研究会
半導体産業は電力多消費産業で知られている。世界でもトップクラスの半導体工場が操業している台湾で、慢性的な供給力不足により、度重なる電力需給ひっ迫が課題となっている。ラピダスが本格操業になれば、再生エネルギーでは賄いきれず、既存原発に依存することは必至である。
1月23日(木) 第4回
再エネ先進地石狩市が目指す「地産地活」とは
●神代 知花子(くましろ ちかこ)
石狩市議会議員
全国に先んじて脱炭素先行地域として石狩産再エネの地産地活を目指す石狩市。RE100 エリアに集積するデータセンターやロープウェー構想も再エネ電源で計画されています。札幌市とも関連の深い地産地活の現状と課題について学びます。
2月20日(木) 第5回
国が目指す北海道の再エネ基地化 その実態は?
●佐々木 邦夫(ささき くにお)
風力発電を地域から考える全国協議会共同代表
風車建設計画が過剰に進む道北。道南には、新たに複数計画が判明。全道各地で建設・稼働に伴う住民生活への悪影響が顕在化し始めています。再エネ特措法改正により義務化された事前説明会の実態は問題だらけです。再エネ開発をめぐる最新状況を学びます。
3月20日(木) 第6回
土砂災害の原因は『豪雨』だけに非ず
●中嶋 健造(なかじま けんぞう)
NPO 法人自伐型林業推進協会代表理事
林業起因の土砂災害が全国で激増中です。その背景や実際について解説します。さらに解決策も提示します。
参加申込
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