09. 時代を切り取るワンデイ講座

 今の社会を読み解き、どう生きるかを考える上で、知りたいこと、学びたいことがたくさんある。それで今回は、そのテーマを1 回である程度学べるような形を考えてみた。更に深く知りたいという要望があったテーマについては、来期以降連続講座を企画することも考えて行きたい。

日程10月12日( 土) 開講 全5回 月1回 土曜14:00 〜 16:00
会場さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A) *オンライン併用
受講料通し 一般5,000 円 会員4,000 円 25 歳以下2,000 円
(単発 一般1,500 円/ 回 会員・オンライン1,000 円/ 回 25 歳以下500 円/ 回)
コーディネーター雨宮 恭子(あまみや きょうこ) さっぽろ自由学校「遊」共同代表

10月12日(土)第1回 地方自治の現状と今後
―地方自治法改正を通して

●久保木 匡介(くぼき きょうすけ)
 長野大学教員
 6月に地方自治法が改正され、新たに創設された国の指示権導入は、これまで勝ち取った国と地方公共団体の「対等協力」の関係を脅かし、自治事務に対する国の不当な介入が懸念されます。地方自治の現状と今後について考えます。

11月2日(土)第2回
視覚障害者と健常者が共に映画を楽しむには

●吉田 重子(よしだ しげこ)
 視覚障害当事者 元視覚支援学校教諭
●二通 諭(につう さとし)
 障害者映画研究家 札幌映画サークル会員

 6月に「障害」の有無にかかわらず共に映画を楽しむという課題に挑む「こころの通訳者たち」の上映会が催された。これを企画した視覚障害当事者の吉田さんと障害者映画研究家の二通さんが、いま思うことを語り合う。

11月9日(土) 第3回 
健康保険証廃止と地方自治

●稲葉 一将(いなば かずまさ)
 名古屋大学教員

 2024 年12 月2日、健康保険証の新規発行が終了する。しかし、医療機関においてはまだまだ健康保険証の利用者数が多く、健康保険証の廃止に反対する地方議会の意見書の可決もある程度ある。市民の気持ち、自治体の負担を国はどのように考えているのだろうか。

12月7日(土) 第4回
著者が語る『日本の近代思想を読みなおす「女性/ジェンダー」』

●水溜 真由美(みずたまり まゆみ)
 北海道大学教員

 近代日本の中で女性が売買春について執筆した様々なテキストをとりあげ、長らくタブーであった売買春の問題を女性自身がどのように語ろうとしてきたかを問い直す�V章「性を売る」に焦点を当て、著者としての思いを語ります。

1月11日(土) 第5回
ヤングケアラーとは?
―家族の介護を担う子どもや若者のことを知ろう!

●加藤 高一郎(かとう こういちろう)
 一般社団法人北海道ケアラーズ代表

 最近ヤングケアラーということばをよく耳にするようになりました。支援に携わる加藤さんに当事者の方たちの状況や支援の実際についてうかがいます。

参加申込

・講座のお申込は以下の申込フォームにご記入のうえ、送信ください。
・参加の流れはこちらのページをご確認ください。
・自動応答メールにて受講料のお支払い方法(郵便振込)をご案内しますので、受講前にご入金ください。
※対面参加の場合は会場で現金にてお支払いいただくこともできます。

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