07. NPOと市民セクターの新時代—源流と未来

 NPO法(特定非営利活動促進法)の制定から四半世紀が経ちました。この間、日本におけるNPOや市民活動は、社会においてどのような役割を果たし、またどのように変化してきたでしょうか? 本講座では、「NPO のDNA」をまとめた北海道NPOサポートセンターの協力のもと、NPO の原点・源流や本質を確認するとともに、日本のNPOの持つ課題などについて考え、今後の市民活動のあり方を探りたいと思います。

日程2024年10月10日(木)開講
全6回 月1回木曜(11/23 のみ土曜) 18:45~20:45
会場さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5 F 501A) *オンライン併用
受講料通し 一般6,000円 会員4,800円 25歳以下2,400円
(単発 一般1,500 円/ 回 会員・オンライン1,000 円/ 回 25 歳以下500 円/ 回)
共催北海道NPOサポートセンター(担当:伊藤 麻純、中西 希恵)

2024年10月10日(木)第1回
NPO活動の源流を探る

●上田 文雄(うえだ ふみお)
 北海道NPO サポートセンター理事(初代理事長)、前札幌市長、弁護士
●佐藤 隆(さとう たかし)
 北海道NPO サポートセンター顧問

 1998 年に成立したNPO 法(特定非営利活動促進法)以前より長きにわたり市民活動に携わり続け、北海道にNPO法やNPO の概念・活動理念、また民間のNPO 支援センター:北海道NPO サポートセンターの設立等に関わったお二方にNPO 活動の源流についてお話をしていただきます。

11月23日(土)第2回
NPOと公共性

●内田 和浩(うちだ かずひろ)
 北海学園大学経済学部教授
●定森 光(さだもり ひかる)
 札幌市議会議員

 「NPO」といえば「公共性」? NPO と公共性はどのような関係なのでしょうか。地域社会、市政、そしてNPO の視点から公共性についてお二方にお話していただきます。

12月12日(木)第3回
「NPOのDNA」をまとめた経緯

●中西 希恵(なかにし きえ)ほか
 北海道のNPO 戦略プロジェクトワーキンググループ

 北海道NPO サポートセンターが2022 年より北海道内にてNPO 法人等と対話を行い、2024 年6 月に発表した「NPO のDNA」。作成する中での気づき、作成に至る経緯について話します。

2025年1月16日(木)第4回
市民活動の国際動向

●堀内 葵(ほりうち あおい) ※オンライン登壇
 国際協力NGO センター(JANIC)シニアアドボカシーオフィサー
●有坂 美紀(ありさか みき)
 RCE 北海道道央圏協議会/ 北海道NGO ネットワーク協議会 事務局長

 2024 年5 月に開催されたイタリアC7 サミットに日本から参加された報告も交え、各分野での市民社会による国際的な連携や最新の動向についてお話ししていただきます。

2月13日(木) 第5回
市民活動とアドボカシー

●神田 浩史(かんだ ひろし) ※オンライン登壇
 NPO 法人泉京・垂井副理事長、あどぼ・してぃずんプロジェクト運営委員
●加藤 良太(かとう りょうた) ※オンライン登壇
 市民社会スペースNGO アクションネットワーク(NANCiS)コーディネーター、認定NPO 法人環境市民理事、あどぼ・してぃずんプロジェクト運営委員

あどぼ・してぃずんプロジェクト」では、これまで行ってきた研究会の成果を元に、「アドボカシーと市民社会の未来を展望する」という文書の作成を進めています。この文書を紹介しながら、市民活動とアドボカシーのこれからを考えます。

3月13日(木) 第6回
座談会「NPO・市民活動のこれからを展望する」

●多様な分野のNPOの方々
 北海道内で活動する多様な分野のNPO関係者を迎え、現在の社会課題を踏まえつつNPO・市民活動のこれからについて話し合います。

参加申込

・講座のお申込は以下の申込フォームにご記入のうえ、送信ください。
・参加の流れはこちらのページをご確認ください。
・自動応答メールにて受講料のお支払い方法(郵便振込)をご案内しますので、受講前にご入金ください。
※対面参加の場合は会場で現金にてお支払いいただくこともできます。

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